アトマイザー

Berserker MTL RDA レビュー!それはアトマイザーの歴史に名を刻む名機


お疲れ様です、ガリゲーです。

やっと手に入りましたよ、VANDYVAPEのバーサーカーRDA。

未だにプリオーダー中の海外で購入しなくてよかった。VAPEに焦りは禁物ですね。

そしていつからですか?もういいかげんにMTLスパイラルは終わらせたい。

NIXON からの、Hastur MTL、バーサカー、クトゥルフMTL、Merlin MTL、SIREN2、ARES RTA、Galaxies RDA。。。。

もうウンザリだ!

小遣いがいくらあっても足りない!。どこまで沼に浸ってればいいんだ!。

ちょ・・おま、今ポチったばかりなのに・・・。みなさんも身に覚えがあるでしょう。

なので、いいかげんここらで一番強いやつが出てくればそれで全て丸く収まるんじゃないんですかって話です。

ええ、それがラスボス「Berserker MTL RDA」なのであります。それではそうぞ。

Berserker mini MTL RTAの記事はコチラ

 

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バーサーカー MTL RDAとは?


>VANDYVAPE公式

たしかGOVADやPULSEあたりのVANDYはまだ新参(2016年創業)という感じでしたけど、ここ最近のパルスコあたりから益々勢いづいてます。

たぶん中華マスプロRBA界隈ではGEEKと二分するツートップかと思われる。その中核を担うのがStefen Zhang氏というカリスマ経営者。

シンセンVAPE界のスティーブジョブズみたいなもんです。

だけどもちろんそれらのプロダクトは既成品の派生に過ぎない。いわゆるパ○りです。だけど品質が良いパ○りはオリジナルをも超えるときがある。

我々消費者にとっては安くて美味しいならあたりまえに歓迎するでしょうし、もはやオリジナルとかどうでもいい話である。


さて、このBerserker RDA。ちょうどVapefly Galaxies RDAが日本プロモで調子こいてる間に突然ブっ込んできた代物。まさに寝耳に水。

しかも春節でヤツら(Vapefly)は好機を逃した。そこをVANDYが放っておくはずもなく、今までどこのメーカーも作らなかった18mmで力の差を見せつけたのである。


しかもデザインが欧州的であり、エア調整パーツのバリエーションも豊富。おまけに22mmと24mmのビューティーリング付きという日本人が大好きな仕様。

そしてBerserker RTAとは似ても似つかない「異様」さも拍車をかけ、試す前から「マズイなんてありえない」という確信が持てたほどだ。


それでは数年に一度出るか出ないかの伝説の物語をはじめようか・・(寒いわ)

 

パッケージ


金!ゴールドを初めて買いました。いいかげんブラック&シルバーばかりで正直飽きたので。

どことは言えないですが、たまたまTwitter見てて目についたので有無を言わさず購入。4,500円あたりでしょうか。高いね。VANDY高い。


まず、RDAのくせにパーツが豊富だから値が張るんでしょう。海外とかだと約3,500円くらい。

今は国内ショップのほうが早くなってきてるし劇的に価格の差があるわけじゃない。

待てるものは海外で。本当に欲しいものは国内で、みたいなスタンス。


だからさ!VAPEメーカーって何で指入れる隙間作らないの!?

ほぼ9割全部そうだし、上からカブせる箱なんて振って開けなきゃいけない始末。中身散乱すんだろ!


はい、失礼しました。なんかBerserker miniより簡素だな。せっかくのゴールドが立たないではないか。そしてまた嫌な予感・・・


これさ、あの・・ロジクールのマウスとかのパッケージみたいなやつ。分かるかな・・。

製品を固めのプラで挟んであるの。スンゲー開けにくいし、力入れるとこの麻雀点棒がバーン!って散乱する仕様。


BFピン(六角)以外興味はありません。


プリメイドはMTL最適化の2コアフューズドクラプトン0.7Ω×2。あんまり味濃く出ないけどミストが入道雲みたいで気持ちがいい。

 


ロシア、スペイン・・


イタリア、ギリシャ・・


メリケン、フランス・・


ドイツ、デンマーク・・終わり。


どんだけ日本人が買ってると思ってんだよ!!!!

次行きます。

 

アトマイザーの特徴や質感など


あー、やっぱ黒バックにするべきだったな。コレじゃあ、せっかくのバージンゴールドが台無しだよ。いや、色自体は予想通り綺麗だしカッコいいです。

ただ、やけに油が付着してるのでビルド前に必ず洗浄することをお勧めします。あたりまえですね。


バーサーカーRDAは18.1mmのRDA。サイドエアフロー(6ホール)から調整パーツでボトムに変換されるタイプです。

ドリチは510互換。そしてエグイほどのヒートシンク。


RDAのくせにやたら分割されるので密閉精度が心配でした。しかしそんなことは微塵も感じせないほどのVANDYクオリティ。




先端のドリップチップは専用(スレッドタイプ)。その接合箇所自体が510になってます。しかも底がテーパーってるので純正がよろしいかと。


バーサーカーミニのドリチも様になる。ゴールドの場合はウルテムの他にブラック(デルリン)も用意されてます。たぶん全カラーバリエ一緒。


ビューティーリング(スラントリング)はボトムからはめてMODと固定します。

ただ、MODの台座やスレッドタイプによってはうまくコンタクトできないかもしれません。

案の定、ピコンカーに22mmリングを付けたら通電しませんでした(私のは)。通常のコンタクトなら調整ピンが付いてます。


全部接合しても見事にテーパーってますね。ドリチ径も極細。約1.5mm。

しかもOリングの精度が非常に良い。ヌルヌルはまります。


底にはネガティブポストも外せるプラスネジ。コンタクトピンは割と出てますね。出てるというかインシュレーターが出過ぎ


通常ピンの出シロ。

この見えてるインシュレーターはポジティブポストのベースまで一体化してます。なので外す際はベース側からに。

 

いよいよ本番のデッキを見てみましょう


このバーサーカーRDAの大きな特徴は交換型のエアフローパーツ(ピーク材っぽい)。

しかもスリーブを回して流入量の調整もできます。シングルコイル専用。


思ってるほど狭くは感じませんが、3mm径だとうまくエアが上がってこないかと思われます。

ウェルもかなり深く、オーバーチャージでもサイドホールにダダ漏れしないところも良い。



このようにパーツをサイドホールから挿入します。対角のどちらからでも可能。

しかし、Oリングなどで止まっていない為、傾けるとスルっといく場合もあり。

ただ、使ってみてiPicoのようにバッテリーカバーが干渉する際に反対側にホールを持ってこれるのは非常に良い。

取り出す際もピンセットなどが必要。スリーブ固定なので若干遊びが発生。振ると割と音がする。しかしエアフローを妨げるほどではない。

 


真上から。あまり狭く感じられないのはウィッキングしやすいように少しスペースを空けてるからかもしれません。



見てお分かりの通り、パーツの片側にはホールが開いてませんね。しかも余計な吸気を防ぐためかボトムホールまでしか貫通されていない。

 


この点棒みたいなのは全部で6つ。1ホールが1.2mm/1.4mm/1.6mm/2mm。3ホールは1mm×3。それと0.5mmで幅が3,1mmのもあります(一番右)。

しかし、これらの組み合わせはスリーブのサイドホール調整によっても変わります。

例えば一番小さい1.2mmをボトムにしてサイドを一番大きなホールで吸えば吸気に対して需要が働かない。つまりドローがスムーズにいきません。

私が全種類試した結果、ハイフンみたいなバー状のものが一番ドローと吸気効率が良いと感じました。人それぞれですね。

さほど変わらなかった1.4mmと1.6mmはいらない気がする。


しかもセンターズレてるヤツもたまにいる!こういうの嫌い。個体差だろうけど。いや、敢えてかもしれないな・・

 


このBerserker MTL RDAはBFでないと運用は厳しいと思います(いつのまにか口調が丁寧語に変わったガリガリ)。

なので、交換がてらポジティブポストまで外しました。前述しましたが通常コンタクトピンは調整可能。


見づらくて申し訳ないがBFピンを挿入すると上のような位置から出ます。

そしてなぜ屋根が付いてるのか?。勢いよく出しても左右のウェルへ向かわせるためでしょうか。

こうやって細部を見てるとメーカーの心意気が伝わりますね。

 

専用ジグを使うビルド


バーサーカーRDAのビルドはさほど難しくありません。

ただ、こういうネジはワイヤー逃げやすいので内側に曲げてネジ絞めたほうがいいです。

上にあるような付属パーツを使えばジグでは入り切らない位置までコイルを下げることも可能。

何気に2.5mmと3mm径なので2mm派は注意。


エアパーツは適当に3ホール。やはりパーツ挿入後にビルドしないとアタリが分かりません。なので傾けたりするとどっか消えますので要注意。

コットン落としやすいように足は上にしたほうがウィッキングはしやすい。カンタル26G、2.5mm、8巻、0.9Ωでした。


オラ、わくわくすっぞ!(今、真面目モードだからそういう気分じゃないガリガリ)


結構深いので底付けまでコットンを垂らします。できるだけ供給よくするためにシートコットンのロール。足は削いでません。


意外にトップパーツとのクリアランスが狭いのでネジよりも下にすることをお勧めします。そしてコットンで流入経路への導線を作ってあげます。

後は上から垂らすなり、BFするなりお好きなように楽しんでください。では、いざテイスティング!

オラ、わくわくすっぞ!(もう2時半)

 

いや、もうコレをMTLのゴールとしてもいいんじゃないかな・・


直前までNIXONで吸っていたATHENAとチェンジ。リキッドはHiLIQ鉄観音OEM7:3(M)。

0.9Ωなので16Wあたりでしょうか。まず、NIXON RDTAと違い、味の核が分かりやすい。

濃いというか分かりやすい

甘さがよく立ち、風味も出てる。ドローは試行錯誤がまだ必要な段階ですが横長のバーのようなホールが一番秀逸

そんなに変わるわけないでしょ?って踏んでたのでマジでビビりました。もちろんビルドによりけりですけどね。私の場合はです。


MTLなのにそれほど重くはないので賛否両論するでしょう。重さでいえばバーサーカーRTAのほうが断然重い。

あとはフィッティングですよね。18mmで高さも目立つからチューブタイプのほうが違和感は出ません。だけどシルバーなら何だって似合うはず。


使い勝手はRDAのくせに煩わしさがない。内部が狭いためどうしても結露はできますが、ジュルることは今のところ皆無。

ただ、それらはBF専用機として捉えたこと。トップを外してリキチャする場合には、その都度ティッシュも必要となります。

なのでBF専用機として運用するほうが正しい選択かと思われます。

パーツも多いですが接合精度は高く、全閉では吸えませんでした。あとはドロー調整をもっと詰めていくのが楽しみでもありますね。

しかし、MTLアトマイザーはいいかげん出過ぎである

ここらへんでじっくり腰を据えてアトマイザーと向き合うことがスキル上達の近道でもあると思うのです。

私個人としてはここでゴールといたします。ありがとうございました。(そんなことはなかった・・・

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