お疲れ様です、ガリガリです。ちょっと旬なやつは早く上げるようにしてますがこの子ご存知ですか?
なんていうか、ちょっと欧州チックで18mmなんですよ。ビューティーリングも付属していてどこかBerserker RDAみたい。
しかもタレットというエアホールパーツを交換して組んでいくらしい。そう、益々Berserker RDAなヤツなんです。味はどっちが上なんでしょうね。
ではETNA RDAの実力を見ていく。
提供 / 3AVAPE
イタリアのカリスマとのコラボレーション
DIGIFLAVOR公式より
製品紹介を読むとこのETNAはGiuseppe PappalardoとSalvatore Agrosìというカリスマと手を組んで誕生したらしい。誰やねんと。
アトマイザーの名称にMTLはついてませんが公式ページではMTLを謳ってます。
見た目も欧州っぽくて名前のETNA(エトナ)の由来はシチリア島の火山なのだとか。そんな益々イタリアンなRDAなわけであります。※火山ならDLじゃね?とか言わないこと。
DIGIFLAVOR公式より
大きさもほぼBerserker RDA並に小さい。MODとのバランスをとる為、おそらくアクリル製と思われるビューティーリングも付属。ここは金属がええなー。DROP SOLOのやつに似てます。
DIGIFLAVOR公式より
そしてETNAの目玉はコチラ↑。タレットと呼ばれるエアパーツを六角レンチで固定し、且つネジ内部からコイルボトムへ空気を送る仕組みなのだ。
DIGIFLAVOR公式より
このタレット↑はデフォルトで3個(画像上部)。オプションで4個別売されるらしい。オプションのホールのほうが大きいため、MTL好きなら別に買い足さなくてもいい感じ。
それでは箱の中身から見ていきます。ちなみにロゴマークは火山っぽい。火山って言われなければ良いと思ってたのに・・ギャートルズみたいに思えてきたぞ。
安いのに盛り沢山な内容
アタシのは毎度サンプルなので通常版と違うかもしれません。ご容赦くださいませ。
なんか色々入ってる。レンチでけーなおい(H3.5)。挿れやすいモフモフコットン3つ、クラプトン2個にスペースド3個。長いドリチやタレット、他予備軍がいます。結構多いよ。
袋から出したくないからこのままで。しかしちゃんと調べました。クラプトンは0.65Ω、たぶん28Gの単線は1.2Ω。スペースド推しっぽい。両方2.5mm。
自分はなんかスペースドだと味が薄い気がするのでマイクロと両方試しました。今まで自分が一番良かったと思えるプリメイドはGalaxiesの間隔狭いスペースド。あれは運用しやすい。なので100個パックが欲しい。
はい、そしてお値段は1,830円(SS)。FTや3FではMAPでも2,500円。同じ倉庫だと思われるエバゾは10円安い。他色は同じ。でもエバゾの常時クーポンは5%だから勝ってると思います。
さて、ETNAのエアホールはボトムのど真ん中に1つのみ。これ漏れんじゃない?と思ってみても中々漏れません。逆に漏れてもらいたいくらいでした。
何故なら結論から書きますが、2個穴のパレットでジュルると永遠にジュルったままだったから。息拭いても全然出てこない。なので注意してウィッキングするべしかと。
思ってるより穴が小さいのでドローは割と重い。AFCはできないのでこのタレットを選択してエア調整することになります。最近こういうのばっか。
この金メッキネジは予備が1個ついてます。もしかしたらホールの内径違うのかな?と期待してましたが全く同じでしたー。
デッキ周りや使い勝手などを見ていく
RDAなのでパーツが少なくて済みます。済みますがMOD交換するときにビューティーリングが邪魔。しかも薄い樹脂なのでたぶんすぐにヒビ入ります。
キャップ上部のヒートシンクは脱着可能。無骨なほうが好きならビューティーやら何やらは外しましょう。でもメッチャ熱いよ。
ドリチは至って普通。若干底がテーパーってますけどストレートタイプといっていいでしょう。長いのも同様。
デッキとキャップはジョイントロック式。洗浄後でも割とヌルヌル入ります。ゆっくり下方へ回しつつジョイント的な感じで。
タレットの無いデッキ画像はこちら。デフォでBFピンが刺さってました。ドリップ派はウィッキング次第でリキチャスペースが無くなるのでご注意を。
ピンも出てますのでメカでも扱いやすそう。Geekやデジは常に出てますね。俺が俺がみたいな。特攻の拓でいえば緋咲みたいな。間違っても天羽じゃない。
キャップ内側はオーソドックスなドーム状。えらい継ぎ接ぎしてますな。
では、タレットの付け方や感想などを少し。
設置しにくい&ビルド後では交換できないタレットさん
タレット交換、設置には六角レンチを用います。無くしてもH3.5と覚えておけば大丈夫。てか無くしても出てきそうなレベルでデカイ。
内部構造はこんな感じ。INからOUTまでエアが漏れることはありません。
ホールは3mmほど。2つ穴、3つ穴とも0.8mm。1つ穴は1.2mmです。
AMMIT RDAで例えるならタレットの1穴が最小2つくらい。2つ穴が最小1つと2つの間くらい。タレットの3つ穴と1つ穴はほぼ同じドローでした。(何言ってるか分からん)
分かりにくいかもしれませんが、ETNAの2つ穴が一番重いドローです。
そして見てお分かりいただけるかと存じますが、ビルド後では交換できません。そこはBerseker RDAのほうが上でした。
しかも、垂直にジョイント式なので挿れにくいったらない。私は穴にピンセット挿して設置しました。そのあとはタレットを抑えながら六角ネジを締めて完成。
どうせなら六角レンチのほうで調整できればありがたかった。それにキャップホールでも調整できれば・・って、それBerserkerかーい!
もう、ほんと正直しんどい。
ビルドは楽ティン!何も考えることはない
めっちゃ足がグニャってます。よく足にホットスポットができるのは抵抗が働いているからだそうです。なので出来れば足を真っ直ぐに作りましょうねというダメな見本。
そしてポスト裏にスリットが入ってますのでワイヤーを折り返しできます。でもどっちみちカットしなきゃいけないので意味わからんけど合ってますか?ネジ切ったほうが早いね。
プリメイドクラプトンはこんな具合。特に上が狭いわけじゃないので気にしなくていいかと。ジグ置き場らしい溝もありますからそこで私は組んでみます。
最初はNi80 28G-0,9Ωで巻いてみました。プリメイドは使用してません。このときのタレットは2つ穴。
そしてマイクロ 28G 1.3Ωでもチャレンジ。このときは3つ穴です。クラプトンやコイル容量が多いやつは1つか3つが良いと思います。
2つ穴はジュルりやすいしドローがスムーズじゃない気がしたのでもう使わないと思う。あと、2.5mm径でもウィックが邪魔でリキチャしにくい。デフォでBF前提でしたし。
では総評などを少し書いて終わります。
デザインは良いかもと言ったらそれは良くない証拠かも
ETNAはAMMIT RDAのドリチと相性が良かったです。キャップとの収まり具合もナイス。中華マスプロっぽくないデザインも良い。
タレットはもおもしろいアイデアかもしれませんが結局使うのは限られてくる。2つ穴と3つ穴ではそれほど劇的に味の違いは感じられませんでした。
いくらMTLアトマイザーでもドローがスムーズでないやつは味が乗ってきません。細けりゃいいってもんじゃないです。
味は・・個人差がありますからね。あくまでも私の場合はです。リキッドは常飲のHiLIQ鉄観音(M)で14-20Wあたり。コットンはニンジャ。
なんか「煙」っていう感じ・・。3つ穴の場合はコイル位置を高くしたほうが良かったです。1つ穴は交換がメンドイからまだ試していません。いずれ追記します(たぶん。
先日のPIXIE RDAよりかは芯は出てます。MTLじゃないからあたりまえだけど。
例えばみなさんお持ちであろうGalaxies RDAが7ならETNAは4.9くらい。決して濃くは出ない。AMMIT RDAやBerserker RDAよりももちろん下の部類。
1928 RDAよりは上。ZETA RDAよりも上。GR1 RDAより上。MELO3より上。
構造はほぼBerserker RDAなのにおかしいな・・。先細りじゃないからかな。もっと焚いたほうがいいならそもそもMTLじゃないしな・・