あざます、ガリゲーです。特に言いたいこともないので早速始めさせていただきます。
KYLIN-M RTAですね。これはVANDYのRTAシリーズなのですがいきなりメッシュをブチ込んできました。
実は過去にMESH 24 RTAというバーティカルのも出てるし、KYLINシリーズだったらデカイボトムエアを特徴としてるはず。なのでVANDYの意図がサッパリ分からん。
しかもよ。すでにご存知な方もいらっしゃると思われますがデッキの構造がWotofoのProfileにソックリなんですよ。
いかがなものか・・・
それについては海外でも非難されてるみたいですしデザインを担当した#Mr.JustRight1さんもご立腹・・というか呆れ。Vandyどうすっぺと。
しかし私個人はパクっても改善点さえあればそれで良しという価値観でいますね。ではどうぞ。
Thank you offer / Vapesourcing
KYLIN-M RTAの特徴!というかまんまProfileだろコレ!
Vandy公式より
Kylin-Mはベース24mmのメッシュコイルRTAです。しかもトップエアフローで漏れにくい構造。イキってるAFCリングが特徴です。
ちなみにKylinとはあの麒麟です。最初カイリンって何?でしたが公式ページのバック画像が麒麟だったので確定した次第。
またカメラ用のジンバル(ブレ防止ツール)でも同品名があるので検索の際にはご注意を。
エア流入としてはトップから急降下して昇龍拳。これはDEAD RABBIT RTAまんまです。こういった機構のライセンスみたいなのはどうなんですかね。
実は中華が初と思われてても欧州アトマの機構であったりしますからオリジナルってのが不明瞭。そこもまたスルーしましょう。
とはいえ完全トップエアはジュルらないのでホント助かります。そこはサイドのProfile Unityと比べてナイス改善。
デッキはお馴染みのProfileとほぼ一緒です。オマージュどころの騒ぎじゃなくてヘタすればクローン認定していいほどの出来栄え。頭下がるわ。
そしてレビューサンプル品がまさかのレインボー。あれだけレインボー以外を伝えてもガン無視するのがVapesourcingさんのいいところ()。
しかも割とVandyのレインボー蒸着はレベル高いです。グラデュエーションが非常に綺麗だし加工処理の品質は申し分なし。
でもホントは撮影的にSSが一番助かります。ちなみにVSでの価格は約2,800円(10%OFF使用)。送料込みで約3500円くらいでしょうか。国内と比べて1,000円くらい安い程度。
付属品は鉄板の日本語除外マニュアル、メッシュシート2タイプ×2、コットン×2、ジグ、510アダプタ、ドライバー、予備パーツ。
左が0.15Ωで右が0.2Ω。どちらも素材はカンタルっす。密度的にいえば0.15Ωのほうが美味そうですが精神衛生上0.2Ωでレビューしていきたい。
ではアトマイザーの構造を見ていきましょうかね。
KYLIN-M RTAの構造をみていく
わちゃわちゃしてますがフォルムだけを捉えていただければ幸い。グラスは3ml/バブル4.5ml。減りがバカっ早なのでバブルグラス推奨。
上部に大きなハニカムAFC。それでいて各ネジのパーツにはエングレ加工が施されています。このおかげでガッツリ掴める印象。全体的なデザインも個人的に好き。
ドリップチップはレジンの810(Oリングなし)。開口はそれほど広くないので吸いやすい。しつこいけどコレSSだったら絶対カッコイイよ。
わちゃっとるなー・・・。ポジピンはフラットでデッキ上部から分解する仕様。ピンは出てるけど抵抗値低いメッシュなのでセミメカやメカでの運用はお勧めできません。
誰かのサインが入ってますがたぶん代表のステファンさんのかと。※違ってたらごめん。
パーツ点数は普通ですかね。ガラスの装着もいい塩梅。AFCは全開全閉ストッパー付き。トップキャップは古き良きネジ式。
チャンバー裏はほぼデドラビっすね。形状はドームタイプ。あとこういう類のやつはエアの方向を固定せんがためにベースとロックされます。※デッキとベースが独立して回る。
ジュースホールは広くとられてて剥き出し。こういったメッシュタイプは熱せられる面積が広いので供給よくないと速攻イガっちゃう。
そしてリキッドチャージなんですが傾斜エアフローのためどうしてもホールに入れづらい。ここはパッキン下までなら溢れてもいいのでテキトーにダバダバしちゃいましょう。
全体的には各パーツの動きが良く分解もスムーズでした。AFCリングはやや固めですがExpromizer V4ほどじゃないです。許容範囲。
ではビルドして吸っていきマンモス。
ビルドは楽ティン&長持ち!ただコットンワークにコツがいる
そもそもメッシュタイプは楽ティン前提ですからシートを丸めてポン付けすればOK。留め具もスプリングが効いて入れやすい。これはProfile RTAも一緒ですかね。
※ワイヤーでも組めます。
まずは専用ジグでメッシュシートを丸めます。径は6.8mmの半分。コットンは3mm径で使用する分の約2倍以上は必要。
ちょっと気になったんでProfile RDAのジグと比べてみました。そしたらほぼどちらも6.8mm。両方お持ちの方なら好きなほうでどうぞ。
にしてもこのVandyの素っ気ないジグはいただけませんな。せめてロゴ入れようぜ。
はい。そして丸めたメッシュシートはそのまま両ポストへ挟み込み終了。焼入れはしてません。
ちなみに下の白いパーツはセラミック。スプリングで上下します。※メッシュシートにコットンを圧着させるため。
そのセラミックを下へ押しながらコットンをぶっ刺す。ここはゆっくりいかないとメッシュシートが変形します。
使用したのは先細りな付属コットンだからまだマシですが通常のシートコットンだと2枚は必要になってきますね。
個人的にメッシュはこういった千切って使うタイプとの相性がいいと思いますよ。しかもギチギチに密着させてナンボなのでケチった分だけ美味しくないタイプ。
最後にマニュアルに書かれていた通りコットンを袈裟斬りにします。さすがに太いだけあってよく切れるハサミでないとうまくカットできませんでした。
誰が考えたのか不明ですがコレは非常にナイスアイデア。コットンホールに入れやすくなるしバンバン供給されていきます。
ただご存知、この方法もまたWotofoが先に公開してます。デドラビのエアフロー然り、Vandyは何もしていない。
既出の良いとこだけをすくい取ってフュージョンさせる才能。頭が下がります。
では、バリスタブリューホワイトチョコでイかせていただきます。
なんだコレ!?今まで味わったことがない異次元のエアロミスト!
当然、メッシュパターンにもよりますがミストがえらい細かい。出方は羽衣です。はごろもフーズの羽衣ね。
Profile RDAも当然似てるけどそれよりも粒子が細かい印象。これでだいたい45Wあたり。60Wだとたぶんイガりますね。
で、パフボタンを押した瞬間に「シュコォォォォー」ってまるでスペースシャワーTVのようにミストが噴出。そして恐ろしい立ち上がり。※Nex Meshと同等か
ドローはハニカムだけあって全開でもやや重いっすね。全閉吸える精度。自分は3分の1でドリチをムジョルニア付属のやつと交換して吸ってます。
口当たりはマイルドでトゲが抜かれたふわっふわなエアロチョコ。うまっコレ!。そう、今まで体験したことがなかった扉が開いた瞬間でした。
まるで異次元!!!
それに口腔内が優しさで満たされてスッゲー天女っぽい。「ああっ女神さまっ」が好きな方ならベルダンディーと接●してる気分になる。いやまじで。※変態でもいい。
これHiLIQのSweetMemoriesとヤったら昇天するぞ。つーか全然レビューになってないね。ごめんね。
もちろん私個人の感想なので実際に体験してもらうしか分からないと思います。Profile Unity(RTA)もそうだったらそれはそれで。みんな仲良くね。
Kylin-MはメッシュRDAでの欠点だった供給不足の改善。それに加えてトップエアで漏れ防止。Unityに比べタッパも抑えられてると思う。
これはこれで十分な性能を誇る女神なので(女神じゃない)本当に楽したい方にはもってこいじゃなかろうか。
ただ前述したとおりにコットンをカットするとかなり供給されます。ゆえにタンクもすぐ空になる。頻繁なリキチャも要求されるしコットン交換でも量を使います。
しかし、それでも十二分に元がとれるアトマだと思うし気になるなら買って損はしないと思いますよ。※個人談
久しぶりにスゲーアトマに出会った・・。パクリだけど拍手を送りたい。