本日はQUACK’S JUICE FACTORYのGOOSE JUICE DIY(グースジュース)のリキッドレビューです。
しかし、VAPEを題材にするのってホント「金がかかります」ね。ネタは手持ちなら、やがて底をつくでしょうし、かといって提供品ばかりだと信憑性にかけてしまう。そのあたりのバランスが大事なのです。
そう、コスパ最優先のガリゲーです。こんにちは。やりくりキッツー。
そして、そんな貧乏人の私が目をつけたのがコレ「グース・ジュース」。巷では評判のよいVAPEリキッドなんですが、普通に買えば30ml約2,500円くらいする。
だが、このDIYバージョンを使えばなんと!30mlが150mlに化けるんです!
そんなん聞いたら買わないわけないでしょ。ではでは早速作っていきたいと思う。
グースジュースって何味なの?どこで売ってるの?
About Usを翻訳しても「ガチョウ夫人がフランスのどうたらこうたら・・」で意味が分かりません。無視します。
とにかくUSA産?だろうと思われるリキッド会社のバニラカスタード味だということ。他にもチョコ、メンソール、ベリーなど、数は少ないけど熱烈な信者がいるほどのリキッドメーカーなのであります。
そんな中でも有名なのがこのベーシックな「グース・ジュース」。そしてそれを自分で作れちゃうDIY版が今回のブツです。濃縮フレーバーってやつですね。
見るからにヤバそうなイラストで少し敬遠してたんですが、勇気を出してVAPE CHKさんとこで購入に踏み切ったわけです。価格は30mlで1,800円。しかもコレが150mlに化けるらしい・・ウヒヒヒ
さっそくDIY開始!何をそろえればいいの?
リキッドDIYに必要なもの
- VG(ベジタブルグリセリン)/PG(プロピレングリコール)
- 濃縮フレーバーリキッド
- ミックスするボトル容器・スポイト・シリンジなど
- お好みでニコチンベース液(自己責任)
はい、こんなところでしょうか。グリセリンやプロピレングリコールはVAPEリキッドの主成分ですね。主に化粧品や食品添加物として幅広く使用されています。
VG単体でもいいですし、PGを足して粘度を和らげ供給しやすくするのもいいでしょう。VGが多めだとミストが多く出ます。そして少し甘い。
基本はVGありきでPGは香料などを溶かしやすくします。それとPGには抗菌作用があるのでVAPEリキッドは割と長持ちはしますね。かえってVGは高温多湿だと雑菌が繁殖して最悪カビるらしい(カビたことは今のところない)。
今回のグースジュースDIYの推奨VGは100%です。ですが・・粘度キッツイんですよね。だから私は無視してVGPG比が7:3のものを選びました。有名どころは国産ファンタジーの商品。
ファンタジーグリセリン(VG)、プロピレングリコール(PG)ミックス品 (混合比VG70:PG30(250g)) |
楽天で送料無料250g(230ml)。相変わらず安くて品質よくてVAPERの間ではもはやデフォルトなファンタジー。
実はこのVGPGミックス品が出たのは最近なんですよ。かなり痒いところに手が届いてありがたい。他にも比率選べますので色々試してみるのもいいかもしれません。もちろんVGPG単体でも売ってます。
後は空ボトルやスポイトですね。こればっかりは行う人によりけりなので強要はできません。
人によってはビーカーで配合してからボトルに入れるとか、そのままボトルに入れちゃうとかね(私)。めんどいし洗い物が増えるので自分はボトル1個で事を済ませます。
その際に非常に重宝するのが目盛り付きのボトル。画像は HiLIQの目盛り付き遮光ドロッパーボトルと3mlピペット。しかもこのHiLIQピペット、ファンタジーの口にピッタリ収まって吸出しやすいので大変重宝してます。
あんまり売ってないんですよコレらのキット。あっても割と高いし。遮光瓶はリキッド見にくいけど保存に適してますしね。ちなみに青い瓶より茶色のほうが光は通しません。
他にはユニコーンボトルに目盛りが付いたNEXMOKEのまっさーさん開発の通称「貴族ボトル」も好きです。要するにこれだと何mlいれたか把握しやすいの。
目盛り付きユニコーンボトル KIZOKU BOTTLE 30ml【あす楽 電子タバコ VAPE 禁煙】貴族ボトル |
おすすめフレーバー原液
フレーバー原液があればどんどん量産できるし、いろいろトッピングしてオリジナルリキッドも作成可能!。ただしそんな上手くいくはずもないのでご注意を。VAPEは試行錯誤がおもしろいのです。
有名なのは「Capella」ですかね。あと日本メーカーの「COCOKARA」とか。15ml-600円くらいで安いです。正直VCTとかブラックバード買うくらいならカペラ4本くらい買ったほうがいい。そのくらい無難に美味い。と私個人は思います。
だいたいベースリキッドに対して20%前後くらいが基本でしょうか。自分は25%くらいでないと満足いかないんですけどね。
とにかくかなり種類が多いですし、原液探すのがマジで楽しい。興味があれば一度覗いてみてくださいな。
ニコチンベースを添加する場合の注意点
自分はHiLIQかhaloリキッドのみFusionというニコチンベース液を使用してます。
何度もこのブログでも書いてますが「ニコチンリキッドは扱いを間違えると大変危険」です。希釈する際は濃度計算を守り、ゴーグルや手袋・長袖を着て作業を行ってください。
今回のグースジュースDIYはニコチン濃度3mg/mlで作成しました。より希釈量が少なくて済む50mg/mlのHiLIQニコチンベース液です。
グースジュースDIYの濃度は約20%が基本らしいが・・
まっ黄色ですね。彩度はイジってません。
匂いはバニラ感がスゴイ!少しワコンダに似てるような・・バニラ臭なだけか。
ちょこっとペロりしてみましたが・・辛ッら!
舌がピリピリします。粘度もほとんどないからPG多めですね。だからVGベースだけで作ってくれよな!ってことかもしれない。
メーカー推奨濃度は20%らしいので、こちらが用意しているベース液に対して約2割混ぜ込みます・・・。自分の場合は20%だと少し薄く感じたので後で5%追加しました。
作成したのはVGPGミックス20ml(4mg/ml)をボトルに入れて、グースジュースを5ml追加。。これで約20%濃度のグースジュースが25ml完成しました。
ボトルいっぱいに作成するとうまく振れないので7分目くらいにします。スティープも考慮するとボトルに対して約半分のほうが揮発成分を多く排出できる。そこはお好みで。
後はひたすら振るのみ!
そしてスティープ必須!期間は1、2週間待たれよ
自分の場合はだいたい3日おきに風通しのよい部屋でふた開けて放置します。約1時間くらいですかね。適当です。正直、1日置きだろうが3日置きだろうが変わりません。気のせいです。
それよりも冷暗所保存を徹底して、気づいたら振ることのほうが大事かな。あと、別件で超音波洗浄機スティープも試しましたが、原理考えると効果があるのか疑問です。
スティープは内容成分の融合と揮発成分の除去が目的。VGPG、原液、ニコチン、甘味剤・・。作りたてはどうしても分離しがちです。それらを時間をかけて一つにまとめていく作業がスティープ。
味が美味しくなるのか、はたまた不味くなるのか?元が不味いリキッドなら意味のない工程になることは理解しておいてください。
そして2週間目がついに来たのであった・・
いよいよグースジュースDIYを吸ってみる!
クリアロかよ!
はい、VAPORESSO ORCタンクです。CCELL0.9Ω-35Wで逝ってきます。だってクリアロで美味けりゃRDAでも美味しいでしょっていう法則ですよ。クリアロで美味いなら後々楽だしね。
では・・
ジューーーッ!!!
・・おおッ!?
あー・・・うん・・。なんだろ?ええっ?
鼻を抜けるとき、なんだか臭みというか卵を焦がしたような、なんて表現していいのか分からない塊がある(笑)。
ぬえー?何言ってるか分かりませんね私。
バニラ?バニラといえばバニラはする。最初にね。ただ抜けるときに「強いクセ」があるね。これの除去が足りなかったんだろうか。製品版のグースジュース吸ったことないから比較できませんわ。
じゃ、お次はサーペントミニで試してみます。1Ω-15Wで。
シューーーーー!!!!
!う、うん・・
なんか薄いな。高ワットのほうがいいね。臭みはやや抜けた感はある。でも普通に美味しくはない。
はて?どうしような。この臭みを消したいんだが・・
コレ、レモン入れたら美味くなりそうな妄想!
HiLIQレモンの原液が確か余ってたはず!
タンクに10滴ほど垂らしてフリフリする・・・
シューーーーー!!!
おおおおおッ!!!!!やっぱり美味いやんけ!!
意味ないじゃん(笑)。
どうにもグースジュースは鼻に独特な臭みのような「ふわっと臭」がするので、それを柑橘系で調和してやります。そしたら「あー?あん?」から「おー!美味い?」に変化しました。
うん、おもしろいねDIY。グースジュース自体はクセが強いけど何かとミックスさせることで不死鳥のように蘇ることを知りました。
基本はバニラカスタードらしいのだが、それを想像すると失敗するかもしれません。でもコレ、他のフルーツ系でも合いそうな気がする。それだけでも後悔はしていません。もう少し寝かすことにする。
ちなみミストの匂いはそれほど臭くはないそうです。カミさん曰く、やや甘いデザートだそうな。