間違いないヤツが来ました。あくまで私基準で。且つ、今吸いまくってますけど間違いない。
遅ればせながらお疲れ様です、ガリゲーです。
本日ご紹介させていただきたいのはVapeflyのGalaxies(ギャラクシーズ) MTL Squonk RDTA。
そうなんです!BF対応なんです!。大事なことだからもう一度言わせて。
BF対応RDTA!
デカイですか。とりあえず早速みていきましょう。ちなみにBF対応RDTAのまとめはコチラ。
あと、昨今巷を賑わしている「漏れ問題」についても自分なりに検証してみました。
提供 / 3AVAPE
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かゆいところに手が届いたGalaxies BF RDTA
Vapefly公式より
NIXON RDTAを使用してからというもの、来る日も来る日も私はBF対応RDTAを探しておりました。高いからハイエンドじゃなくてマスプロね。
いや、何が良いって、「何にもしなくていいから」ですよ。
たっぷりBFボトルならリキチャしなくていいし、可視化が可能なので安心感もある。いわゆるVAPEニートです。
そしてまさかのGalaxiesシリーズが続いてて、なんとRDTAが出るっていうじゃありませんか!
そしてタイミングよく3A担当から「Hey Gari !,」と言われたときには3ページくらいプロモしてやろうかと思いましたよ。
いいかげん、本題に入ります。22.2mmのRDTA構造であり、AMMIT RDAのような3Dエアフロー仕様。
ほんでGalaxies RDAの機構も踏襲しているという、まさに昨今の優秀アトマイザーのフュージョンなのであります。
要するに上OK!下まかせろ!みたいなもん。MTLとかは見れば分かるっしょ、でご理解いただきたい。次。
パッケージや付属品
もちろんサンプルですので通常版と異なる場合はご容赦ください。経験上、Vapeflyさんは何か変更してきそうな予感はする・・
付属品はスペアガラス、シートコットン、プリメイド×2、レンチ、各種予備Oリング、形状違いのドリップチップ、イモネジ、BFピン。てか。
プリメイドはGalaxies RDAと同じなのかな。26G-Ni80のスペースド、2.5mm径、約1.0Ω。これのプリメイド100個パック入りを別売してほしい。味に安定感がある感じ。
BFピンはプラスネジ。予備イモネジは六角。普通はマイナス版とか入れてた気がする。
タンク挟むOリングがパッキンみたいでナイス。あとは色違いのおそらくデルリンドリチ。
デフォルトでは通常ピンが刺さってたので即交換しました。コンタクトはどちらもガッツリ出ますのでメカでも運用しやすい。
左のは背が高く穴がストレートなやつ。左はほぼGalaxiesシリーズと同じデフォルトのやつ。素材はアクリルかと思う(PMMA)。
穴の大きさは同じだと思うんですけど。2.5mmくらい。左はテーパーが浅くてドンストレート。右はスムーズなDL寄りといったところです。
個人的には左の長いほうが好き。でもこういうのは接合部に結露が溜まりやすい。
デザインとエアフロー
RDAとは違い少し長くなったがバランスは良い。上部につれRってます。ヒートシンク処理もされててどこかHussarを連想させますね。
そして、エアホールが6つ。対角には3つのレイアウトです。あの一番高い死兆星が指している穴が両サイド全開。
中央3つ目までエアが下がり、残りの3つはシングルホールになるというギミック。
対角側のホールは3つ。こちらでシングル調整はできません。両サイドの調整だけしたい場合は3つ穴のほうが把握しやすい。
工夫を凝らしたデッキベース
さて、キャップを外します。サイドホールは対角2箇所のみ。
Oリング1つでキャップが止まってますがそれほどガバガバという印象は受けませんでした。
ドリチを外すと1段設けられてます。熱対策なのか不明ですが、リキッドが溜まりやすいのが難点。
キャップ裏は珍しい作り。全体的にはドーム型なのですが、中央にも加工がされてます。
滞留したミストをさらにスムーズに送る働きでもあるのでしょうか。いや、美味いから。
あと、エアフロー調整がしやすいようにストッパーが付いてます。これは対角どちらでも装着可能。
そして肝心な心臓部であるGalaxies RDTAのデッキ。うーん・・第一印象は様々な機能がキレイにまとまってると思いました。
中央にはボトムホール。これが割と小さくて低い。両サイドにはネジで調整できるホール。ほぼAMMIT RDAの3Dエアフローですね。
サイドホールはお馴染みのネジ式。斜め下から入ってきてます。
ポストをバラすと中で全て貫通してるので、例えシングルサイドでも3Dエアフローとなる。
こう見るとGalaxies RDAの改良版のようにも見える。
調整ネジもワイヤー固定と間違えないし、傾斜してるからレンチも回しやすい。それにネジ先が見えるということが良い。
そして煙突のようなリキッドチャージ用のホールもありますね。
これを押しみながらチャージするとタンク内部にリキッドを充填できる。上画像分かります?。少し穴がコンニチワしてる。
スプリングで止まってますが、結構固い。BFとして使用しない方はこれでチャージするわけですが、穴も小さいため溢れることは必須。
実際試したところ、入っていくんですが少しでもノズルが傾いたりすると溢れちゃいました。垂直に力入れないと厳しいかもしれません。ガラススポイトは割れそうだし無理かも・・
タンク内部のニクい構造
タンク部分を外します。ちなみにガラスは外れますから安心してください。
センターポールには嬉しいBF用の穴が有り。これは対角2箇所開いてます。
デッキベース裏にはネガティブポストを脱着するためのマイナスネジ。それと前述した押し込みチャージ。うん?なんだあの溝は?
これがまたニクい仕様でありまして。実際の意図は分かんないですよ。ですが、これって逆ジュースウェルじゃないの?。
NIXONやWASP NANOとか少ないタンクを使ってる方なら理解できると思います。コットン足によってはキャパが制限されるんですよ。※こいつは2ml仕様。
なのでウェルを作ってタンクキャパを出来るだけ稼いでるんだと思われます。ええ、そうです。例えコットンをウェルに設置してももれなく垂れます。
ですがどのみちスペースは空くので満タンOKまで入れちゃいましょう。ただし、圧逃しの穴はコットンで塞がないように。
ここまでザックリ見てきましたが、非常に工夫が凝らされていてVapeflyのモノ作りに対する愛情が伝わってきました。
もしかしたらパクってんのかもしれないけど。それはそれ。ウチはうち。鬼は外。
デザインやデッキの作りも申し分なし。後はビルドと味の出方でしょうか。それコカしたら今までの労力全部パーですわ。
ビルド難易度はGalaxies RDAと同じ
両脇にジグ置き場があるのでその通りにすれば間違いありません。試行錯誤の回数でいえばVapefly開発部のほうが遥かに多い。
言い忘れましたがウィック処理はしやすい。プリメイドでもあるように2.5mmが大きさ的にベターかも。
RDAでやりにくかったワイヤー固定。しかし今回のは少し噛みやすい形状してます。噛みやすいというか隙間が少なくなった。
六角が大嫌いな方はどうしようもないが、私は大好き!。理由は滑らないから。一番嫌いなのはマイナス。理由は滑るから。中とってもプラスはナメやすいから嫌い。
総じてレンチサイズが合ってないので好き嫌いが分かれるんだと思う。次いきます。
お見事!だと思ったのがボトムホールが低いこと。あれ?これ当たっちゃうんじゃねーの?と思っても当たらないほど低く配置されてる。
それにサイドから見るとポストで包括されてて美味くないわけがない。今年はマスプロMTLまつりですね。
MTL用のコットンはNINJA WORKZと決めています。もうコレしか使わない。無印やクレドポーとか良いけど切れるし、もふもふ系は低温向けじゃない。
それぞれ好みはありますが、足はタンクの半分くらいで良いんじゃないでしょうか。どうせ垂れるし。あまり長いと供給追いつかないし。では念願のBFチャージON!・・・
ケッモチエエエエッ!!!
このときのために俺は生きてる!と叫びたい。しかもニュルニュル入っていきよる。
それにRDTAあるあるなコットンホールから溢れてくることもありませんでした。
さすが抜け穴が利いてるGalaxies BF RDTA。※前述したようにデッキからチャージは個人的にあまりよくないです。
それでは、まとめの前に「漏れ」について少し書かせてください。どうやら喜んでばかりはいられないらしい・・・
Galaxies RDTAの漏れについての検証 【8/15追記】
なんか最近、界隈でGalaxies RDTAのポジピンあたりから漏れる!っていうのが散見されてましてね。
そういえば私、最初からBFピンしか付けてなかったわ!と思いまして少し検証してみました。
まず、漏れるとしたらセンターポールのBF用チャージの穴からのリーク。ココ以外ないよね。
要するにタンクにこの位置以上入ってることが前提。または傾ける度にリーク。
そしてセンターポール内にリキッドが貯まり、ピンとの隙間やインシュレーター脇から漏れる。
もしくはスレッドとベースの隙間から。ただOリングカマしてあるのでベースとスレッドの間は考えにくい。
コンタクトピンを見てみます。ノーマル、BFともに同じ工程で作られてるっぽい。ノーマルに加工したのがBFピンと思われる。
問題があるならガッツリ締められておられず、インシュレーターとピンとの間に隙間ができていることになる。
それではノーマルピンを付けてみました。ピンとインシュレーターの隙間からかスレッドとインシュレーターの間か・・・。
個体差はもちろんありますが私のは密着度が高い。外そうにも外れないくらいガチガチでした。
なので漏れがあるとしたらピンとの隙間からの可能性が高い。
まあ、とにかく水を満タンまで入れて検証してみた。このまま約4時間ほど放置。もちろんリキッドより水のほうが漏れやすい。
そして確認。・・・漏れてない。※私の個体では。
直接確認。指で押し込んでみても水気は無し。
試しにそのままピンを外すと内部に溜まってました。この状態でしっかりピンが固定されてなければ漏れは必須。
お次はBFピン。真ん中の穴から漏れることはあたりまえなのでつまようじで栓をしてます。タンクには水を満タンに。
3時間くらい放置してましたが変化がないので終了。つまようじを抜いても溢れ出すほどではなかった。
スコンカーのコンタクトとの相性もあるので一応何回かスコンクをしてみます。
押してから水をウィックホールから出したりして何度もスコンク。結構荒く行う。
そしてアトマを外し様子を見る。ほとんど接合からの漏れはありません。
私の個体はサンプル版なので何か不具合があれば製品版には引き継がれません。なのに漏れの症状があるということは個体差によるものといって間違いないでしょう。
インシュレーターそのものが変形・欠けがあるか、増し締めしても圧着できないほどピンの精度が悪いかどっちかでしょう。
対策としては全バラ確認後に締め直し。ノーマル運用ならセンターポールのチャージホールをシーリング(テープか厚いOリングなど)。またはヒートシンクをカマす。
内部対策をするならシリコンをインシュレター周りに塗布するくらいしか思いつきません。ポール内で塞き止めるには穴が細くて処理が非常に難しいと思われます。
これは非常に良いアトマイザーなので困ってる方を見るといてもたってもいられなくなり検証だけしてみました。
Vapeflyは安くて美味い吉野家みたいなメーカーですが、ちょっと焦って作りすぎな気がしますね。何も参考にならずすいませんでした。
公式による漏れ対策用シーリング
VAPEショップ「フレーバーキッチン」さんのツイートによるとVapefly公式よりコンタクト周りへの漏れ対策Oリングが届いたそうです。購入者の方限定ですので他店や海外直の方は厳しいかもしれません。
アトマの付属品で確認してみましたが中々これだけの細いものは見たりませんでした・・
VAPEFLY GALAXIES RDTAをお買い上げのお客様へ
ノーマルピン使用時にピン付近から液漏れする という問題に関してメーカー公式対策のシールリングが届きました。
症状の有無に関わらず、当店お買い上げのお客様全員に普通郵便にて発送させて頂きます。
申し訳ございませんが到着までお待ち下さいませ。— 電子タバコ フレーバーキッチン (@FlavorKitchen) 2018年8月23日
と、諦めかけていたそのとき・・・
当店以外でお買い上げのお客様向けにVAPEFLY GALAXIES RDTA用シールリングをご用意致しました。0円に設定できなかったので1円にさせていただきました💦送料も別途必要ですがご容赦くださいませ💦https://t.co/WPoE8xqLxO#VAPE #ecig #flavorkitchen #電子タバコ #フレーバーキッチン #フレキチ
— 電子タバコ フレーバーキッチン (@FlavorKitchen) 2018年8月27日
この寛大さは何?惚れてまうやろ!って域ですよね。※2個入り1円(送料200円)。
というかこのページは3AVAPEさん提供ですがこれは紹介するしかないです。ごめんなさい。
(追記/8.27)
セカンドロットからは対策用Oリングが同梱されているもよう(追記/9.4)
3Aで購入された訪問者様からの情報(感謝いたします)によりますと8月末以降の製品には既に対策用Oリングが同梱されているみたいです。※予備もあり ※Oリング無しでも漏れていないとのこと
ご購入を検討されている方は別でOリングを買わなくていいかもしれません。ただし、初期ロットが捌ききれていない場合はどちらが当たるのか不明です。
不安な方は国内ショップでの購入をおすすめします。
あと、手持ちのアトマを再度探したらMaze V3のエアフロー調整パーツにはさまってるOリングがちょうど良さそう。当然ピンも設置できます。しかしやや太め。
写真で見るよりかなりOリングは小さいです。お手持ちで探す際は紛失にご注意ください。
では製品レビューの続きを御覧くださいませ。(長かった・・・)
肝心な味の出方は?というか濃くて美味い!当たり!
味の感想をいう前に適当にMODと合わせてみました。BGMはゴンチチで。
コレはちょっと・・・(Pulse BF 80W)
やっぱiPicoですね。そういえばカラーラインアップ言うの忘れてました。ブラック、SS、ブルー、レインボーでした。もうレインボーをバカにするのやめます。
RDTAにしては背が低いほうなので割と何にでも合いやすいかと。個人的にはチューブタイプがマッチしやすかったかな。そのうちPEIタンクとか作られそう。
先日レビューしたばかりのFuryanに付け替えて実食。直前はBerserker RDAでした。では吸います。
プリメイド使用1Ω(実際は0.8Ωだった)なので約17Wくらい。常飲のHiLIQ鉄観音です。
・・・・
濃ッ・・
・・・
濃くウマッ?
最初は長いドリチでイってみました。私はファーストインプレッションでそのアトマの評価を決めてます。テキトーでも美味いなら最高だろと。
Berserkerでも当然味はよく出ているのだが少し核が足りない部分がありました。
なのでAMMIT RDAやGalaxies RDAなどをよく使っていたのですが・・これには参った。
ダイレクトフレーバーの洪水や・・
エア調整もいろいろイジってみました。ビルドによりけりなのは承知してますがサイドを殺すより半開くらいが一番ドローも味ノリも良かったです。
MTLなので十分絞れますが、ある程度エアがないとコイルは冷えないし結露も起きやすい。
両サイド2段階目、ネジ調整2回転が自分のベスト。そして長いドリチが良い。
とにかく「このリキッドの味はこういう味ですよ?」というキャッチセールスまんまの味が出る気配がする。
あくまで鉄観音しか試してないのでヘタなことは言えません。
私も今年になって何回も「名機だ!」とか「ベストオブアトマだ!」とか更新する度に吠えてますが、ガチで美味くなっていってるからしょーがないじゃん。
だってコレ、3Aで2,100円くらいですよ?国内でも安い。
ここまで来ちゃうと高いアトマイザーなんて「いいね」もらうことくらいしか機能しませんよ。ほんと。