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ちょっと待った!glo(グロー)が発売したけど有害性や副流煙って正直どうなの?

time 2017/07/03

加熱式タバコ glo(グロー)解禁です。

いよいよ本日7月3日(月)、先行販売の仙台市に続き東京都と大阪府での販売が開始された。既に店頭やオンラインストアで購入された方もおられるでしょう。

「やっと手に入った!」

いや、ちょっと待ってください!

皆さんはグローに何を期待して購入したのでしょうか?

紙巻たばこより有害物質が少ない、副流煙が発生せず受動喫煙をさせない、少しでも自分の健康のために?

もしかしたら、加熱式タバコの人気や情報メディアなど「巷のウワサ」に踊らされていませんか?上記のようなメリットの根拠をちゃんと把握してますか?

私自身、gloを嗜んでいるのですが、その有害物質減の科学的根拠は未知数です。

ですので、これを機に少し公式サイトで開示している情報をまとめて考察していこうと思います。

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グローが掲げる「有害性の低減」への取り組み


https://www.discoverglo.jp/Product

グローの構造はほぼアイコスと同様、たばこ葉を燃焼させずに過熱により「たばこベイパー」を発生させるというもの。

一方、プルームテックの場合はグリセリンなどのリキッドをミスト化し、それを「たばこカプセル」を通すという方式です。

なのでグローとアイコスは似ていますよね。

燃焼させないということは煙が出ません。故に一酸化炭素を含む副流煙は出ない。出ているのはニコチンを含んだミスト(水蒸気)です。

ミストを発生させるには少なからず水分が必要になるので、アイコス・ヒートスティックやグロー・ネオスティックには「グリセリン」などがタバコ葉に練りこまれていると推測します。

最近話題になっている「Vaporizer」の改良版のようなものですね。

そして、問題はこのミスト「たばこベイパー」なるものの有害性についてです。

アイコスのPMI(フィリップモリス・インターナショナル社)ではPMIサイエンスというサイトで研究成果の詳細な情報が閲覧可能でした。ではgloのBAT(ブリティシュ・アメリカン・タバコ社)ではどのような取り組みがなされているのでしょうか。

 

少し頼りない有害物質9割減の謳い文句

上記四つのグロー公式のキャッチコピーのうち、消費者として一番重要であると思われる「有害物質低減」。しかし、これに触れているのはわずか4行程度の文章である。しかも最後に表記されおり、一番推しではないらしい。

要約すれば世界保健機構WHOが定める紙巻タバコの9つの有害物質。これを約9割近く削減しているという。

以前、製品FAQで掲載されていた「gloにタールはあるのですか?」という問いも何故か消えている。私の記憶では「一般的な紙巻タバコに比べて呼気が茶色に変色しませんでした」という曖昧な答えだった。

出来ればアイコスのように別ページでの科学的根拠の裏づけを特集してほしかったと思う。

 

サイトリニューアル後に新設されたリスク低減評価の概要

グロー公式サイト>製品情報>gloを科学しよう-gloの魅力を科学的に実証とある。以前と比べてより明確にリスク低減を消費者サイドに訴えているようだ。

上の図を見るにグローの加熱温度はアイコスとほぼ同じ240度前後。熱分解から燃焼で発生する有害物質はシャットアウトしているらしい。

ちなみに紙巻タバコによる有害物質は250種類ほど。うち発がん性物質は約70種類。>関連記事「アイコスの喫煙リスクは同じ!だが一つだけ希望があった

この最先端の科学技術を持ってグローの有害性低減を評価。リスクプロファイルを可能とするため第三者機関により認可された方法を利用とある。

第三者機関(独立検査機関)の具体的名称は出てこないが、WHOかFDAだろうか。低減が実証されたことについては詳しく名言していない。



ハーム・リダクションという名の生き残り文句

ハーム・リダクションについても言及。

ハーム・リダクションとは「世間的に有害・依存性があるものについての対応策」である。云わば紙巻タバコのように副流煙を発生させる嗜好品を中々止めれない現実。それをリスク低減するものに置き換えるというもの。

要するに禁煙できないものへの措置。喫煙者個人のリスク低減をするということは、ゆくゆく社会全体への貢献といったところか。もはや、たばこ製造会社に於ける「生き残りキーワード」である。

 

3つのフェーズで行われる検証成果は今後の課題

1.前臨床実験

  • 製品設計安定性
  • 科学的・物理的特性評価
  • in vitroの規制による毒性学
  • 計算による毒性学
  • 疾患のin vitroのモデル
  • システム科学

2.臨床実験

  • 曝露・薬物動態試験
  • 効果研究のバイオマーカー

3.集団研究

  • 消費者意識調査
  • 市販後調査

 

これらの順序でリスク低減を実証し、ハームリダクションの提供を喫煙者に促す。成功すれば「紙巻タバコは消滅する」。

一見、PMIサイエンスと同じ基準での検証の流れだが、薬学的には基本のことだろうと思われる。

現在はどの段階なのかは明記されていないが、製品開発・販売されている現実からすれば既に「3」の集団研究で入っている真っ最中だといえるだろう。

やや少ない情報量ではあるが、消費者の一人として以前よりは安心感は増している。尚、公式サイト内では今後詳しい結果を公開していく模様。引き続き製品研究に励んでいただきたい。

 

まとめ:加熱式タバコ glo(グロー)を得たあと・・

こと、東京都と大阪府に於いては、主要加熱式タバコ3製品が合間見えることになりました。

アイコス・プルームテック・グロー。それぞれが一長一短あり、味、満足度、はたまたデザインなんかで選ばれる方もいると思います。

これが喫煙改革の始まりであり、長きに渡る紙巻タバコの終焉を予感させます。

しかし、あなたの選んだものは「健康なタバコ」ではありません。リスクの低減されたタバコです。何度もこのサイトで言っていることなのですが、加熱式といえどもタバコはタバコ。何らかしら人体にとって有害に働くこともあるでしょう。

それを確かな知識で「有害」と知っておくことは、よりリスク回避へと繋がります。安心しきっての乱用や周りへの無知な配慮は逆にリスクを高めてしまう恐れがある。メーカー側はそこまでのモニタリング成果は出していないのですから。

そうです。これからの課題に私たちが入るのです。私たちは被験者なのです。それでリスク低減の一端を担えるのなら協力は惜しみませんが、知らない間に踊らされることだけは避けたい。

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