こんにちは、ガリゲーです。本日はMTLアトマイザーの人気作、バーサカーミニRTAを使ってみた感想を記していきます。
さて、どれがマスプロMTLの火付け役かは分かりませんが、SIREN2、Merlyn MTL、無印BERSERKER、NIXON、ARESあたりが有名かと思われます。
そんな中から私が選んだのはこの「バーサーカー・ミニ」。やはりメタルタンクがカッコよかったから。
RTAではほとんど無いんですよ。リキッド見えないから(笑)
Kayfun クローンも使ってますけど、やはりオールステレンスは所有欲が満たされますな。
ラベルにはInspired by Alex from Vapers MDの文字が。
やはり人気Youtuberとのコラボだそうです。最近のアトマはほとんどそうですね。
消費者自身が設計アドバイスをしたほうが良いもの作れそうな気がするからこの傾向には賛成だ。
BERSERKER MINIのパッケージ
GEARBESTで3,500円くらいで購入。無印(24mm)より高価な22mmバージョンです。
他にPEI(ウルテム)と通常のガラスチューブももちろん同梱。コンタクト調整用のピンもある。
ドリップチップも形状が同じく素材違いなものもあり、コーディネートを意識しているのかも。
しかしその割には予備Oリングが少ない。まあ、どこかのメーカーみたいに投げやりな入れ方じゃないね。
クラプトンのプリメイドコイルも2個付属(約0.7Ω)。2コアなのに細い。MTLに特化したオリジナルのワイヤーかと思われる。
ナロークラプトンがあまり売ってないのでこのワイヤーが海外で出たら即効欲しいぞ。
Ni80 Superfine MTL Fused Clapton Wire / 30ga x 2+38ga 10ftかと思われる。
BERSERKER MINI MTL RTAの構造とスペック
Length: 31.7mm
Diameter: 22mm
Capacity: 2ml
G.W(included package): 150g
kit Contents
1*Berserker MINI MTL RTA
1*2ml ultem tube
1*2ml glass tube
1*Accessory bag
カラーは現在4種類。ブラック、シルバー、ゴールド、レインボー。みんなレインボー好きやな。
私はゴールドの壁を越えましたけど、さすがにレインボーは買わないな。
さて、バーサカーミニのほうはチャンバーひとつなので無印と違い交換用のアダプタは付属しません。
2mlオンリーです。デッキはシングルコイルのボトムエアフロー。
まったく無くした記憶が無いのですがベースパーツのタンク固定部分のOリングがありませんでした。
なので予備1個使用したらそれで終わり・・・。付属0リングなら腐るほどあるので応用できればいいけど。
チャンバー内は背も低く固定ネジがギリギリなのでショートしやすい。内部はテーパー。
エアホールは5段階。穴の大きさでドローを調整するので無段階ではないです。調整リングは外せません。
最小は針を通せるかどうかくらいのホールなのでかなり重い。私は一番大きいのでちょうどよかった。
これが一番大きいサイズで・・
これが一番小さいサイズ。
どのみちこういったMTLアトマイザーは空気の流入を少なくしてミストの濃度を高める構造をしてます。
チャンバー内も狭いですから必然的に中・高抵抗コイルで熱を持たせない運用が迫られる。
似たようなエアフローのSIREN2は案外デッキ幅が広かったり、チャンバー上部に空きがあったので0.3Ωあたりのツイストでも美味しかった。
それぞれの特性を見極めて試行錯誤するのがVAPEの醍醐味。人の解釈によって変わるのもまたおもしろいところ。
それと、このバーサーカー。やたらにOリングがカマしてある。密閉の精度を高めたいからだろうか。それなら予備をもう少し欲しかった。
キッドチャージはトップリフィルだがデザイン上キャップが滑りやすい。
なので私はボトムからリキチャしてます。そのほうが圧もかからないし漏れもいまのところ皆無。
バーサーカー・ミニ RTAのビルド
デッキがとても小さい。直径14mmでポスト幅は5mm。コイルは3mm径だとエア塞いじゃう。
2mmがベターかもしれないけどコットンホールがまた大きいの。何このチグハグさ。
AMMITみたいなコットンホール内にジュースホールが空いてるものは負圧供給タイプ。
よくあるデッキが浮いてるGTAじゃないのでジュースホールにコットン詰めたらイガりやすくなるかも。
既に2週間は使ってますけど撮影したときはプリメイドを使用。この位置でも高いかもしれない。
内径は2.5mm。ポストもチャンバーギリなのでアタリをつけてから足をカットしたほうが無難。
上画像みればどれほどチャンバー内で圧縮されているかがお分かりになるだろう。自分ではもう無理!と思うくらいでないと収まらない。
コットンはモフモフに。じゃないと漏れそうだったから。
足は必ず削いだほうがいいです。ホールにはふわっと乗せる感じがちょうど良い。詰めすぎたときは必ず供給不足になりがちでしたね。
ボトムからリキチャ。このあと普通にトップから入れても漏れなかった。しかしボトムのほうがはるかに入れやすい。
ガンク具合とか逐一見れるしね。サッと洗ってコットンも換えれるし。
期待してたほどじゃなかったBerserker mini MTL RTA
結局メタルだと残量見えないから普通のガラスで使用するヤツ。
ただ、1Ωくらいで15Wあたりならほとんど減りません。なのでメタルタンクは十分実用的だと思う。
リキッドはHiLIQ鉄観音。これは私のお気に入りなのであらゆるアトマで吸ってます。
0,7Ωクラプトンプリメイドと1.3Ωカンタルの総評です。
まず、濃くは出ないね。RDAじゃないし口まで距離があるからかも。出力にもよるし。
25Wあたりまでの運用だが、なんとも味が立たず少し水っぽい。
なのでコイル径を2mmくらいにしてギリギリまでエアに近づける。
そして上の空間を空けてミストを束ねるのりしろを作ってあげるのだ。それでワット数を上げたら多少は良くなった。でも期待値ほど出ない。
かえってドローとミストの入り方はまるでリキッドを飲んでるかの如く滑らか。これは非常に気持ちがいい。
ただ、自分のビルドでは美味しく出ない。もちろんそれは期待値の問題なので全然美味しくないというレベルではありません。
同じMTL アトマで比べるならSIREN2より味は劣るが品質や精度の高さ、満足度はBERSERKER MINIのほうが遥かに高い。(どっちやねん)
吸ってて気持ちがいいことだけは確かなのでもう少し煮詰めて変化あれば追記していきたいと思います。