MODスターターキット

【Geekvape LUCID KIT レビュー】ポップなルックスが目をひきそう!


こんちは、ガリガリです。本日はGeekvapeの新作キットである「Lucid(ルーシッド)キット」のご紹介並びにレビューしてまいります。

これね・・まずiStick Picoにデザインが似ています。このバッテリーキャップが突出している形状はもはやパプリックデザインみたいなものなのだろうか。

今までにもSMOKやVaporesso、I JOY 他でも似たような製品はありました。だけど、特にEleafから文句が来たという話は聞きませんし知りません。

なので、そこんところは無視して製品のみを突っ込んでいきたいと思います。

それでは12月15日までクーポン「3AXmas12」で12%OFFが終了する3AVAPEさんのご提供でお送りさせていただきます。

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Lucid MODとLumi Disposable Tankの共演


<Geekvape公式より>
このLucid KITは18650 シングルバッテリーを使用するテクニカルTC MODでございます。最高出力は80W。

カラバリやデザインがポップなのでイカついのが飽きてる方には良いんじゃないでしょうか。ティファニーブルーとか良さそうっすね。※サンプルはオレンジ。

そして、LUMI Tankというまさかの使い捨てアトマイザーとのKIT。タイプは4mlと2ml版があり、3Aさんでは現在4ml版だけ1個約230円で販売されているもよう。

調べたらI JOYやTeslaでもこういったPOD型クリアロは出てました。今後主流になっていくと困るなぁ・・。


<Geekvape公式より>
サイズはピコより少し大きくて軽い。ボディは樹脂製でMODの天板はアルミっぽくてバッテリーキャップはSSだと思われます。

LUMI TANKは24mm径の0.3Ωメッシュコイル内蔵。タンクはPCですのでリモネン系は控えたほうがよろしいかもしれません。

 

操作性をチェック!カワイイ外見の中身を暴く


それでは実機に触れていきます。もちろんサンプルなので仕様変更などがある場合も有り。※12/13現在プリオーダー中。


あんあんあんあん?・・・ほぉー・・・。そうね、ボディが軽いだけに重量バランスが上にイっちゃってる感じ。たぶん金属パーツが上部に集中してるからだと思われます。

ピコが約135グラムでLucidは122グラム。


前面のオレンジ素材はラバーコーティングっぽい。ガワはオールプラスティック。バッテリーキャップから前方キワまで25.8mmほど。※25mmZEUS乗りました。


それでもホントギリなのでAFCの形状次第では入らないモノも出てくるかもしれません。


そして長いRTAとかだとバランスがさらに悪く安定感に欠けます。ちょっと当たったら倒れてガラス割る危険性もあるので注意。

 

シックリこないLucid


どうにもシックリこないなぁ。握るとどうしても窪みに手が入るので人差し指の行き場が困る。自然とパフボタンを押そうとするとちょっと低く感じますね。


ギリギリまでコンパクトにしたい気持ちも分かりますし、サイドを垂直にしたら他と差別化できないってことも分かります。

パフボタンの操作は人よって慣れが必要かもしれません。私の手のサイズは成人男性の平均くらいだと勝手に思ってます。


本家ピコたちと比べてみるとこのLucidのコンセプトというのが捉えづらい。25mmのアトマが乗っかるコンパクト機!だったら一杯出てます。

よく観察するとバッテリーキャップが21700サイズ。しかも21700じゃなく18650というスタンダード仕様。最近出たIStick Pico Xもそんな感じだったので何か見失ってないか?


軽量コンパクトさとシャレオツデザインを主張するのであれば、ちょっとツメが甘い感は否めません。私個人はそう思いました。


そうえいば大事なこと忘れてた・・


そうです。裏サイドには「Lucid」のロゴが刻印。しかも全体的なデザインとはミスマッチなフォントである。同系色だから目立たないのが唯一の救い。

こう・・主張は要らないから無印良品みたいなVAPEメーカーが出て欲しいですね。昔のデザインは割とシンプルだっただけに1周して戻ってきてもいいころかと。

それではパネル設定のほうに移ります。

 

必要機能満載なASチップ


パネル操作はパフボタンと設定ボタン(下部)で行います。使い方はAEGIS MODとほぼ同じ。

Lucid 基本設定

  • 5クリックで電源ON/OFF
  • 3クリックづつでモード切り替え
  • モード時に+-同時押しでモード設定
  • パフ+マイナスボタン同時押しでキーロック
【モード】
W,TC,VPC,SS,Ni,Ti,TCR,Bypass,Set
【Set】
TC Wat,Smart,ScreenTime,
Brightness,Hands,Puff,Default,Ext


VPCはカーブモードです。4.5秒まで0.5刻みでワット数を変更可能。よくある10秒1秒刻みではないので細かく設定できる。

SettingのHandsは表示反転機能。Smartはイマイチ分かりませんでした。ごめんなさい。

そして、ワッテージ時に+-同時押しで「H/N/S」とかかり具合を調整できる機能も有り。TC時ではTCRを設定できます。

これは例えばSSを選択した場合、そのTCR値(温度管理係数)からさらに変更できるという感じ。やみくもにTCRモードで設定するより分かりやすい。※抵抗値ロックがない?

全体的に難があるとしたらモード切り替えをいちいち3クリックづつしなきゃいけないのと、スクリーン輝度を変更できるくせにバッテリーセーブがすぐに働くことくらい。※暗くなる

これはAEGISも同様。しかしAEGISほど点火は早くないので割と安心して使えます。

あと、他機種に比べてクリックの認識間隔が広めな気がします。素早くカチカチするよりもカチ、カチ、って少しテンポ置かないとダメみたい。これは慣れですかね。

 

Lumi Tankの使い勝手や味の感想


Lucid KITの付属アトマイザーであるLumi Tank(24mm)は前述したようにコイル交換型ではなくタンクごと交換する所謂PODのようなアトマです。


ドリップチップも交換不可なので悩ましいところ。国内ではいかほどで販売されるのか不明ですが、通常のクリアロコイルよりも高価だと思われます。


バラせるのはAFCリングのみ。ドローはほぼDL。私は全閉で吸うくらいがちょうどいい感じでした。


コイルはメッシュタイプで抵抗値は0.3Ω、タンク容量は4ml版。


リキッドチャージはゴム栓を外して注入。それほど小さくはないのでガラススポイトでもギリいけます。


特に漏れるということもなし。AFC周りの精度以外はシンプルで使いやすい部類かと。


初回使用時にはウィックを湿らせたいがドリチが邪魔をします。なので放置時間を長く置かなきゃいけませんでした。

エアが軽いこともあって推奨通り35wあたりが味の出が良い。

テイスティングリキッドはHiLIQグレスピですが、NICOLASが8としたらこのLumi Tankは5くらい。それに、ランニングコストを考えたらちょっと厳しいかもしれません。

 

デザイン性と軽さ!そして必要にして十分な機能がウリかと


まず、このLucidのコンセプトが見つけにくく触っていても強い主張が感じられませんでした。早い話、コレじゃなくても感。

他と差別化があるならばやはりその外見と軽さでしょうか。それに25mmまで乗りますし、MODとしての機能はオールマイティー。

フィット感にややクセはありますが見た目重視な方なら満足いくかも。


いろんな製品がとめどなく出てますが、個人的にはトヨタ車みたいなものだと思ってます。

個人ユース、家族ユース、その細分化をしていきあらゆるニーズに答えていく姿勢とでもいいましょうか。

そういったモノが提供され続けていくなかで私たちは試されている。自分にとって合うか合わないかは購入してみないと分かりませんしね。

なので、自分のような場末レビュアーが少しでも役に立てれば本望なのです。たとえ写真だけでも。

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