お疲れ様です、ガリガリです。
本日はHotcig HADES(ハーデス) RDAをご紹介させていただきます。ハーデスといえば冥王、聖闘士星矢、スロット、ゲーム等いろいろ出てきます。
とりあえずイメージとしては「怖い」「怪しい」「深淵」「さいつよ」みたいなノリかと思う。Hotcigさん的にもそんな感じかと。
そういえばロゴも新調してたし今後は益々何かやってくれそうなHotcig。それではその片鱗に触れていきましょう。関連記事も合わせてどうぞ。
提供 / Vapesourcing
Hotcig HADESのスペックとパッケージ
HADESは24mmのシングル・デュアルコイル対応のBF RDA。デッキレイアウトは前作のCastle RDAに似ている。
なので、おそらくCastle RDAのデュアルバージョンみたいなコンセプトかと思われます。海外相場は2,500円前後。
HOTCIGのロゴがクラシック調から変更。今どきなデザインになってますよ。
付属品は最低限のOリング・イモネジ(マイナス)予備、510ドリップチップアダプタ、ドライバー、プリメイドクラプトン2個。説明書には日本後なし。
スタイルはボテっとしていて背は割と低い。ドリチ含まず23mm。径は24mmです。最近やっとデジノギ買ったんですよ。
エアフローはサイドに2箇所。全閉可能。Castle RDAもそうなのか不明ですが、このHADES RDAは対角にホールが設けられてません。
微妙にズレてるのでシングル用にもできます。
510ドリップチップアダプタは珍しいデザイン。ちょっと傾斜かかってます。このまま吸えなくはないけどキャップデザインからしてアダプタでしょうね。
こんな感じかな。本体カラーで色が違うかもしれませんが、こいつはブラックしか合わない。
構成はこれだけ。実にRDAらしくてシンプル。あのマークが賛否両論起こりそうですね。私は好きですが・・
キャップ内は深いドーム状。Rがかなりある。外見からは想像つかないほどエグってあり。デッキもだけどシンプルなのに丁寧に設計されてる。
前述しましたが、サイドホールの角度がズレてます。デッキ側もこれに合わさないと両サイドフローにはなりません。
あと、惜しいところはキャップロックが無いことくらいでしょうかね。
それでは肝心なデッキ詳細へと移ります。
サイドからボトムへの最近流行りのスタイル
基本的には両サイドフローのデュアルコイルデッキ。ポストレスではありません。エアホールは縦型。約45度傾斜してます。こういうの最近多い。
そしてBF RDAっていうくらいだから最初からBFピンが刺さってる。(先が二股に分かれてるタイプ)。ウェルも割とあって5mm。
コンタクトピンはノーマルも含めてそれほど出ていません。キャップとのフィット感は使用するにつれてやや心もとない感じに。
さて、デッキレイアウト。真上から見ると少しエアホールの位置が片側へ偏ってる。このように少しズラすだけでシングル、デュアルで使い分けが出来るという仕様。頭良い人がいますねHotcig。
よくあるシングル用に3ホールキャップも必要ないので気密性も保持できる。
またおもしろい作りであります。サイドホールは合計3つ。最下部のホールはベースに近い。でも、その上の縦長2ホールもありますよね。
コレ、明らかに漏れるだろ!って言いたくなるけどホールの作りは下へと傾斜(約45度)してます。当然エアフローの一部ですが結露逃しも兼ねてるんじゃなかろうか。
ただエアフローとして機能させるにはビルドによりけり。デュアルでコットン多めだと隠れちゃいます。
はい。ちょっと分かり難くてすいません。このワイヤー留めのイモネジ処理がエライことになってる。ポスト内側まで噛み込んでるのでワイヤーの逃げ場を出来るだけ排除してる感じ。こういうの好き。
まあ、私が疎いだけで今まで書いてきた特徴は既出かもしれません。だけど製品に対する愛情はひしひしと伝わってくる。
組みやすいHADES RDAのビルド
普通に組みやすいですね。昨今、ポストレスやクランプばかりなので余計にありがたい。そういやベロシティデッキってほとんど見なくなりました。私は好きなのに。
見た感じデュアル前提かと思われがちですがシングルでもエアフローの効きは良かったです。ガバガバじゃない。
とりあえず最初は単線シングルで組みました。出来るだけエアの導線をコットンで作ってあげます。画像だと多めに見えますが中身はだいぶすいてる。
キャップをかぶせるとこんな感じ。内側はエグいドーム状なのでスムーズにミストが口へと運ばれます。ただし、シングルでもミスト量がある程度ないとこういうタイプでは味は出にくい。
かといってフューズドクラプトンとかだと立ち上がりも悪く冷めにくい。コットンもすぐにカラカラになるのでイガりやすく切れやすい。反面、キまると美味しいですけど。
総じてクラプトンはデッキの特性やセッティングでの振り幅が大きいのでレビュアーは単線が多いんだと思います。素直だし。
総評 / 味が出るも出ないもアナタ次第!HADES RDAで試されるVAPERの技量
とはいえ一応クラプトンでも試す。3mm径デュアルでギリギリですかね。ポスト間は広いようで狭い。シングル同様に組みにくいことは全然ありません。楽勝。
コイル位置っていつも悩みますよね。高くするべきか低くするべきか・・みたいな。そういうときは考えるよりどちらかにしてすぐに吸ってみるといいです。
HADES RDAではデュアルは下目のほうが良かったです。シングルは上目。自分はですよ。
ただ、エアフロー半開から全開出来る方以外は単線使ったほうがいいと思います。VAPEってミスト咥えられる量によってセッティング変えないと味もへったくれもなくなるので。
要するにバランスの問題かと思われます。自分がどのくらいミストを許容できるのか。それによりミスト量を決めたビルドをする。
空吸いで適正なドローは決めれるし、キャップ付けないでミストを出してみると把握しやすい。そういうのをいくつかこなしていけばどういう運用が自分に合っているのか判断しやすい。
製品選びもまた自ずと失敗が減るかと。ただ世の中には味よりもスタイル重視な方も当然多い。
さて、HADES RDA。美味いのか不味いのか?それだけを確かめたいから記事の締めだけを読まれる方もいらっしゃるかと存じます。
強いていうなら、私は単線シングルがデュアルよりも味が出てて、似たようなモノだとTAUREN RDAやANGLOよりも数段美味しかった。ワイドボアより810ストレートが好み。
運用で困ることはキャップロックが無いこと。二重Oリングだけど高出力運用してると空回りしやすいし滲みやすい。思ったよりキャップが熱くない。ロゴのせいでMODに合わせにくい等。
何回か記事で言ってますが、ぶっちゃけレビュアーは詳細な写真と注意点だけ書いてレポートしてくれればいいのになと思います。お疲れ様でした。