おはようございます、ガリゲーです。ワイヤー巻いてますか?
VAPEのRBAビルドに於けるコイル巻き巻き作業。それはときとして楽しく、そしてメンドウなことでもあります。
なので私なんかはよくVapeflyの激安プリメイドコイルをついつい使っちゃうときもありますね。楽チンだし。
しかし、自分で巻いたコイルのほうがプラシーボが効いてて何故か美味しく感じる!ってことってないですか。そうですか。
プリメイドもいいですが「微妙に負けた気がする」のも精神衛生上いただけません。
ゆえに本日は楽に巻けて、且つ自分で巻いてます!アピールが可能なビルドツール「コイラー&コイルジグ」を紹介させていただきます。え?同じ意味?
RBAビルドで使用するツール「コイラー」や「コイルジグ」とは?
VAPEビルドツールの中でかなり重要な役割を示すコイルジグ。ジグとは英語でJIG。それに漢字を当てているのが治具(じぐ)というわけです。英語が先ね。
人によってはドライバー1本で回す方やスペースドコイルの場合なら適当なネジで作っちゃう場合もあります。
ですが、一番多いのは普通のジグやドライバーで巻かれる方が多いのかな。手っ取り早いのもありますからね。
しかしドライバーなどの手巻きでマイクロコイル(隙間が無い)をキッチリ巻くのは難しい。テンション(張力)かけて普通に巻けば必ずスペースが空いちゃいます。
まあ、焼入れ時に形成するだけなのでコレで大丈夫なところもありますが、難点としては指が痛い(または滑る)ということと最初から形成できてればより楽だよね!ってこと。
なのでもっと簡単でキレイに巻ける方法はないものか?と探るわけです。
ワイヤーを簡単に巻くコイラーの使い方
あらかじめ用意されてる径を交換するだけでいとも簡単にきれいなコイルが巻けてしまうCoiler(コイラー)。無くても当然構いませんが有れば便利なビルドツールです。
使い方は巻きたい径のジグを左側にセットします。そしてホールからワイヤーを挿し、右のパーツのビスで押さえつけながら回していくだけ。
ホールが2つ空いてるのは右回し、左回し用です。昔のタイプは一つしかないのもあります。
クラプトンに対応してるものはホールではなく溝が入ってるのもありますよ。ちなみにホールに入れないほうが外しやすいが固定はしにくい。
ただしキレイに巻くには多少コツがいる。基本的な構造はワイヤーをホールで固定してビスで押さえながら巻くだけですが・・・
回す側のパーツ(ビス付き)を中央に寄せすぎるとワイヤーが重なってしまいます↑
蚊取り線香のようなストーブトップコイルを作るには最適なんですが普通のマイクロコイルでは注意が必要。
コツとしては右利きの方なら右手の力を抜くこと。そしてなるべくワイヤーの先を外側にそらして反発力を利用すること。
当然、反発が少ない細いワイヤーは巻きにくいです。24G以上の太いワイヤーのほうが巻きやすい。単線クラプトンなら手巻きよりも楽でキレイに巻けます。
あと、ワイヤーを押さえるビス側面はフラットなもののほうが良いですね。ビスの高さはワイヤーゲージで調整したほうがいいです。太いワイヤーだとひっかかりにくいので。
しかし、コイラーというものはキレイに巻けても「手巻き」よりかテンションがかかってません。
つまり、型崩れを起こしやすくゆるい!
そしてこの問題を解決してくれそうなコイルジグを発見したので使ってみました。はたしてコイラーより楽でキレイに巻けるのか?
使い方がよく分からないコイルジグを使ってみた
GEARBESTで260円くらいの「Atomizer Coil Tool II with Five Rods」というコイルジグ。一見どうすればいいのか全然分かりません。
1箇所ネジを外すとドバ!っと細い金属棒(ロッド)が飛び出す。これでだいたたい分かりましたよね。
径が1.5mm、2mm、2.5mm、3mm、3.5mmまで計5本入ってました。これはコイル径に合わして使うんだなきっと。
使いたい径のロッドをホールに固定して、あとは収納しておきます。これで準備OK。たったこれだけのものでした。
たぶん、人それぞれどう使ってもいい感じ。私はいちいちワイヤー切るのがメンドイしもったいないので、そのまま固定しました。
そうです。このワイヤーを固定できるのがミソなんですね。意外にこういうの無いんですよ。だから手巻きをするときは非常に楽。
あとはちょうどよい長さにカットすれば余計なワイヤーは必要なくなります。これは便利。
ただし、上画像のようにロッドを下にして巻くより上にしたほうが巻きやすかったです。下にするとストッパーが手に当たりやすい。
どっみちスペースドかよッ!
慣れればドライバーで巻くより隙間無くマイクロにしやすいことは確かだと思います。出来ればロッドからワイヤーが滑らないような工夫がされてれば満点でした。返しとか。
特に22G以上のブっとい単線はコイラーだと厳しい。そういうのはコッチのほうが断然使いやすかったですね。
ボディには510スレッドがあるのでそのままビルドに突入してもらってかまいませんよ。なんだか神輿で運ばれてるみたい・・。「そこを退け!ZEUS様のお通りだ!」みたいな。
そして「あーん?」みたいなMTL勢からの冷たい視線。Berserker様、アイツやっちゃいますか?的な。いや待て・・SIREN2はヤツの傘下だ・・みたいな。次ぎ行きます。
まとめ / ぼくのかんがえたさいきょうのコイルジグ
自動で抵抗値を測定してくれるコイラーがあれば便利なんだけどな。物理的には可能だと思います。もしかしたら既にあるかも・・
ここでうるさいVAPERなら「OLED側はバッテリーなのでワイヤー固定できるポジ側は反対だろ」とか「ショート乙www」とかいうでしょうね。あくまでイメージなのでスルーしてください。
それに、「だったらプリメイド買えよ!」って話なので必要ありませんね。はい。
まあ、なんだかんだいって自分のやり易い方法で巻くのがいいんでしょうけど、こういうのもありますよっていう提案のお話でした。
コイラーは手巻きに慣れてからのほうが感覚がつかみ易いかと思われます。巻いたあとは両足を強く引っ張るとテンションがかかりますよ。
「よく分からないコイルジグ」は違う径をセットするのがメンドイときもある。それぞれ一長一短でした。それとこういうのがあれば便利かなと構想だけ書いてみました。
まだまだビルドツールってのはノリシロあるんじゃないの?と思います。ハイエンドビルドツールとか男ウケしそうだし。売り文句は「ギリギリまで調整しました」で。
メーカーも似たような製品作りより腰据えてユーザーのことを考えてほしいものです。