お疲れ様ですガリガリです。いやマジで。
来年5月、幕張メッセで行われるVAPE EXPO JAPANには赴く予定です。もしそこでガリガリらしき人間を発見したらスルーする際に小声で「ガリガリ・・」とお声かけていただければ手をあげます。それが私です。
それではEleafの新作セミメカチューブ「iJust ECM」をご紹介させていただきましょう。Thank you for your offer!
提供 / Vapesourcing
スペックやパッケージ内容など
<Eleaf 公式より>
iJustシリーズはEleafのセミメカチューブMOD。中でも22mm径で全長6cmのiJust2 miniはシンプルなデザインで今でも隠れた人気者です。しかしすでにディスコンなので見つけるのは難しいかもしれません。
そこからiJust SやNexGenとかいう24.5mmのデカイやつが出ました。そしてこの25mmのECMが登場したとうわけです。しかもスペックはSやNexgenとほぼ変わりません。
内蔵バッテリーも同じ3000mAh。最大出力50W。ワッテージ調整こそ出来ないですが標準保護回路はついてます。そう、スペックは何も変わらっとらんのだが・・。
<Eleaf 公式より>
じゃあ、どこに差別化があるのでしょうか?。うーん・・・簡単いえばデザインとコイルですかね。しかもそのコイルはMELO3やAtlantis、CCELLなどと互換可能なEC head コイル。※パラレルみたいなやつ。
そこの形状をメッシュタイプに変更してきたのが今回のECM最大の特徴。
下がMELO3 EC head。上がEC-M 0.15Ω。
ですのでこういっちゃ何ですが・・・。おそらく、いや吸ってみたところ完全にMELO3です。そう、あの数々のVAPERの童貞を奪っていった往年の名機「MELO3」です。
ただ勘違いしないでください。私はMELO3は絶対手放しませんから。たとえブスでも最初の彼女(オンナ)は死ぬまで覚えているということわざもあるでしょうよ。(ないか
ですので少しだけノスタルジックな趣でレビューしてまいります。よろしくどうぞ。
どこに行きたいのか分からないメーカーたち
Eleafだけでなく、JoyeもWismecもI JOY、SMOK、Apire、Vaporessoも何か見失っている気がする。俗世に惑わされているような・・・
もちろん各社はOEM/ODMなどを受けてると思いますが方向性が益々一緒のような気がする。1年ほど前ならより個性的な製品も多かったのに。特にVaporessoがコッチ寄りになってきたのは少し残念ではありますね。
なのでどこかしら風穴開けてマスプロ維新を起こしてもらいたい。逆に似てるのばかりだから差別化も図りやすいと思うんですけど。
大好きなメタリックブルーです。濃いめの青。ただし、以前のULTEX T80のときもブルーでしたが別々で他色と合わせるのは難しい色だと思います。あとカラーによりパターン(模様)が違います。
いつもの付属品たち。タンクはTPDの2mlもありますが、このサンプルは4ml版。
また、ロボロボしいねー。パフボタンが逆正三角形になってます。何気にハシっこだけでパフしやすい。
それではざっくり外見や使用感について書いていきます。
スペーシーなデザインで主張強すぎなiJust ECM
各社ロボ好きですなー。私もトランスフォーマーは4作目以外全部映画館で見てます。何故なら5作目行こうとしたしたときに4作目があったことを知ったので。マイケル・ベイどんだけ。
しっかし、本当に欧米人に向けて作られているのだろうか。そんなに好きですかね。バブル期なら日本でもウケてたと思う。
くれぐれもお子さんのいらっしゃるご家庭では手の届く範囲に置かないようにご注意を。男子だったら絶対こういうの好きだから。
25mmアトマでツラなのでかなり太い。リキッド入れるとアトマのほうが重いです。そういえば背が低い25mmのアトマって見ないですね。
ちなみにドリップチップはOリング付きの810ストレート。
パフボタンは光ります。バッテリー残量に合わせて色も変化。押し心地はペコペコ。全体的に超合金がモノスゴイ。
パターンはカラーリングによって違います。同系色なので目立ちません。肌触りはちょっと油カスがついてる感じでザラザラ。
アトマイザーはボトムエアフロー対角2箇所無断階。スッカスカです。
スライド式のトップキャップ。チャージはもちろん楽ティン。
Oリングが固くてガラス外せませんでした。構造はよくあるクリアロですね。特にこれといった特徴もなし。
付属コイルはメッシュ仕様のEC-NとEC-M。メッシュの形状がお互い違います。しかし抵抗値は同じで0.15Ω。低いのはメッシュだからだと思われます。
それと、セミメカでありますから抵抗値によって出力が変わります。メカなら100W越えますが最大50Wなのでそのくらいはかかるかと。ですが単線よりもコイル面積が多いですから体感だとテクの40Wくらいでしょうか。
左がEC-Mで右がEC-N。鉄板に穴開けた形状と格子状のもの。味は体感で分かるほどではありませんが、左のEC-Mのほうが多少味が出てるような気がします。
メリットはウィックに対して表面積がとれるのでよりミスト化させやすい。つまり爆煙です。そういった類のものなので、国内で需要があるのか厳しいところ。
このメッシュコイルは昨今どこのクリアロでも標準になりつつあります。容量はあっても薄いので単線と似たような立ち上がりでポストクラプトンなのでしょう。昔は多かったプリメイドクラプトンも全然見なくなりましたよね。そういう感じです。
しかもコイルのボトムエアが従来のEC headと互換できるほど小さいのがお分かりでしょうか。クソデカイコイルあるじゃないですか。あんなにエア要らない=味乗りが良いってこもあるんだと思います。※めっちゃ早口で言ってそう。
そう思えばこのECMの革新はそこにこそあるのかもしれません。
総評!というかそのまんまなiJustシリーズ!
まず、コレじゃなくても感はあります。他にメッサ出てますので。なので強みというかやはり特徴としてはメッシュコイルなのでしょう。
デザインも相当ツボらないと厳しい。
タンク容量もこの手のクロアロなら普通レベル(4ml)。コイルは0.15オームですがそれほど熱くありません。ただ前述しましたがコイルによって出力が決まります。
つまりエアを開け気味にするとものすごい爆煙になりますのでご注意を。あと、底のマークがよく分からない。手裏剣?
さて、iJust ECM。メッシュでも味は「100%MELO3」でした。逆にMELO3が不滅なのかもしれません。ミストはクラプトンっぽくてシルキーというか粒子が細かい。
それが味に影響するといった感じは全くありませんでしたけど。本日はちょっと荒い感想になってしまいまして申し訳ありません。
提供いただいてる身分でこういうのもなんですが、なんか・・こう、一泡吹かせてほしかったです。Eleafはコンパクト系が強いのかな。