プルームテックが福岡で23日に店頭発売された後、Amazonで事は起こった・・。そう、「お祭り」の始まりである。
祭りとは転売する業者・個人にとって「バブル」そのもの。10年に一度あるかないかの「またとない機会」が訪れたわけである。
別に転売されている方々を軽蔑しているわけではない。ある程度の価格を付けなければ、ますます手に入りにくくなるということもあるからだ。
しかし、度を越したプレミアム価格はもはや「ギャグ」でしかない。
適正なプレミアム価格とはいったいどこまでのことを指すのか?。そんな疑問を考察していきたいと思います。
今、こんなことになっています・・
これは先日のアマゾンマーケットプレイスでの通販価格だ! (6月24日)
予想以上に異常価格が付けられている。
んっ?・・に、28,000円だと・・?
あっれ~、たしかプルームテックスターターキットって、もうちょっと安かった気がしたんだけど気のせいだよね?うん、気のせいだ。
希望小売価格に毛の生えた程度でしょ?。今は在庫が少ないんだからプレミアム価格は当然当然!。高いけど買おうか迷うな~。
よーっく、目を凝らしてご覧下さい・・
※公式オンラインショップより
20,000円でしょ・・?
よーーーっく!目を凝らしてご覧下さい・・
((( ;゚Д゚)))))
2,000円じゃねーか!バカ野郎がっ!
28,000円ってプレミア価格にもほどがあるだろっ!
どうしてプレミアム価格になるの?
さて、恐ろしい程の異常価格28,000円を目の当たりにしてどうですか?こんなもんですかね?普通ですか?(笑)
しかし2,000円が28,000円ですよ・・。28,000円あれば、何が買えるだろう。
一人用のテレビ、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器など、大体のものは買えますよね。
そんなお父さんのおこづかいレベル並の値段を提示する理由とはいったい何しょうか。しかも元が2,000円なのに・・。10倍以上ですよ、みなさん。
あまりに現実とかけ離れすぎてると思いません?。
販売者だって「さすがにコレは・・」と当然思ってるはず。しかしこの値段で提示する理由が販売者にはあるということなんでしょう。
プルームテック(再販)は今月、23日に発売されていますので、いち早く購入した方が「一番乗り」でプレミア価格を決めることになります。
では一番乗りした販売者は誰でしょう?しかしその前に、どうしてプレミアム価格になるの?というお話をします。
プルームテックデバイスのメーカー希望小売価格は2,000円です(キャンペーン適用時)。
値上げ、値引きが一切できない「定価」ではありません。希望小売価格は参考価格とも呼ばれ、小売業者以外のメーカー側が定めたものです。
法的には希望小売価格より吊り上げてもなんら問題はありません。なのでプレミアム価格を上乗せしようがが販売業者の勝手なわけです。
プルームテックは喫煙補助器具とされ、タバコ販売許可店しか卸せません。ちなみにタバコの値上げ、値引きは法律で禁止されています。
なのでプレミア価格で販売されている業者さんなどは「タバコ」を取り扱っていませんよね。
購入ルートは「小売からの購入」しかありませんし、値段も自由に付けられます(合法)。逆にタバコ販売許可店さんなら正規の値段しか販売してはいけないはずです。
地域に根ざしている組合加入店ならば尚更抜け駆けはご法度。
さて、プレミアム価格をつけているネット販売業者さん(多くは個人)の多くは、仕入れをどうしているのか不明なんですが、ルートがいくつもあるんでしょうね。
全国を相手にしているわけですから、在庫確保は並みの苦労ではないと思いますね。
そんな中で毎日のように価格変動を調査し、多いときには1日数回も値段を変える場合があります。
一歩間違えれば、ライバル店に客を取られかねません。しかし、商品が飽和になってくると、プレミアム価格には必ず「終わる日」が来ます。仕入れをどの時期まで確保すべきか?引き際の攻防戦・・。
正直、映像制作を生業としている私としては1本映画が作れそうな勢いです。やれボッタクリだの、詐欺だのとおっしゃる方もいますが、アナタ?こちとらボランティアじゃないんですよ?(私は業者ではありません笑)。
適正な値段で売れば、それこそ即効で売り切れてしまい、本当に必要な方に周らなくなる。
プレミアム価格とは誰しもが納得して購入できない価格である。故に納得しない方は無視して結構だということです。
コンビニを20件回っても、50件電話しても、リサイクルショップ行っても、ゴミ箱漁っても見当たらないのが現状の今!プレミアム価格は必要だということです。
異常なプレミアム価格での宣伝効果と市場操作
さて、本題に入ります。
プルームテックが28,000円と決めた転売業者さんですが・・。この値段が今後の市場を左右する一番の重要ポイントだと私は推測します。
一番最初に決めた(確認できた)プレミアム価格は、他の転売屋さんも気にするでしょう。じゃあ、ウチはどれだけここから下げるか・・これがスタートなわけです。簡単な交渉術もそうです。
フリマなどで元々3,000円で利益が上がる品を「初めは5,000円」で提示します。客との交渉の末、なんとか20%オフで手を打った。
客は5,000円から4,000円になって特をした気分になる。販売者も基準の3,000より儲かってWinWinとなる。
一方バカ正直に3,000円からスタートすれば、儲けは少なくなるでしょう。値段は好きに設定していいんです。客が知らなければのお話ですが・・。
しかし、今回の場合、お客さんはプルームテックの値段を知っています。2,000円の品物が28,000円で簡単に買える値段でないのは販売者も当然理解してのこと。
理由の一つは価格を大幅に上げて、市場の遊びを広くしてあげること。
28,000円から19,800円になったら安くなったと思いません?(笑)元は2,000円なんですけどね(笑)。
そしてもう一つの理由としては「話題性」ですね。今回の記事を書くほどの熱量をもらいましたし、読んでくださる方がビックリしてくれたら尚更、宣伝効果になりますよね。
これが中途半端に9,800円だとこうはならない。結構ウマイと思います。以外に本人様は利益率のことしか考えてなそうだったり(笑)。
プルームテック価格の今後の推移
普通に考えたら無視すればいいだけのことですよね。
この2,000円の商品を28,000円で売ろうと、購入するつもりはないと。自分には関係のないことだとね・・。
しかし、関係のある人達からみたらどうでしょう?プルームテックの予約は簡単に行えますが、購入までの期間は早くても2,3ヶ月は要します。
ここ1ヶ月以内でID取得された方だと購入は来年になることは免れません。またはスモーカーズIDなどメンドウだから登録していない方もいることでしょう。
そういう興味のある方にとって、「金さえ払えばすぐに手に入る」というのはとても魅力敵に映ることでしょう。
アイコスの大人気でまだ吸ったこともないプルームテックへの期待感・・。
煙が出ない、火を使わない、匂いが少ない、付け加え値段が安い!今は高いのかな(笑)。
そんなプルームテック人気の火付け役は当然アイコスでしょう。私もブログ記事を書き続けている際は、必ずコンビニで「アイコスありますか?」と聞きます。
未だに「未定です」の一点張り。最近になってようやく「週2個入荷します」というコンビニが増えてきた。
たぶん、「常時在庫有り」はすぐそこまで来てます。早くて来月半ばには巷に行き届いていくでしょう。
同様、プレミアムな値段も希望小売価格に近づいていくと思われます。問題はプルームテックのプレミアム価格推移ですが・・。
アイコスとは違い、公式サイトから通販できる理由も考えて、「もって3ヶ月です」。来年組は来年組でアイコスで凌げますしね。
同じ無煙ならあえてプルームテックを選ぶ理由もないでしょう。私がアイコスを知った時は去年の10月です。
アチコチのコンビニでフィリップモリスの社員さんが営業してました。
その時はアイコスのアの字も知らない方ばかりで、対面営業の不慣れな社員さんも現在の大人気で報われたなぁ・・。そして今度はJTがどう対抗するかですね。
紙巻は無くなりはしないが、購買率は今後間違いなく減少するでしょう。その補填をプルームテックだけで凌ぐには少し無理があるように思えます。
デバイスの惰弱製保持と税金がかからないことを切に願います。