自分では記憶にないのですがSIREN2の24mmと22mmを2個衝動買いしちゃいました。ブラックフライデーって怖いですよね。ガリゲーですこんにちは。
さて、本日はデジフレーバーのSIREN2(サイレン)RTAです。正式にはGTAかな。ここ最近の中華オーセンMTL(口吸い)アトマイザー乱発事件の一人として君臨してるヤツ。
何でしょ、クトゥルフMTL、Hastur MTL、Merlin MTL、バーサーカー、NIXONなどワケワカメ!
SIREN2の両バージョン(22VS24)を比べてみる
冒頭の写真では純正ドリチ外してます。何故ならクソダサイから。MODも選ぶし、ポリッシュもいらんし、変な扇マークもいらない。でも味は美味いwそれがくやしい。
左が22mmで右が24mm。3AVAPEで購入したんですがこの色以外全部在庫切れでした。価格はどっちも約2,500円くらい。シルバーはいいとしてブルーはMODに合わせるのが難しい。
ケースは24mmがプラケース(やや豪華版)。22mmが紙箱。付属品は同じです。ここでピン!と来た方もいますよね。そう、TPD(Tobacco Products Directive)かと思われる。
いわゆる電子タバコをEU圏で販売するには色々な規制をクリアしなきゃいけないというのが2016年から決まったそうです。なのでメーカー側は色々やりくりしなきゃならない。MTLが多く作られるようになったのもその影響かと。
その代表的なものがパッケージに「ニコチン含んでっから気いつけろ!」の表記や「タンク容量は2mlまでな!」という無茶ぶり仕様。EUの掟はやがて世界に浸透していく恐れがあるので各メーカーは積極的に大容量タンクは作らないだろう。それが理由かは知らないがスコンカーばかり出してくるのも頷ける話である。ちなみにMODは対象外。
では続き。
22mmと24mmのサイレンはタンク容量が22mmが2ml。24mmが4,5mlです。機構は二つとも一緒。トップキャップは引っ掛けて回すジョイントタイプ。ZEUS RTAもそうだったけどコレはスンゲー楽。
ガラス外そうと思ったけどメチャクチャ固いので放置しました。たぶんOリングが癒着してます。GEEKVAPE系はいつもこう。
エアホールは大きさの違う穴が5つ開いてます。リングまわして1個づつにも出来ますよ。一番小さいの1つだとかなりキツイ吸い応え。
私は穴3つくらいでちょうどよい感じでした。それと見てお分かりですが22mm,24mmともサイズは一緒です。
SIREN2 GTAは22mmでも24mmでも味に関係がある部分は全て同じ
チャンバーもデッキも同サイズ。コットン足からベースまでの距離も一緒。チムニーこそ長いですがそこはDIGIFLAVOR。
24mmのチャンバー裏が少しえぐれてます。コイル位置の関係なら22mmも同じデッキなので両方えぐれてるはず。だとすれば24mmのほうは内部でチムニーの距離を短くしてるのだと推測します。
デジタルノギスは持ってないので100均ノギスで測りましたがどちらも同サイズ。ということは単なるタンク容量の差だけだろうか・・
撮影角度によって誤差があるようにみえますがどっちも同じです、安心してください。しかしこのあと、22mmのほうだけ馬鹿みたいにダダ漏れでした。推測できる方はお願いします。
SIREN2 GTAをそれぞれビルドしてみる!
付属のプリビルドコイル(1Ω)が隠れてたのを知らなかったので別の同一コイル(クアッドツイスト)でビルド。22mmが0,4Ωと24mmが0.37Ωでした。MTL=高抵抗は信じてません。
結局ミストをどのように発生させてどう処理するかが問題であります。MTLアトマイザーは総じて口吸い仕様でありますから必然的にエア流入は少ない構造である。
つまり余計な外気を極力入れない為、ダイレクトにミストを口へと運ぶんですね。ただそれだけ。ならば美味しいミストを多く出せばいい。ここで根拠も分からず高抵抗・低出力でほとんどミストが出る前に外気を多く含むビルドだとMTL=味出ない=つまらん!になるかも。
多く出すにはウィック面を広くとるか、クラプトンのようにリキッド保持力を増やす。だがしかしSIRENシリーズはGTAなのでコットン足をなるべく太くしないと隙間から漏れだしやすくなる。
となると、素材の立ち上がりの早い抵抗値で、且つ径を太くできるミスト抱負なパラレル、ツイストが適しているんじゃないかと勝手に思った次第。熱容量も少なく低ワット運用で味トビもしにくいとみた。
さて、ビルドは非常に楽。サーペントミニとほぼ同じレイアウト。同じだがイモネジが太いので単線でも逃げ辛い点がサペミニよりナイス。
MTLを謳っているがポスト間は以外に広め。コイルを上げすぎるとチャンバーに当たりますのでご注意を。ボトムエアフローは3つ穴。やはりどうしてもデジ辺りはクラウドチェイサー寄り。汎用性があって好きだけどね。
そして言いたいことが一つある。ベースパーツのガラスを固定するOリングありますよね。24mmが「Lの字」だけど22mmのほうはフラットなの。それぞれ予備も同じ。
これのせいか22mmのほうはガラス設置面から漏れやすい。単に個体差かもしれないが。あとトップパーツもOリングだけで固定してあるのでタンク固定が疎かである。
総評!どちらも美味しいSIREN 2
結論から言いますと個人的には購入して良かったといえるアトマイザー。22mmと24mmを同じコイルとウィッキング、同MOD、同エアフローで試したがほとんど一緒。てか全く一緒。
なので22mmと24mmはMODサイズやタンク容量で選べば宜しいだけのことかと。味はリーパーを20w前後で試しましたが十分濃く出ますし解像度も高く感じられた。今までリーパーの苦味というものをさほど感じられなかったがSIREN2ではそれを再現させてくれたほどだ。