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プロは信用するな!幼稚園の生活発表会は親が撮影すべきだ!

time 2015/11/03

肌寒くなってきましたね~11月に入りました。11月~12月といえば幼稚園では発表会シーズンではないでしょうか?2月くらいにもありますけど、やはり仕事としてみたら11月、12月が多いように思えます。

さて、この「生活発表会」とはなんぞや?
発表会なら分かりますけど「生活」が付いてるところがナゾなんですが、要は1年の集大成ともいえる「園児と職員」による汗と涙の結晶なのであります。

今回はこの道18年の私が長年「生活発表会」を撮影してきて思うこと、タイトルにもありますが「プロにまかせないで!自分の子は自分で撮影したほうがうまく撮れます!」このスローガンでお話を進めていきたいと思います。

 

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プロは全ての子供を平均的に撮影する

私たちが発表会を撮影するにあたって心がけているいることは「子供達を平均的に撮る」ということです。一人も欠かしてはいけない、映りに偏りがあってはいけない。不特定多数の方に購入していただくためには当然の撮影方法です。しかし、この方法だと時間が短い演目(特に年少さんの遊戯など)は一人2,3カット程度しか撮れません。

親御さんがビデオを見たとき、ウチの子の映りが悪い・・と思うのは当然なわけです。かといって一人、二人を集中的に撮影したらどうでしょう?エコヒイキすぎて私たちの仕事は無くなってしまいます。

プロのビデオ屋は一人一人を我が子と思って撮影しろ!という心構えではいます。しかし時間的に無理が生じる場面もある。なので前述に述べたように、自分のお子さんを集中的に撮影したいのでしたら自分で撮るのが一番だということなんです。では具体的に撮影方法を追っていきます。

 

家での様子・意気込みのコメント

発表会の前夜・出かける前に「発表会へ向けての意気込み」を撮影しておくと作品そのものにストーリー性が出ます。家での練習なんかも撮影しておくのも良いでしょう。少なくとも発表会本編だけの映像よりはクオリティが増します。

★ ここで子供を撮る時のポイント
しゃがんで子供の目線で撮影する。出来るだけ近づく。自分の質問も大きな声で。

大人が子供を撮る際によくやってしまうのが大人目線での撮影。上から目線だと顔はナナメです。子供目線までしゃがんで撮れば、顔はよく映りますし、何より「大きく」見えます。成長しているとういうことも実感でき、子供ではなく一人の役者として見せてあげましょう。近づくのは声をクリアに録るためです。

しかし、とはいうものの、だいたいこんな感じになるかと思います・・(・ω・)。

親「明日の意気込みをどーぞ!」

子「んん~・えーっ!・わかんなーい・・だははあはっ!パパ何撮ってんのおお!」

親「バカ、カメラに触るな!ああっ!」

これでもいいんです。無いよりは。いつか必ず楽しんで見れるときが来ますから。

 

幼稚園や会場の外観は到着時に撮影しておく

発表会は園児の人数が多ければ市内の会館、少なければ園内のホールで行うことが多いのですが、発表会そのものを撮影する前にこの「会場」を撮影しておくことで、後から見た時に分かりやすくなります。

看板が出てたら尚よし。そして園内ホールで行う場合は撮影すべきものがたくさんあります。幼稚園にビデオを持ち込んで撮影する機会はそうそうありませんので、この機会に外観やホール、教室・廊下・制作物オブジェなど自分の子供が通っていた証を記録しておきましょう。

 

具体的な撮影方法

まず、昨今の発表会事情についてですが、園によっては「ビデオ撮影禁止」なんていうところが多くなってきました。これは「肉眼で子供の成長を見てください」という園の計らいらしい・・。正直ビデオ業者からするとプレッシャーがすごいです(汗。

大事なお子さんの晴れの舞台。平均的に映るように撮影するのですが、集中的には撮影できません。プロといえどもどこか漏れが生じる場面が無いとはいえない。

やはり肉眼で見ることも当然大事なんですけど、自分の子供ががんばっている姿を記録しておきたいのは親として当然ですよね。

さて、撮影可能だということで話を進めます。※ おおまかな撮影基本はこちらをどうぞ
被写体はほぼステージ内だと思いますが、昨今ではクラス別に前方の席をローテーションしていく手法も多くなってきてますよね(例:年中さんの演目時には年中さんの親御さん優先で前方の席に移動できる)。それでは箇条書きでポイントを記します。

 

まず第一に自分の子供に目印をつけておく

いざ演技が始まってしまうと10人とか20人が動き回る中で自分の子供を探しにくい場合が出てきます。そんな時に困らないように女の子でしたらリボン・髪型、男の子だったら靴下くらいでしょうか。

決まった衣装がある場合は髪型で判断するくらいしかないです。晴れの日なのでワックスでもつけて個性的な髪形にしてみるのもアリかと。見失わないようにするためには大いに役立つと思います。特に遠い席だと判別が難しくなりますから。

 

動き回る演目(遊戯・劇)はワイド主体。定位置が多いならアップ主体

お遊戯・歌、楽器など発表会には様々な「動き」が出てきます。動いている被写体は民生カメラで追うことは非常に難しく、プロ用三脚でない限りうまく追えません。

それに一般の三脚ではカメラが固定されてしまい逆効果になりかねません。ステージに近い位置ならば手持ちをオススメします。

  • 激しく動き回る場合はワイドにして子供を追う
  • 歌・楽器など定位置が多い場合はアップ主体で撮る
  • 演目の始めと終わりはステージ全体が映るようにする

 

写真を撮るなら演目一番最後のキメポーズを狙う

私の経験でいえば、演目の最後(遊戯・劇、限定)には必ずといっていいほど・・「キメポーズ」で終わる場合が多いです。ビデオでもいいんですが、特に写真を撮るならこのキメポーズは押さえておきたいポイント。特にBGMの終わりあたりが準備の合図。

 

終わった後には感想を撮る

冒頭でも述べましたが「発表会そのもの」を生かすには、それに付随する映像を撮影しておくことで、作品にストーリー性が出るということをお話しました。

発表会への意気込みコメントがあれば、終えたあとの感想を撮影することでより良いビデオになると思います。私たちプロはそこまで撮影できないので「プロにまかすな!」というスローガンに当てはまってるんじゃないでしょうか。

プロができることには限度があります。いくらこちらががんばって撮影してみても100人中100人が良いと思える撮影などできません。親御さんの撮影技術が上がればビデオ屋なんて必要ありませんからね。DVDの注文をする前に参考にできたらと思っています。

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