紙巻タバコからアイコスに完全移行して約1ヶ月半・・自分でも割りと簡単に煙タバコを止めることができたのは正直驚きだ。
アイコス歴は約1年と長いが、それは紙巻タバコと併用していたから。どちらかというと紙巻のほうが多かったかもしれない。
しかし、その併用を完全にやめたのは「受動喫煙の恐ろしさ」を知ったからだろう。
受動喫煙による推計年間死亡者数1万5千人という数字は私の心に大きく響いた。
喫煙歴約20年・・今まで垂れ流してきた副流煙は数知れない。そんな私はいいかげんに「もうここらへんが潮時」だと感じたのである。
そして・・iQOSオンリーである。最初の1週間はホントキツかったが、それを過ぎれば違和感は無かった。
だが、しかし!
ソレはアイコスだけを使用し続けた約1ヶ月後に起こった・・
この記事はあくまで個人の体験をそのまま綴ったものです。
体中が痒くて痒くてどうしようもない!
何が起こったんだ・・それは右腕から始まった。
最初はよくある肌の乾燥だと思い、特に気にはしていなかった。なぜなら風呂上りに顕著だったからである。
こんなの保湿クリームでも塗っておけばとりあえず治るでしょ・・そんな甘い考えしかこのときは頭に無かった・・。
ところがである・・
それから約1週間しても痒みが収まらない。収まるどころか時が経つにつれどんどん体中に痒みが広がっていくではないか。
右腕、右肩、左腕、脚、もも、頭、首、お尻(笑)・・ありとあらゆる部位にポツポツと蕁麻疹が現れ、痒み警報が発生していく!。
しかも湿疹、かぶれ、ニキビ?。かゆい!かゆい!かゆぅいいいいいっ!痒みで頭が昇天。
これはいったいどういうわけなんだ!
私は考えた・・・
体に何か起こっている?何か食べたか飲んだか?薬か?どう考えてもこの体調不良の症状はアレルギーくさい。
体が危険信号を発してるのである。最近何か変わったといえば・・
iQOSか!?(( ;゚Д゚)))
コイツか?・・(机の横のアイコスを睨む)
しかし、解せん・・。紙巻タバコから脱却して約1ヶ月、有害物質90%減少だったはずだよな!
ニコチンアレルギーなるものが存在するのか?
一つはニコチンアレルギー。もう一つは禁煙による好転反応らしい。
どちらの症状も全身の痒み、湿疹を確認できた。注意すべくはこれらのデータが医療機関から出されたものではない」ということ。
あくまでネットからの情報なので心底信じないでください。
しかもアイコスに関してはまだまだ未知数であり、情報を開示しているサイトはごくわずか。
ここは自分で判断し、快方への道しるべを探せねばいかんだろう。とにかく現在考えられる、この二つの詳細について記す。
ニコチンアレルギーとは?
化学物質過敏症の一つで主に受動喫煙などにより引き起こされる場合があり。
せきやくしゃみ、喘息や肌疾患、頭痛、吐き気などの様々なアレルギー症状を引き起こす。非喫煙者に多く、何十年も喫煙をしている人にはあまり多くみかけないらしい。
あくまで参考程度にとどめてくださいね。
禁煙による好転反応とは?
東洋医学で「治療によって引き起こされる症状のこと」。めまい、頭痛、倦怠感、肌荒れなど病気によって症状は様々。
禁煙は厳密にいえば好転反応とは呼ばない。喫煙によって摂取した毒素が体内から抜けるため引き起こされる症状のことをいう。
喫煙者の場合、たとえば口内炎、肌荒れ、花粉症などアレルギー症状は、主に「タール」によって守られている。
学術的で信憑性のあるサイトを見たので気になる方はどうぞ。
アイコスにはタールが無い・・ということは免疫力を持ったタールを摂取しなければ「赤子同然」なわけだ。
これは好転反応というか、好転ではなく衰退反応ではないのか?もちろんこれらの症状(私の場合は痒み)がタールによるものなのか、はたまたアイコスの未知なる化学物質によるものなのかは不明。
そもそも喫煙などまったく関係ないかもしれない。
しかし、私の症状は明らかにアイコスによって引き起こされたものであると確信している。
ナゼならばこのような全身による皮膚疾患など「生まれてこの方」罹ったことがないのだから。
起因物質はタールなのか?
紙巻タバコを止めた・・タール摂取ゼロ・・
あの憎き有害物質の雄「タール」が喫煙者を影ながら支えていたなんて・・なんとも涙が出てきそうである(笑)。
そもそも薬とは毒である。毒をもって毒を制すともいい、薬と毒は表裏一体なのだ。
アイコスに完全移行して、タールや一酸化炭素を摂取しなくて万々歳!・・とも言い切れなくなった。
これでは本末転倒ではないか!健康のためにアイコスに変えたなどとは心底思っていない。
しかし周りの方への配慮のためにアイコスに完全移行したのだ。それがこんな形でアダになるとは紙巻タバコの呪いなのだろうか。
否!もう戻れはしないのだ・・あの石油臭く墨汁のような煙は二度と御免である。
かゆい!かゆい!かゆい!
ああっ!痒くてたまらんっ!
こういった禁煙(タール未摂取)による好転反応は免疫力が落ちてる方が罹りやすいという。
巷の情報では1ヶ月もすれば体が慣れて治っていくそうな・・。もちろんそんな話は人によりけり!取り返しがつかなくなる前に速攻皮膚科へ行くことにする。
自己判断で市販薬は厳禁だ。特にステロイドが合わない方は危ない・・。
さて、今回は「痒み」症状についてでしたが・・この他に「アイコス」による体調の変化(主に不具合)はまだまだあります!。
そのお話は次回に書いていこうと思っています。恐るべしはアイコスではなく、自分の自己管理の怠惰が引き起こしたもの。
大いに反省して、確かな知識と行動で無理のないスモーキングライフを送っていこうと思います。尚、喫煙は20歳になってから!
追記(9月15日)
あれからだいぶ痒みも収まりつつあります。しかしこういった蕁麻疹のような痒みはステロイドや塗り薬よりも抗ヒスタミン剤のほうがよく効きます。取り急ぎ「痒み」を抑えたいなら飲み薬をお勧めします。しかし症状が長引くようでしたら必ず皮膚科を受診してくださいね。