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iQOS(アイコス)の在庫と流通システムの謎に迫る!

time 2016/07/02

前回の記事「アイコスが通販で売り切れ?だが購入する方法はある!」で、喫煙率の低い地域ならアイコスの在庫有りの可能性が高いというお話をしました。しかし、あれから時は経ち、もしかしたら在庫は違う地域に流れたのか?という考えが浮上したのです。今回はそんな「地域差によるアイコスの在庫有無」について考えていきたいと思います。

そして、「何故アイコスは在庫切れなのか」という自分なりの考察もしてみました。合わせて読んでいただければ、この悲惨な現状に納得するかもしれません。早く安定供給してくれなきゃ、買い控えが起こっちゃうよPMさん・・・。あー?アイコス? 俺イラネ。

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喫煙率が高い地域は紙巻で十分な説

まずは全国の喫煙率のお話から。厚生労働省が「がん対策推進基本計画」に基づいて毎年調査している「国民生活基礎調査」によれば、都道府県の中で一番喫煙率が高いのは男性で「青森県」。女性は「北海道」という結果でした。

◆都道府県別 成人喫煙率
喫煙率が高い上位5県(2013年)
男性 青森県、佐賀県、北海道、福島県、秋田県
女性 北海道、青森県、埼玉県、大阪府、福島県

青森、北海道、秋田、福島などの東北地域での喫煙率が多い。この北海道と青森というのが男女共にランクインしているのが謎なんです。私の推測では「自営業の多さ、公共施設の少なさ、寒冷地域」ということに着目しました。

北海道は都市部ですが、それ以外の広大な大地が多いため、漁業や農業などの自営業に携わる方は多い。青森もまた、漁業や林業が盛んな地域です。秋田のお米は有名ですしね。それと都道府県別で平均寿命が短いのも東北地域の青森が1位です

続いて秋田、岩手、福島も多いです。これが喫煙率と相関があるのかという限定はできません。一部、噂では教育水準が低いと喫煙率が高くなるという情報もありましたが、公に出されたデータは存在しないのでガセでしょう。

さて、これら喫煙率が高い東北地域の方々は「アイコス」をどう思ってらっしゃるのでしょうか。これも推測ですが、アイコスというのは「喫煙マナー」が代名詞な商品。喫煙率が元々高い地域ならば、周りの方も当然吸っていることでしょう。都市部(人口密集地域)ではないため、相手(地域社会)に気兼ねをする心配がないかと考えられる。もちろん、これは憶測であり、喫煙マナーを守ってる方も当然おられることでしょう。

しかし、統計的に見て喫煙率が高いわけですから、上記のような「相手に気兼ねなく吸える環境がある」ことは間違いない。これが東京や大阪、名古屋なら路上喫煙禁止条例がまず適用されます。しかし東北地域の市町村では路上喫煙禁止条例の地域は一つもありませんでした(北海道の札幌市はあります)。

これらを考えると、わざわざアイコスなんていうタバコもどきに手を出さずとも、「紙巻タバコで誰も文句を言う人間は少ないだろう」という結論が出ました。ということは、喫煙率が高い東北地域ではアイコスよりも紙巻タバコ全盛だということです。

故にアイコスの在庫も余ってるんじゃないだろうか?余っているというか「普通に買える」レベルではないだろうか。そう推測します。東北への物量コストの問題もありますし、イッキにたくさん在庫持ってちゃえ!って、なりませんか?。私がトラック会社の社長なら絶対そうします。何度も東北まで運ぶのはキツイです。

ここまでのお話で、まるで東北、青森を侮辱したかのように思われるかもしれませんが、これは喫煙率に限ったことだけです。そしてあくまで個人的仮説です。不快に思われた方には深くお詫びいたします。

アイコスの流通システムを知れば現状に納得がいく?

アイコスの国内流通のお話なんですが、いったいアイコスってどこで作られて、どうやってコンビニなどに並ぶの?と疑問に思ったことはないですか?少なくとも私はあります。ここまで在庫が少ないのですから、流通事情に不安をもってあたりまえ。色々と調べてみたんですが、なかなか詳しい情報は出てきません。

知りえたことを言いますと、アイコスはまず、フィリップモリスの統括センター(スイス)で開発・臨床試験などが実施されています。そして製造はマレーシアの工場が一手に担っているそうだ。世界中のパッケージはそこで作られているんだそうです。

そこからフィリップモリス社のタバコ専売権を持つ日本の大手商社「双日プロモーション株式会社」が船便で輸入し、国内での販売主となっています。生産はフィリップモリス。国内販売は「双日」に委託ということでしょう。

では、日本に運ばれてきた「アイコス」はどのような形で小売店に渡るのか。分かりやすい図解がJT公式サイトに出てましたので参考にします。

transport.jpg

これがアイコスのような「喫煙補助具」に当てはまるのかどうかは不明ですが、タバコ流通網としてはほぼ一緒だと思います。上の図でいえばJTがフィリップモリス社、特定販売業者が双日です。私達の手元に届くにはこれだけ多くの関所を通ることになるんです。

気になる点がありますよね・・。
気づいた方もおられるかと存じますが、「卸売り販売業者」って何?って話です。小売店はコンビニやタバコ屋、スーパーですね。しかし、この卸売り販売業者・・気になる~。ここを突けば「在庫」がいっぱいありそうですもんね。

卸売り業者とは俗にいう「問屋さん」です。直接のお客さんは小売店になりますよね。現状はアイコスをもっと入荷したいから、問屋さんに発注かけるんですよね。しかし双日から問屋さんにアイコスが渡らなければ、小売店もどうしようもないわけです。今ココ。

 

誰もがアイコスを売りたいということ

よく世間ではバイラルマーケティングの一種「品薄商法」とか言われてますが、これは元々人気のない商品に適用される商法なので、アイコスに限っては無いと思います。既に魅力ある機能が実証されてるわけですし、(煙が出ない、匂いが少ないなど)あえて品薄商法で人気をとる必要性が無いということ。しかも早く売らなければ機会損失も甚だしいレベル。プルームテックがすぐ後ろを走っているのに「売りたいけど売れない」。これは本当に販売元も困ってるんだと思います。

 

元凶は海外工場の生産性と定期便の少なさ

下流の濁りは上流を見れば分かります。アイコス工場の生産性は妥当かどうか。生産しても物流が滞ってないか。下流である小売店が品切れを起こしている現在、問題は間違いなく上流(生産工場と海外物流)にあります。

アイコスの小売価格は1台9,980円です。構造自体はいたってシンプルで、充電機とバッテリー、そして熱伝道制御装置くらいのものです。高価な理由は加熱ブレードに金、プラチナを使用してるからでしょう。そしてリチウムイオンも高い。リチウムイオンバッテリーは危険回避対策が必要になるので、はたして海外ブランドだけで生産しても大丈夫なのか?という不安もあります。もしかしたら商品チェックに時間がかかってるかもしれませんね。何かと不具合が絶えないアイコスですから。

しかもアイコスは新商品である。まだ「ライン生産が整備されていない時期」に大量注文が殺到。当初の予定よりも大幅なズレが生じている状態だろう。これほどの爆発的人気など想定していなかったはず。

そして、晴れて生産されたアイコスが日本へ運ばれるわけだが。なぜに船便という牛歩戦術など使うのだろうか?。早くても2,3週間はかかるだろう。航空貨物にすれば2,3日で着くはず・・・。この問題を調べましたところ、どうやらアイコスのバッテリーに原因がありまして・・発火の恐れがある電子部品などは飛行機では運べないそうです。なんともイジらしい。そりゃあ、在庫が少ないわけだ。

このような状態では「強運」が無いとコンビニでは買えません。間違いなく7月以降もキャンペーンは続くでしょう。4月の全国販売から約3ヶ月が経とうとしています。なのに店頭では買えませんし、クーポンコードもただの紙切れ。アイコスシールばかりが目に付き、肝心なモノが無いのにバリエーション増やしすぎでしょ(笑)。

さて、今回もお話が長くなってしまい申し訳ありませんでした。買えない方への「気休め」程度になれば本望です。来年の今頃はどうなってるんでしょうね。特売4,980円!とかなってたりして。ありえますね・・来年まで待つか・・。?えっー!!

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