スターターキット

Geekvape FRENZY インプレ!コイツはORIONに勝てるのか?


こんにちは、ガリガリです。最近は徐々に蒸し暑くなってきましたよね。こういう時期になるとリキッドをどうしたらいいのか迷います。

自分は電源入れてない冷蔵庫に放り込んでますけど(笑)、だったら買わなきゃよかったと後悔してます。

さてGeekvape FRENZY。意味は逆上とか乱心、狂乱、熱狂だとか・・。それはいわゆるORIONに対してでしょうか。

わかりました。では僭越ではございますが私が判断をくだしていきたいと思います。

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ORIONに激似なデザインなんだけど中身はどうなの?


Geekvape公式より

このFRENZYは内蔵バッテリー式のPODタイプです。デザインはTARLESSORIONに似ていますよね。大きく違うのはリキチャ方法とエアフローの位置かな。

バッテリー容量は950nAh。あと簡易出力調整(3段階)もついてます。※2.5v / 2.7v / 2.9v。パフボタン3クリックづつで変更。青、緑、白ランプ。以下スペック引用。

Parameters
Size: 86.1mm * 37mm * 15.7mm
Material: Zinc Alloy & Resin
Battery: Built-In 950mAh Battery
E-Juice Capacity: 2mL
Output Power: 2.5V 420℉/2.7V 440℉/2.7V 460℉
Coil Resistance: 0.7ohm-3ohm
Charging Specification: 5V 1A
Low Voltage Warning: 3.3V±0.1V
PCBA Temperature Alarm: 80℃
Maximum Output Duration: 10s
Working Temperature:-10~45℃
Stand-By Current: Less Than 10uA
Charging: MicroUSB Port

Geekvape Frenzy Kit comes with
1 * Frenzy Kit
1 * NS Coil 1.2ohm
1 * USB Cable
1 * User manual


大きさはORIONと比べると少しコンパクト。幅はほとんど一緒で高さが少し低い。


だけど厚みはFRENZYのほうがあります。しかもボディが合金っぽくてORIONより重い。※リキッド満タンで約96グラム。ORIONは約86グラム。


そしてFRENZYの場合はPODタンクと交換コイルを別で買わなきゃいけないってのも痛い。

海外だと交換コイル5個入りで約1,000円くらい。PODタンクは1,200円くらいです。本体は約4,000円ほど。あまり国内相場と変わりません。


ただ今のところ仕入れてるショップが少ないので運用し続けていくのは少し難しい状況にあるんじゃないでしょうか。

他に競合する製品はSMOK Trinity Arpha、SMOANT PASITO、Orchidvapeなど。どこかそれらに先を越された感は否めません。

だからこそちょっと実力を知りたいってのもあります。

 

FRENZYの構造をじっくり見ていく


基本的にはパフボタン一つで操作。バッテリー部分とPOD部分はもちろん脱着可能です。ただ、510ドリップチップ互換かと思いきや外れませんでした。


パフボタンのテンションはほどよく音も少し低め。パネルのレジンはマットで照明によってホログラムみたいになる感じ。※現物はBlack Mangma


底はベントホール。ORIONより幅が広いため安定感はありますね。


ステータスランプは充電残量と出力調整時に色が変わります。残量は緑>青>赤。

かえって出力はホント分かんないです。チップそのものがFLINTのやつかと思われるので緑>青>白かと思われます。

三段階あっても緑が少し上がるかなー程度であとは一緒。容量も950mAhなので一番下の出力でいいかもしれません。

 

カートリッジを分解していく


PODカートリッジにロックは無いので引けば外れます。簡単には外れないけど何かしらロックは欲しいところ。


そこからさらにエアフローリングのジョイントを回すとコイル部分が外れます。エアホールは対角2箇所。リングはロック式で全開→全閉で止まる。


ドローは割とMTLですね。全閉精度も結構いい。ただ中間あたりにするとスムーズじゃなくなります。あと、このコイルはFLINTと互換可能。

インストール済みなのが0.7Ω-NSメッシュ。付属してるのは1.2Ω-NS(SS)でした。このSSにすると出力がTC MODEになります。※華氏420<440<460


リキッドチャージは底の栓を外して注入。片側は熱逃がしかと。これは普通のプラノズルでも入りますが結構奥まで入れないとダメ。初回で溢れちゃいました。


それにタンク内が非常に見づらい。たぶん下側にもスペースがあると思うんだけど使い勝手が悪いです。2mlだし毎回億劫になる。

これ黒じゃないとダメなんですかね。PODって全部黒色タンクじゃないですか。いくら遮光してるとはいえどうせ交換しなきゃいけないならもっとクリアにすればいい。


ドリップチップは外れそうで外れません。無理に引っ張るとパーツが割れそうなのでやめておきます。これで十分だと思うよ。


下から除くとこんな感じ。もう分かんない。公式にも510drip tipとは書かれてませんでした。


うーん、難ありだったのはリキッドチャージの煩わしさくらいでしょうか。どうしても上からフタを開けるORIONタイプで慣れちゃうと入れづらく感じちゃう。

せっかくナリがでかいんだし、もっと利便性を追求すべきかと思いますね。これじゃMINIFITと変わらない。しかもMINIFITのほうが入れやすい。

 

総評 / 味は良いがコレを選ぶ必要性が不明確


さて、肝心な味の出としてはまずまずの美味しさ。TeaArtsの烏龍茶でテイスティングしてみましたが風味がよく出てます。

FLINTと同じコイルなので半ば諦めモードでしたがメッシュコイルに限っては十分過ぎるほど出てます。あと体感でORIONより電池持ちがいい。※定電圧だしORIONは直だからかも。

その点は勝ってます。あとは前述したリキチャの煩わしさをどうとるかくらい。製品としての作りも良いし決して悪くはないです。


ただ、換えコイルのセットを揃えるのが難だったり同価格帯の他PODと比べて何がどうメリットがあるのか?特徴は?と聞かれると返答に困りますね。

要するに「FRENZYを選ぶくらいなら他にあるよね」ってことです。

例えばもっと軽量で簡単なものならばMATE-1やZERO、前述したMINIFITやC601。そしてそれよりも大きくなっていいのならORION 一択でしょうか。※個人意見

すでに完成されてる製品が前に居ると中々追い抜いてシェアを勝ち取るってのは余程の機能かメリットがないと厳しいと思う。

ただ美味しいんですよコレ。だからすっごくもどかしいんです。

 

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