コットンレビューなんて初めてですね。以前に手持ちでまとめてやってますけど、あれから嗜好も経験も変わったからなぁ、今はほとんどニンジャばっかだし。
さて、このAtomix vape ATOMIX Cotton Luxury。ラグジュアリー(贅沢)っていうだけに高級感がヒシヒシと伝わってきます。
持論としてはコットンなど化粧用でなければたいして変わらないと思ってます。
そこんところどうなのかを突っ込んでいきますね。それではベプログショップさん提供でお送りさせていただきます。
アトミックスコットンの特徴!
日本でも話題となりつつある、柔らかな質感に特徴があるインドネシア産の純白コットンです!
- 柔らかい質感のコットンで高いリキッドの吸水性と保持を実現。
- しなやかなのに裂けにくく、ウィッキングのしやすさも特徴!
- 不純物も無く純粋にリキッドの味が楽しめるシルキーなコットンです!
- 3日間コットンチェンジしなくても安定したフレーバーを楽しめます!!
ベプログさんとこから引用。
まず、インドネシア産のコットンであること。吸水性や保持力の高さ。しなやかで切れにくく耐久性もあり。
所謂、VAPE用コットンの謳い文句であるテンプレのような感じ。なら、そう言ってる全てのコットンをかき集めてVAPER100人でブラインドテストしたいわ。
コットンは何が良いのか悪いのかは正直なところ分かりません。だって、自分の吸い方やビルドによって逐一変わるんだもんよ。
すごい吸収力だ!とか全然イガりません!とか、オマエのウィッキングの成果だろと声を大にして言いたい。逆に・・・あかーん!
また、おまえは誰と戦っているのだ?みたいな難癖が始まりそうなんで早速使ってみたいと思います!
ファーストインプレッション!
普通はスクラッチシールか何か貼ってあるものだと思うけど特に何もないです。公式へのQRコードもなし。
販売元はkapas vapeっていうところでブランド名がAtomix vapeらしいです。しかもテカっててメッチャ読みにくいわ。さすがラグジュアリー。
おもむろに取り出します・・。柔らかい・・。似たような類のBaconと比較するにコチラはしなやかです。Baconは固い。ちなみにKendoは性質が違います。あれはタワシとかソッチ系。
そして、1つが細長い棒状になっており、それが10本ほど入っております。ボリュームとしては薄いです。たぶん柔らかいので圧縮されちゃうのかな。
このAtomix Cotton Luxuryはベプログショップさんで864円、送料無料(ゆうパケット対象)。価格帯としてはベーコンより少し高い。
ニンジャはだいたい780円。Kendoは国内ではちょっと高いかな。そう思えばそれほどLuxuryではないかと思われます。化粧用コットンと比べればそりゃ高価だけど。
触感は滑らか。ベーコンみたいにザラザラしてません。純白なので漂白されてると思われる。匂いは若干、香水っぽいのがごく微かに感じられます。
1本がすごく長い。通常はこの状態でちぎって使用する感じかな。だいたい横幅が3mm径コイルでギッチギチサイズ。分かりやすくてナイス。
ちぎってみます。ほどよくモシャって感じ。汎用性のある通常コットンとかは水を吸うと割と切れやすいけど、VAPE用のは固くなって切れにくいです。これはホント。
このアトミックスもまたリキッドを浸透させた後はカッチカチでした。
左がアトミックス、中がBacon、右がKENDOです。手持ちのモコモコ系で少し比較してみます。
それぞれ触ったり割いてみたりしましたが特徴としては一番柔らかいというのが主な印象。コシがない。
ちぎりやすさは全部一緒ですね。リキッドで測ったところ吸収性はBeconより少し早い。KENDOはご存知論外。
では、とりあえず耐熱チェック。
燃やしてみました
Cotton Bacon PRIME
Atomix Cotton
KENDO VAPE Cotton
空焚きで30Wを約4秒間耐えてもらいました。結果、Baconと同じ性能でKENDOより劣りましたけど。
左がATOMIXで右がBacon。普通は焼き目が出る2秒くらいで止めるものですが・・・
このKENDOの強さを知りたかったからでもあります。ほんとタワシだなコイツ。
おそらく性能としてはCotton Baconとさほど変わりないと思います。もし化粧用コットンと比較するならば耐久性に着目してください。
こういったVAPE用コットンの強みは間違いなく「耐久性」です。リキッド保持力と耐熱性能の良さ。これが大きな違いなのは使っていて明白。
ウィッキングして約1週間ほど使用してみた感想
柔らかくしなやか。ベプログさんページに嘘は無かった・・。ただ、通常より圧縮されやすいので気持ち多めがいいと思います。
まずウィッキングのし易さは普通。特にしやすいということはなく、またし辛いということもない。
試しにゴツいクラプトンで40W運用を約5日ほど行いました。1日だいたい60パフ程度ですかね。リキッド吸水力は7:3でしたが特に普通。ニンジャと比べればもちろん劣ります。
そして、味はどのコットンでももちろん変わりません。最初はいがらっぽいコットン臭が微かにある。これもファイバーフリークスとかでなければ全部一緒かと。すぐ消えますし。
1回、試しにイガるまで46Wでチェーンし続けました。イガったときは化粧用のいかにも「焦げた感」ではなくソフトなイガり方。アッ!がファ?みたいな感じ。
そこらへんはやはり評価したいですね。そしてイガらせるまでが割と苦痛でした。チッ、まだかよ・・みたいな。
ちなみにコットンは3mm径ギッチギチです。保持力も普通にありますね。
で、さきほどようやくコットンを引き出しましたよ。ちぎれてるのは抜き出せないほど硬かったからです。焼き切れたわけではありません。
こうして見ると多少イガっても焦げてはいなかったし、コイル内部ではリキッドをちゃんと保持してくれています。
ここまでくればアトミックスコットンの評価は普通に良いとしかいえません。これがMTL低出力ならばもっと長持ちするでしょう。
ただ、こういったVAPE用コットンは前述したように自分のセッティングも大きく関与します。それをどう上手く活用するかはコットンではなく己自身だと私は考えますね。