こんにちはガリガリです。
本日はHellvapeのデッドラビットRDAとSQバージョン22mm(シングル)、そしてChallengeCapのブッチャーを使ってみた感想を記していきます。
どちらも今でも人気作なだけにすごく楽しみですね。では、どうぞ!
HELLVAPEっていうヤバそうなメーカーのRDA
HELLVAPE(地獄のVAPE)。またはパねぇVAPE。公式サイトや製品見る限りは地獄のイメージはほとんどありません。
さて、HELLVAPE。他の製品は驚くほど少ないので、たぶん元クローンメーカーかと思われます。もはや深センVAPE界隈は下克上ですね。
そして人気海外YoutuberのHealthenに白羽の矢を当てた。
発売は去年(2017年)の夏あたりなので既にご存知の方もおられるでしょう。
そのパンキッシュなイラストとアメリカンなデザインで結構人気ですよね。
ウリは自由が利くポストレスのようなデッキデザインとトップエアフローだろうか。
それではSQと比較しつつザックリ見ていきましょう。
RDAとSQの違い・パッケージと特徴
無印の同梱物はRDA、ブラックのドリップチップ、レジンドリップチップ(両方810ワイドボア)、BFピン、六角レンチ2種、各種予備パーツ。510アダプタも入ってました。
デッキの締めネジもコンタクトもマイナスなくせに何故に六角二本なのかが謎。
↓コチラがSQバージョン。何故かワランティカードが入ってた。無印のほうはAVE40さんからの提供だけにサンプルっていうことも考えられる。
一方、SQバージョンでは真面目にマイナスドライバーが同梱。個体差か?
そしてMTL用のドリチと810のワイドボアじゃないのも装備。510アダプタは珍しく金属だった。
これでだいたいたいお分かりだと思われますが、SQバージョンはMTL特化タイプのDEADRABBIT RDAということになります。
あと、このデドラビはカラーラインアップがいっぱいあるし、ドリチもそれぞれ違うらしい。
このモデルはフルブラックでレジンドリチはレッド。SQはグリーンでした。ランダムくさいね。
出典:www.sr-vapes.co.uk
ね?カラフルでしょ。私の手持ちはほとんど黒かシルバーばかりなのでレッドとか良いなあ。
素材はステンかと思われますがパープル、レッド、ブルーがアルミに見える。
それとこのウサギは前々から何だろうなって思ってて・・ダイナマイトかなにか刺さってますよ。
明からに死んでます風だが、どうやらDEADRABBITってスラングくさい。
左が24mmで右がSQ(22mm)。これもまたよく見るとSQのウサギは天コツからニンジン刺さってます。
それにロゴは24mmのほうだけ入ってます。エングレービング(彫り)ね。
DEAD RABBIT RDAの秀逸エアフロー構造
無印(24mm)を分解すると主に4つのパーツに分かれる。SQも一緒。
気になるのはデッキ構造とキャップのエアインテイク部分でしょう。
はい。エアフローはトップで下に傾斜してますね。この構造でトップエアフローでもサイドフローみたいな流れを作っているんだと思われます。
計3箇所空いていてシングル用のホールでも可能。
ただ、全閉はできません。ギリ、シングル用の穴が干渉しちゃいますね。SQのほうは全閉可能。
SQバージョン(右側)のほうは対角2箇所だけ傾斜ホールでもう一方はMTL用に細い穴が3箇所空いてます。
※一つはシングル用。ただ、これもまた下に傾斜しているためドローが非常に重い。
この小さいホールには期待していたのだが多少無理があるように感じられました。
これだけ小さいと安定した気流を作れないと思う。
それにしてもこの↓傾斜ホール(無段階のほう)の作りが非常に良い。
HELLVAPEやるじゃん!ってなる。
キャップの厚み分だけ斜めに彫ってるから内側はキレイなドーム状を維持。
しかもよ!ドリチの接合部分がキャップの内側と一体化しているのよ!
口までのミストの流れを極力妨げない作りで、製作側の愛情がとても伝わってきます。※この仕様はSQも一緒。
たぶんHealthenさんのアイデアだと思うが・・。だからコラボするんでしょうね。
デッキの違いを見てみる
左が無印で右がSQ。見てお分かりの通りデュアルとシングル仕様だ。
しかし無印のほうはデュアルでもシングルでもどちらもコイルを中央に設置可能。コイルレッグホールはそこそこ大きい。
無理すればSQでもデュアルにできるのだが、それなら無印を買ったほうがいい。
でもSQをわざわざシングルデッキにしなくても4ホールつけときゃいいのにね。コンセプトの誇示ですか。
あと、BF(ボトムフィード)は中央のピンから両サイドのウェルに流れる構造。
SQの場合は経路が狭いので傾けて供給すると偏りがちになりました。
そして一見ポストレスにみえるが底が浮いているのでコイル足をカットできる。しかもポスト位置が高いよね。
トップエアフローに近づけることでダイレクト感と漏れにくさも両立しているのだと推測します。
もうね、よく考えてるわDEAD RABBIT RDA。
そして、SQだけはスリーブ固定用のジョイントがついてる。
ね?。右のSQのほうはボトムが凹凸になってますよね。
これはMODから外す際に非常に便利。ただ、エアを当てる位置も固定になりますから運用に制限がでます。
最初はイラストの見た目から敬遠していたけど中々良さそうなRDAではないか。
では、ビルドする前にちょっとChallengeCap(チャレンジキャップ)で息抜きしましょう。
ChallengeCap(チャレンジカップ)とは
hellvape.com
チャレンジキャップ?はてなと思って調べてみてもチャレンジカップしか出てこなかった。ゴルフコンペのナントカ杯みたいな。
これがさー、キャップとスリーブが外せると思ってたのー、だけどー、到着して確認したらー、まさかのエアフロー調整なしッ!
hellvape.com
素材はブラス(真鍮/左)とカッパー(銅/右)の2種類。それぞれサイドエアフローのキャップのみです。
ドリチも赤レジン1個(無印と同じ)入ってて計2個ついてます。予備Oリング1個。
しかし、ほんとにチャレンジ仕様だったな・・・
名称はブッチャー(ブラス)とプリースト(銅)。私は悪者っぽい感じが好きなのでブッチャーを購入。
正直いうと銅はサビやすいし臭いから。当然真鍮もサビます。
あと、ナイフマークが危なっかしいですね。かえってプリーストは十字架。悪魔と司祭ってノリかと。
ただ、質感はホントに良いから所有欲だけは満たされます。空吸いしてみて「ああ・・」ってなりましたから実際にリキッド吸ってません。ドリチだけ使う。全体の仕上げはヌルテカのポリッシュ加工ね。
なんでも素材はT2処理とか書いてあったので拘りがあるんじゃないですかね。
T2 / 高温加工から冷却した後、冷間加工を行い、さらに自然時効させたもの:押出材のように高温の製造工程から冷却した後、強さを増加させるため冷間加工を行い、さらに十分に安定な状態まで自然時効させたもの。
はい。それがどんなことかは理解できませんが海外で約1,600円くらい。
日本でどこかは言えませんが倍以上フっかけてて笑えなかった。確か無印RDAと同じ価格だったよ。
エア調整が出来たらなー。よく調べもせず買うほうも買うほうだけど。
なので置物として活躍してもらうことにしました。プリースト(銅)のほうはドットタイプなので吸いやすいかもね。
最近購入した(オマエ買いすぎだって)同じHELLVAPEのTRISHUL MODに全部ブっ込んで使用してます。
何処とはこのページじゃ言えないですが、安いしカッコイイしメカニカル扱い始めた方には超オススメ。※ハイブリッドです。
それではDEADRABBIT RDAのビルドへ。また記事が長くなってしまった・・・
ビルドに挑戦!テキトーでも美味しい気がする
とりあえずこのデッドラビット RDAはエアフロー構造からしてフレーバー寄りの爆煙仕様かと思われる。
なのでコイル径を太くしてコットンは多め。出来るだけ隙間を無くしてやります。
シングルコアのN80クラプトンでデュアル0.25Ωでした。にしても立ち上がり遅い。
撮影時にはBFを使用してません。ぶっちゃけスコンカーって逆にメンドくないですか?
そろそろ皆さん気づく頃だと思うけど。
特にこのデドラビはOリングがしっかりしているからコイルギリまでリキチャしても全然漏れませんでした。
並々注いでテストもしましたぜ。※SQもね。
コレは結構な利点ですよ。サイド、もしくはボトムだとダダ漏れですからね。
そしてSQのほうはですね~。どうなの?。このときはデッキ幅に合わして巻いたからコットンが垂れすぎました。
もっと短くして盛ったほうが供給良かったです(BF使用時)。
無印もどちらもなんですが、ポスト高があるのでどうしてもコットン足が長くなってしまう。
コツはいかにアーチ状にもっていけるか。ヘタなウィッキングならBFしても上がってこないだろう。
HELLVAPE デッドラビットの私的感想まとめ
無印24mmの勝ち。
勝ちとかそういう問題じゃないし・・
やはりデュアルビルドでモリモリミストでなきゃ傾斜エアフローの恩恵が受けれません。そもそもトップエアなのでコイルに当たりづらい。
当然コイル位置も高くしたほうが断然味が良く出ました。コットン長くなっても上からドバドバしときゃ大丈夫です。漏れないし。ただ、キャップ裏がベタベタですけどね。
SQのほうは小さなホールがダメダメで使えません。MTL好きならSIREN2やARES RTAにしといたほうが無難です。
無印でもシングルできるのに敢えてSQを選ぶ必要性は感じられなかった。
それにシングルで組むと両サイドに隙間が出来やすく無駄な外気が入ってきちゃうところもNGだった。
それ以上の出力で炊けばなんとかなるかもしれんけど。ただ、ビルドはすんごい楽。
それにしてもHELLVAPEの製品品質が高いことだけは確かでした。今後も期待大です。