最近、というか・・新型アイコスが登場してからというもの、軒並みアイコスの通販価格が下がっている。こんにちは、ガリゲーです。
だいたい3ヶ月前のアイコスのプレミア価格は20,000円前後。それがここ数日、12,000円を切ってきたショップが目立つようになってきている。これは流石にアイコスショック(アメトーク)以来の最安値であろう。
果たして旧アイコス価格はどこまで値下がるのか?希望小売価格を割る日も近いのか?今回はそんな「アイコスプレミア価格の今後」について考察していきたいと思います。
買いたい人がいる 故に我あり
まず、最初にこの記事を書くにあたり、当ブログでのアマゾン・楽天アフィリエイトデータを分析しています。アイコスのプレミア通販を紹介している身として「同様扱い」と捉えていただいても結構です。それと、私個人の見解では俗に言われる転売・プレミア通販等を「悪」などとは思っておりません。それでは始めさせていただきます。
現在アイコスを扱っている通販サイトは楽天・Yahooショッピング、そしてAmazonの3つ。この中で最初に扱っていたのはアマゾンである。約1年半ほど前のこと。その当時はまだ加熱式タバコ自体、ほとんど知られていない状態。価格も8,000円前後と「今から思えば良心的」であった。
それから暫く経ち、Amazonは喫煙補助器具の扱いを停止。その後、楽天の一人勝ち状態が続く。ヤフーの場合はそもそも認知度が低いため、相場が一時安いときもあったが目立つこともなかった。
そしてみるみるうちにアイコスの通販価格は1万を有に越え、1万5千円、1万8千円、2万越えという天井知らずで売れに売れていく。
理由は何故か?
もちろんアメトークで取り上げられたからというのもあるが、それ以前から人気は出ていた。副流煙が出ない、有害物質9割減など喫煙者にとって「買わない」理由が見当たらないのだ。そんな加熱式タバコが欲しい人達で市場はパンクしたのである。
そして追い討ちをかける「転売屋」。本当に欲しい方に行き届かない現実。そんな悪夢が永遠に続くかと思われた・・。しかし夢はいつかは覚めるのである。
再びAmazonがアイコス販売に参入。時はアマゾン・楽天・ヤフーの三つ巴状態に陥り、加熱式が過熱式に変化。より一層燃えやすくなり、消費者もいいかげん呆れ果てているのが現状であろう。
プレミア価格を下げる理由と製品登録の謎
価格が下がる場合、考えられる単純な理由としては「売れない」からである。
どうして売れないのか?少し羅列してみる。
- アイコスが小売店で購入できる機会が増えた
- プレミア価格があまりに高すぎる
- 新型アイコスが出て、旧アイコスの価値が下がった
- そもそもアイコスの人気が無くなった
- 製品登録が不可能だという話をよく聞くから
この中で一番可能性のある理由を推測すれば、プレミア価格が高いということと、アイコスの供給が本格的に追いついてきたからだろう。コンビニ等で買える率が上がれば、ショップ側で「プレミア」にする意味も無くなり、必然的にアイコスの価値は下がる。
その他、新型アイコスについては、まだアイコスストア限定販売なので世間一般に情報は行き届いていない。ではアイコスの人気はどうか?個人的には他のデバイスに魅力をあまり感じられないし、まだまだアイコス人気は健在だと思われる。
そして、ここで一つ問題が発覚する。
通販で購入すると製品登録が不可能な件
製品登録とはアイコスの保証が通常の半年から1年に延びるという云わば「商品そのもの」である。何かと不具合の耐えないアイコス。製品登録による保証期間の延長はユーザーとっては生命線である。
そんな「ありがたい製品登録」だが、通販で購入したアイコスは製品登録不可能だという話があるのだ。しかし、これは1回でも製品登録をしていなければアイコスサイドでは製品登録は可能だという話である。
では、何故に通販ショップで購入したアイコスは製品登録不可能なのか?。ショップ側に無数にあるであろうアイコスを一つ一つ律儀に登録するなどとは到底思えない。それに、販売を阻害する行為を自ら行う必要性があるのだろうか?
基本的に転売屋であれ通販ショップであれ、「売ったもの」に対しての継続的なメリットを求める理由が見つからない。全く解せないし、注意文を出しているあたり、止む終えない状況といったところか。
だとすれば、その原因は2週間縛りにあるのかもしれない。アイコスサイドは2週間以内に製品登録をしなければ保証が1年にならないと言っている。それに2週間が経過しても製品登録をしなければ自動で無効になるとも。
しかし、なんとも腑に落ちない・・。小売店などで通常購入し、2週間を過ぎても製品登録可能だったという話もよく聞くし、そもそも、何故2週間過ぎているのかを判断できるのだろう。コンビニから売られたアイコスは自動でPMに発信されるのか?だとしたら完全に個人情報搾取である。
私は以前、割引クーポンを使用したアイコスはアカウントと紐付けがされており、発行されたアカウント内でしか登録できないと思っていた。故にクーポンを使用した側が売れば「製品登録は不可能」だという認識。それが唯一転売に対しての有効手段だろうと。
しかし、カスタマーは「割引クーポンの有無に関わらず、1回も製品登録していなければ登録は可能」だという話。
ということは・・通販ショップサイド、またはその下層の卸店等で「既に製品登録またはキャッシュバックされいる」のは間違いない。あ?
キャッシュバックか?
だとすれば、売り手側が製品登録をする理由が理解できる。もちろん一つ一つ製品登録してキャシュバック作業を律儀に行うだろう・・。
アイコスストア代理購入か?
某クラウド系ワークサイト等でもアイコス代理購入の依頼は後を絶たない。その際、代理購入者はもれなくアイコスIDを作成。そして製品登録もその際に・・・
・・・申し訳ない、文章スタイルを一部変更します。
エゲつなッ!!!
※これらはあくまで私の推測であり、事実として書いているわけではありません。ただ、セブンイレブンのキャッシュバック申し込みが4月10日迄なのと何か関係があるのだろうか。
再登録する場合に製品登録できない件
よくある事例でいえば、知人などにアイコスを譲渡する機会がある。その場合、登録していたアイコスを自分で削除すれば知人のほうで登録可能かと思えた。しかし、どうやらそうではないらしい・・。
上記はiQOSカスタマーとのチャット画像の一部だが、「1回でも登録削除をしてしまえばカスタマー側で再登録の必要がある」とのこと。
なので、自分で登録削除をしてアイコスを知人に渡しても、知人側では登録は不可能だということだ。つまり、製品登録と保証を相手に譲るならばカスタマー側での処理が必要となるらしい。
アイコスが売れない・・転売ざまぁ?
価格を下げてくるというのはもちろん売れ行きが低いからである。バカみたいに売れていた時代は当に終了している。
そして、ここでよく考えないと罠にハマってしまうのだ。そう、「安いから今のうちに買ってしまおう」という気持ち。
もちろん急を要する方は留めはしない。いくら以前よりコンビニでの発見率が上がったとはいえ、すぐには買えないのがまだまだ現実である。しかし長い目で見れば「製品登録可能」なアイコスのほうがメリットは遥かに大きい。
売り手は必死で掻き集めたアイコスに手を拱いています。今後、6,980円で買える方々が増えれば増えるほど赤字に・・いや赤字ではなく黒字にならないといったところか。しかしタイミングを外せば店により潰れる可能性が出てきてもおかしくはないだろう。
安くなりつつある現在、今を待てるか待てないかで勝負は決まる。
今、プルームテックのプレミア相場を確認したら、1ヶ月前と比べ約3,000円程度安くなってきてます。これもまた然り、今年6月からの東京販売、そして猛威を振るう「互換バッテリーの普及」だろう。
通販価格を徐々に下げてくる場合と一気に下げる場合はニュアンスが全く違う。今回の場合は後者である。かなり鬼気迫るものを感じてしまうほどだ。それほどショップ側は困窮しているに違いない。
そして、そこで消費者が再び待つと何が起こるか・・売れないアイコスが倉庫に山積みになっているのを想像してしまう。いや、既に山積みだろう。
諸行無常というよりは国破れて山河あり、という方が嵌る。アイコスに価値があるということだけは確かだからだ。