お疲れ様です、ガリゲーです。
さて、eXpromizer V3 FIRE RTAなんですが、長いだけに物凄くパーツ点数が多くないですか?
いつか無くしそうなOリングやパーツの山。なので今回は私専用備忘録として構造・分解・組み立て画像を貼っておこうと思う。
新作Expromizer V4についても書いてます。れでは始めます。
eXpromizer V3 FIRE RTAとは?
長いRTAです。こういうのハイエンドアトマでよくありそうなフォルムですが、れっきとしたマスプロ。ドイツメーカーだと誇示してますが生産は中国っぽい。
以前にも瞬間的に出て瞬間的に消えたV2というのがあります。それの3代目。
eXvape公式より
概要は22mmのシングルコイルデッキRTA。MTLっぽいがMTLとは言っていない。それとジュースチャンネル付き。
容量は4mlとTPDの2mlを用意。そしてステルスMODを所持していない方は泣けるほど長い。
※ドリチ込み約7cm。だが2ml版は背が低く安い。4ml版もアダプタ外せば2ml版に可能。
※eXvape公式より
また、カラーラインアップもおかしなノリでありまして、ほとんど全部一緒だろ!ってな具合です。
私は4ml フルブラックを購入。FTで約3,500円。
しかし真っ黒で何がどこにあるやら状態。しかも車と同じでブラックほど汚れが目立ちやすい。
総じて少し古いタイプのアトマイザーですがスタイルが良かったのとステルスMODが遊んでたから欲しくなったというわけ。
それでは早速分解していきましょうか。
途中で詰むほどのパズル感覚を味わえるRTA
ふーん・・こんな感じね。じゃあ全バラして洗浄しますか。
あれ・・公式ではもっと細かい分解図が載ってたぞ。・・・正直ココまでが私の限界でした。ええ。
そしてM’s VAPEさんの動画を凝視。
・・・あ、そこね!はいはい・・・あー?!マジで?そうなるの?はいはい。ほうほう・・・へぇー・・
そして約1時間後・・
ぜぇ、はぁ・・やってやったぜ・・eXpromizer V3とやらよ。何個あんねん。
エクスプロマイザー V3の分解と組み立てメモ
ベースからいきます。対角エアホール上下にOリング2個。
ピンとインシュレーターをカマす。本来これはデッキを載せてから取り付け。
デッキ部分。ボトムにOリング1個。ポジ下のインシュレーターはフラットなほうが上。ベースに溝がないので当てにくいしズレやすい。
ポジ固定用兼ボトムエアホールパーツを取り付ける。
右側のネジ山に合うマイナスドライバーなど皆無。なので片側だけマイナスを差し込んで回しました。薄いプレートがあれば便利。コインでは無理。
溝が無い為、ポジティブポストが動きやすい。しかもネジが回しにくいのでズレやすい。
もう少し親切設計なら良かった。まあ、あまりデッキの分解はしませんけど。
ベースとデッキをポジピンで繋ぐ。回しすぎると奥まで入ってしまうので注意。ピンが少し出るくらいでないと通電しません。
お次はタンク部分。真ん中のフレームにガラスを差し込んで上からパーツで固定します。※一番右は4ml版にのみ付属。
ガラスの上下に透明なOリング2個。下側のは収まりやすいが上のOリングはすぐに外れるので注意。
そもそもガラス上部か固定パーツに付けるのか不明。
これでベースデッキとタンクが完成。タンクの上下が分からなくなった場合、パーツ内側にスレッドがある方が下。
ラスボスのトップパーツオールスターズ。普通このくらいで構成されてるのがRTAじゃない?
一番左のパーツにOリング上中下3個、小さいSSパーツ(4ml増設アダプタ)にOリング1個。
その隣の黒いパーツ(ジュースチャンネルコントロール)にOリング2個、ドリチにOリング2個。一番右側のパーツにはOリングなし。
まずはチムニーチャンバーにアダプタを取り付ける。※2mlにしたい場合はアダプタ要らないです。
イメージとしてはこんな感じで組み立て。先程のチムニーと右から2番めの黒い小さなパーツでドッキング。
なぜこんなにややこしいかというとOBS ENGINE NANOみたいなリキチャ構造だから。
黒いパーツを先に上からネジ込み、そこを指で固定しながらチムニーをネジ込む。それでトップパーツは完成。
だけど、再び分解した際にチムニーからアダプタが外れてしまうことがある。
そうなると空回りループに陥るので六角レンチで固定。サイズ:H3.5。ついでに俺の記事も空回りしてる気がするぞ。
無駄にトップパーツがデカイので長くなる要因となった。どちらにしても漏れるものは漏れるのでトップキャップチャージで良かったのかも。
開けるときメッチャ固くて指痛いし。※ネジを回してから上へスライドするタイプ。
最後に各パーティションを組み付けて終了。お疲れ様でした。なんか小さく見えるけど私の手がデカイわけじゃない。22mmだし。
難点をいえばキリがないが特に接合箇所が見にくい。基本的には滑り止めが付いてる箇所を軸として分解していく。
個体差もあるがリキチャの際にいちいちネジを開け締めするのが本当にメンドウ。しかも一歩間違えるとタンクやベースまで回ってしまう。
なんかヌルヌル動いて精度が良いなんてどこかで読んだけど、俺のは少しポンコツっぽい。
ビルドと総評
ジュースホールはウィック下から傾斜してます。大きさが違うのはジュースチャンネルで調整できるから。ワイヤー留めは出来れば一周したいところ。
デッキ自体はそれほど小さくないです。Kayfun5に似てますがそれよりもビルドはしやすい。
コットンはジュースホールと割と直なので多めのほうがいいです。全体に敷き詰める感じで。最初、申し訳程度で乗せてたら盛大に漏れました。
こんな感じ。今のところチャンネル開けっ放しでも漏れはなし。
あと忘れてた。エアホールが対角5つ開いてるけど穴の大きさが偏ってます。
なので一番小さいのにすると片側1個、片側2個とかになります。大きいのは両方1個。
これもまた設計者の意図が見え隠れするところですが全くドローに影響しません。
コイル径にもよりますがエアの流入経路に対してベースの空洞でケンカしてる感じがします。
極めつけにMODに乗せるとAFCリングが干渉します。なので調整するときにメッチャ固い。
総じて使い勝手が全く良くないし、分かってはいたけど購入しました。何故ならそれらネガティブ要素以上に「美味しいから」という巷の評判だったから。
ですが、対して美味くもなかった。1Ω前後の高抵抗より0.5Ωあたりでミスト多めのセッティングのほうが味は良かったですね(私は)。
AMMIT RDAやGalaxiesが8ならeXpromizer V3は5くらい。自分のなんでもかんでも飛びつくクセはいいかげん見直したいと思う今日このごろ。