MODアトマイザースターターキット

【Vaporesso GEN Kit】新チップAXONの性能はどんな感じ?


VaporessoといえばTarget ProやCCELLセラミックコイル。そしてどこかシャレオツなイメージがあります。

未だにベイパレッソなのかベポレッソなのか不明ですがイタリア系っぽいマイクさんで確認したところ、ヴェイパァ↺レッソ↷!!と聞き取れました。なので、

オーイア!ヴェイパァ↺レッソ↷!。これでいいと思います。

さて、そんなVaporessoの最新デュアルMODがこのGEN。従来のOMNI4.2ではなく新チップのAXONが搭載されております。

では、それらKITも含めて詳しく見ていきます。

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正式名称 Vaporesso GEN Kit 220W with SKRR-S Tank


VAPE KITって名前が長くて記事タイトルに困る。なので私はよく省略します。特にクリアロを無視する傾向にあるのでSKRR-S TANKだったと始めて知りました。

しかもまたしても私が嫌いな「情熱のレッドカラー」。なのでいずれ赤好きな方に差し上げたい。

自分の経験上、赤が大好きな男は「エロい」、「わがまま」、「八方美人」。この3つのスペックが必ず揃ってましたね。


はい。ラグジュアリーなグラデーションが映えるデュアルMOD GEN。そしてオマケのSKRR-S TANK。ついでにザックリと紹介だけします。

 

SKRR-S TANKの威圧感


タンクはバブルグラスで8mlって表記されましたがそんなに入りません。・・いや入るかな・・。ストレートでTPD 2mlです。


ドリチはoリング有りの810。AFCのホールは3箇所でスッカスカ。キャップはスライドかと思いきや古き良きネジ式。だけど挿入口はフラットで圧がかかりにくい。


特筆すべくはVaporesso最大サイズを誇るQFコイル。バーチカルの中央にそびえ立つ黄金の弾丸。ウィックは耐久性がある亜麻繊維。


ポジピンを抜くとボトムから直接コイルにエアを当てる工夫がされてます。それでいてスピットバック防止、漏れ防止を両立させているのだとか。


しかし、ぶっちゃけ味はほとんど出ませんでした(0.2Ω/推奨70w~)。

中央の弾丸が発生されたミストを塞いでる感がある。またそれらが乱気流になってメクチャな出方になってる気がします。

吐いたミストがメッシュのくせにとても荒々しい。

 

上質感ただよう品のあるMOD


一方、GEN MODもこのご時世において「デュアルバッテリー」などというアナーキーなオーラを発しております。


外寸も大きく縦93mm、横53mm、最大幅26.7mm。電池込約200グラム。パネルはフラットではなく緩やかなカーブ。


iPicoと比べてみてもいかに特大サイズなのがお分かりいただけるだろうか。ちょうど無印DRAGと同サイズで少し軽い程度。


しかしボディの肌触りが大変気持ちいい。フェルト生地のようでラバーっぽい素材。それでいてドット加工が滑り止めになっている。

バッテリーカバーもソフトに閉まり、よくあるガチャンっ!といった野暮ったさがない。


まさしく上質。そんな言葉が似合うGEN MODでした。

それでは気になるAXON Chipはいかなるものか見ていきたい。


尚、付属品はこのような感じ。予備コイルはQF Strip Coil 0.15Ω。メッシュではなくストリップという形状。しかし見た感じはメッシュ。2mlストレートグラス付き。

 

OMNIとAXONの違い


VaporessoといえばOMNIボード。最新4.2ではTFTカラー表示に対応。

わずか0.001秒の点火速度、カーブ機能の走りだったCCW、幅広いオート機能や攻めたセッティングに有効なSuperPlayerModeなど。


特にマニュアル操作とオート機能のバランスがよく、ビギナーから玄人までを納得いかせる説得力がある。

MODEボタンも独立して設けられているので誤動作も起きづらい。現状、マスプロの中では非常によくできたボードがOMNI。

自分もほとんど使いこなせていない機能が多い。


さて、AXON Chipだが、これはOMNIの後継というよりインターフェースの改変と新たな機能を付け加えただけのように感じた。

 

AXON Chipの特徴

  • シンプルUI
  • Pulseモード
  • ECOモード
  • Smart TC

まず、数値変更ボタンは左右で中央がMODE設定ボタン(3クリック)となる。普段Joye系で慣れているひとは最初とっつきにくいかと。

設定は左から「Pulse / PowerECO / SMART TC / DIY / SYSTEM / EXIT」。


Pulse Modeとは0.02秒毎で出力をかけ続けパフごとに風味が増すという意味深な機能。ほぼ通常のワッテージモードです(最高220W)。

PowerECOはバッテリー温存モード。スマートTCはコイルを自動認識して温度管理するオートモード。


新機能といえばそれくらいで他はOMNIとほとんど同じ。


視認性は良い。それなりの機能は充実しているが従来のOMNIボードと比べてAXONである必要性を正直感じない。


これはシンプルで操作性を追求したことが原因かもしれない。たしかに各機能へのアクセスはしやすい。

OMNIの場合は設定がページをまたぎ、アッチコッチにカーソルを合わさなければならなかった。


そう思えば単純に機能だけを使いたいひとには重宝されるだろう。だが自分のように見た目も重視したい者にはどこか味気ない。

 

まとめ / GEN KITの矛先


最初にこのGENをみたとき、今までのようなバタくさいデザインではなく、すごく上品な感じがして好感をもった記憶があります。

そのときはまさかここまで大きいデュアル機だとつゆ知らず。もっと小型なBOXタイプなら人気が出たと思う。

このPOD全盛のなか、こういった製品を出す背景とは何か。それは自社開発技術の誇示とも考えられる。


古くから第一線で活躍し続けるVaporesso。あらゆるニーズに対して答えていく姿勢はVAPEメーカーの鑑ともいえる。

そうした意欲作に触れると再び熱を貰えたようにも感じられるのだ。

 

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