GariGari-Studio

会館PAから吊マイクなどの音をもらう手順と設定

time 2016/04/13

記録ビデオ業者のみなさん、または記録ビデオ愛好家のみなさん、いかがおすごしでしょうか。さて、記録ビデオというものは絵も大事なんですが、音声収録も同じくらいに大切なのはご存知ですよね。この音声収録なるもの、自分でマイクを立てたり、会館やPAから音をもらうなどして収録するわけなんですが、うまくいかないことってないですか?

私も若いころは音声知識が乏しいためよく失敗をしましたし、ここで一度おさらいとして、ビデオの音声収録方法について記していきたいと思っております。

今回は会館やPA(音屋さん)から音をもらう手順についてお話をします。ビデオ撮影は一人でもできますが、良い音を録ろうとするならばお世話にならなければいけないスタッフがいます。それら音響スタッフのみなさんはビデオ撮影のために存在しているわけではありません。くれぐれも最低限のマナーを守って接しましょう。

 

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まずは事前に会場側や音響業者さんに連絡をする

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文化会館、市民会館、イベント会場、名前は違えども音響設備が整った会場では必ずといっていいほど音をもらうことになります。その理由としては、自分でマイクを立てるより遥かに良い音が録れるからです。

特にMCマイク関係は会場専用。司会者などが使うマイクは会場のものを使いますからね。自分でマイクを持っていき、コレ使ってくださいなんてことはできません。なので、撮影をする前に会館やPAさんに連絡をして、当日の収録が円滑に進むようにすることが肝要なのです。

それと主催者側が会場打ち合わせをする際、「ビデオ撮影をするので音声が欲しい」ということを会場のスタッフに伝えておいてもらうといいでしょう。会場側は業者(プロ)が入るのか入らないかは必ず確認をします。しかし、音声がいるのかいらないかは主催者側も分からない場合が多く、これがトラブルへと繋がっていくわけです。

当日になって始めて音が欲しいなどと言われても、会館スタッフやPAさんは困ってしまいます。ミキサー出力に空きが無いことや、それに係わる手間もヒマもないことは承知してください。

アマチュアの方も同様、主催者にお願いをして「音が欲しい」ことを伝えてもらう。もちろん詳しい出力方法などの連絡はビデオ撮影をする方が連絡をしてください。

ちなみに会館側の音響設備の使用は無料ではありませんのでご注意を。支払いは主催者側かビデオ撮影側か、どちらになるのかという確認もしておきましょう。これを怠ると後々トラブルになりかねません。

 

現場に着いたら挨拶と確認作業

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当日、事前に連絡をしておいた会館(PA)音響スタッフに挨拶をします。この時必ず担当者名を覚えておいてください。現場入りをすると会場側のスタッフなのか外部のPAさんなのか、はたまた照明さんなのかが分かりづらく、名前を覚えておかないと迅速に確認作業ができません。そして声をかける際には、作業中でないかを確認すること。特に反響版などを操作している場合はステージ内に入ってはいけません。入りの時間も事前に伝えておきましょう。

担当者がみえたら出力先の案内をしてもらいます、どこから出力されるのかを確認すること。そして音声ケーブルの導線上に照明ケーブルや電源ケーブルなどの「ノイズ発生の原因となるもの」がないかを確認します。もし、ノイズの原因となるケーブルと一緒に引かなくてはいけない場合、別のパッチからの出力もお願いしてください。不可能なら潔く諦めます。郷に入れば郷に従えです。

そして出力先の確認後、撮影準備に関するあらゆる内容を伝えておくと二度手間になりません。卓や撮影場所の確認、電源、ホワイトバランスをとる時間など。その都度確認のためにスタッフを呼ぶようでは向こうも仕事がしづらくなってしまいます。もちろん印象も悪くなるでしょう。長くお世話になる施設なら尚のことです。

私の経験によれば音声知識よりも「上記のような円滑な段取り」が一番重要だということを知っていただきたい。音声を良い品質で録るためにはカメラマンだけでは限界があります。なので音響スタッフの助けが重要なわけなのです。餅は餅屋。

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