MODアトマイザースターターキット

人気出そうなLUXOTIC SURFACE!その使い勝手や気になる点をレビュー


GWいかがお過ごしでしょうか、ガリガリです。今日めっちゃ風強くて激さぶでした。どうにも春は気温が安定しなくて体調を崩しやすいんですよね。

さて、本日はLuxotic Surface(サーフェス/サーフェイス) with Kestrel RDTAのKITをご紹介。WISMECのテクニカルスコンカーでコンパクトがウリかなと。


セミメカのピコンカーよりは少し大きく、Pulse 80Wよりは小さい。※RSQは私持ってないので比較できません。

Luxotic BFをお持ちの方ならそこにOLEDパネルが付いた感じと捉えてもらっていいでしょう。

では約2週間ほど使ってみた感想などを綴っていきます。

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Luxotic Surfaceの特徴やスペック


Wismec Luxotic Surface(サーフェイス)はLuxoticシリーズの最新版BF MOD。

BF (ボトムフィーダー)とはMOD内にボトルを配してコンタクトピンを伝ってアトマイザーへリキッドを送り込む機構のことをいいます。


ボトル容量は6.5ml。駆動バッテリーは186501本。テクニカルなので出力調整や温度管理機能などがあり最高出力は80W。

他、このSurface KITには「Kestrel」っていうBF対応RDTAが付属してます。しかも JoyetechのNCフィルムのようなコイルレスアトマイザー。


うん、かなり派手な見た目から賛否両論ありそうですね。個人的には手持ちが黒銀ばっかでつまんないんですよ。

だからこういった気持ちが明るくなるのは好き。たぶんパネルだけ別売されたりカスタマイズする人もいそうですよね。

以下スペック引用。

Parameters
Luxotic Surface Mod
Size: 78*43.5*25.5mm
Material: SS+ Resin
Cell Type: High-Rate 18650 Cell(Not Include)
Output Wattage: 1-80W
Screen: 0.49″ OLED Screen
E-Liquid Bottle Capacity: 6.5ml
Output mode: VW/Bypass/TC-Ni/TC-Ti/TC-SS/TCR mode
Resistance Range: 0.05-3.5ohm
Output Voltage Range: 0.5-9V
Maximum charging current: 2A
Thread Type: 510 Spring Loaded Connector
Color: Unistar, Basketball, Linear, Honeycomb

Kestrel RDTA
Height: 43.1mm
Diameter: 24mm
E-liquid capacity: 2ml
Thread: 510

Wismec Luxotic Surface Kit comes with
1 * Luxotic Surface Mod (NO CELL)
1 * Kestrel RDTA
1 * E-liquid Bottle
1 * Glass Tube
1 * Mesh Heater
1 * Cotton
2 * User Manual
1 * Warning Card
Spare Parts

では細部をいろいと見ていきます。

 

製品パッケージや外観など


まずはMODから。おそらくこの個体はサンプルじゃないので現行品との変更点はないと思われます。


付属品はコットンや予備パーツ、ノーマルコンタクト、スペアボトルなど。フィルム(シートヒーター)のスペアも有り。※無印ピコンカーのボトルと互換可能。


ユーザーマニュアルには日本語あり。これはビギナーの方にとってホント必要だと思う。だってeGo AIO買う時、日本語説明書があるショップから買ったし。

この記事だって専門用語で淡々と書いてますがビギナーの方からしたら「何だコイツ」状態。なので次は用語集でもまとめてみたい。




日本限定のカーボン柄パネルでウエイ!してる方は反対側のデザインに気づきにくい。どうですかこのデザイン。


前作LUXOTIC BFは「WISMEC」のロゴだけでしたが今回はロボチックなラインが入ってる。何で余計なことするの。

これらは単に好き嫌いの問題なので気に入ってる方には申し訳ないです。個人的にはWISMECのロゴだけかもしくは無地にしてほしかった。

しかしエンボスなのでバリバリ目立つってほどじゃないです。逆に使ってると変な愛着が湧いてくるのも事実。


510接続部分はスプリングです。サイド前方は24mm径でツラ。


ボトムにはマグネットカバー。ここからボトルを脱着します。そして今気づきましたがUSBコネクタはありません。無印のパーツ使い回しか?

なので本体充電やファームウェアアップデートは厳しいですね。特にビギナーは充電器持ってなかったりするのでココは要注意。

もしかして充電器もセットで販売する戦略なのか・・

 

MODの触感や気になった点


ボディが合金なので持った感じは少し重さがある。そしてパフボタンのすぐ下にパネルがあるからソコに指入っちゃう。コレが非常に気になるかな。

これさ、なんで普通にクリアカバー付けないかなー。基板そのまま剥き出してるので指紋が付きやすいの。そんな小せぇガリ男っす。


視認性や各ボタンのテンションは問題なし。操作も片手で難なく可能。機能や設定方法などはEleaf IStick Pico 21700と同じです。


ボトルはシリコンなのでフニャフニャタイプ。容量も少ないので割と頻繁にリキチャを迫られる。パネルの質感はツルツル。クリアコートしてあるような。


ボトルはマグネット式のボトムカバーを外して脱着。BFは必ずアトマを付けた状態で設置しないと510接続部から漏れるので注意。


あとPico Squeeze(ピコンカー)などもそうですがボトルとの接続部分をしっかり奥までハメないと圧が逃げやすくなりうまくリキッドが上がらないこともあります。

しかもシリコンボトルは柔らかいので少し抑えただけでもリキッドが飛び出しやすい。なので毎回慎重に設置しなければならないところがBFのクソめんどくささでもある。


あと、プラパネルの装着時にしっかり溝に合わせないとうまくハマりません。装着後でも左右に若干遊びがあるのでカチャカチャいう。

しかしマグネット3点で止まってるのですぐに外れたりすることはないです。


基板やコネクト部分を清掃したいときはトルクスネジ(T5)でカバーを外せます。


おそらく長い間BFで使ってると内部に滲み出すこともあるのでたまには中を除いてみたほうがいいかもしれません。

たしかLuxotic BF MODって漏れ問題があった記憶が・・。


最後です。このカバーのトルクスネジが初回でもげたのでもう外せなくなっちゃった。増し締めしすぎた感もない・・

ネジってどうやって作ってるのか不明ですがこういう上部のネジヤマだけ外れたりするもんなんですか?


以上、Luxotic Surfaceの気になった部分。

基本、コンパクトなBF MODは人気が出るし、それに加えてテクニカル。まず売れるモデルだと思います。

VapesourcingさんとこではMOD単体でクーポン使用して約4,000円ちょい。妥当かな・・

では、お次にRDTAいきますね。

 

Kestrel RDTAというお世辞にも良いとはいえないコイルレスRDTA


まずKestrel(ケストレル)って何やねんと調べたらチョウゲンボウ(鳥)って出てきました。おそらくハリアーとかロケットエンジンのケストレルから付けたッぽい。知らんけど。

24mmの対角サイドエアフローでコイルレスなBF RDTA。興味は非常にありました。ええ。


まず、ケストレルの何がダメか最初に書いておきます。それはリウィッキングが非常に難儀だということ。


構造としては下にシートコットンを敷いてからNCフィルムを被せます。そしてさらにインシュレーターを極小なネジ2つで留めます。

このNC Film(mesh heater)の特性は1枚3ヶ月は持つという長寿命らしいのですがコットンは別の話。変えたい時にサッとできない煩わしさがある。


タンクは2mlですがコットン足でほぼ1mlくらいしか入りません。もちろんサイドから入れれますがホールが広すぎ。あまりボトルをプッシュしすぎるとココから溢れます。

あとWismec 油多すぎ。


BFピンにはOリングで漏れ防止有り。付属品には通常のポジティブピンも入ってます。


ケストレルRDTAに使用するウィックは予めサイズが決まってます。これはデフォルトでインストールされてたコットン。


リウィックする際は縦41mm、横12mmくらいがちょうどいい感じ。縦を少し削ることで足の長さを調整します。厚みは指でギュッと挟んで3mmくらい。


最後に・・。エアフローによる冷却効果もクソもないので、40Wくらいでチェーンしてると低温ヤケドします。

CUBIS MAXのときはクリアロだったのでまだチムニーで防げてましたがコイツは無理ですね。


MOD読みで0.38Ω。立ち上がりは遅くないけど40Wくらいないとミスト化されていない印象。通常の単線と比べてかなりミストが細かい。

美味いか不味いかで問われればクソ不味かったです。もちろん洗浄後ですが、この構造だとプラスチック吸ってることと同じになるんじゃないの。

他レビュアーさんはどういう評価か気になります。

 

まとめ / 人気出そうで出ないとみた


中華VAPEは新製品を出すのが早いのですぐに改良されたものや亜種なんかが次々と出てきます。慌てて選ぶと後悔することも多い。

まず冷静に考えてこのSurface MODの機能はRSQ、Pulse、ピコンカー2と同等。それらと比べてどうかと問われたら少しコンパクトってだけ。

配置が一緒なLuxotic BFで慣れてる方ならお勧めできるかと。TopSideと迷ってるなら運用の面で断然TopSideですが激重です。


あくまで「自分は」ですが、BFって楽なようにみえて毎回やることが多いんですよ。

ボトル詰め替えたり、漏れたり、拭いたり、漏れたり、キャップ開けて確認したり、何個も洗浄したり、匂いが残ったり・・

ボトルが6.5mlならタンク容量のあるRDTAで十分じゃないかと。むしろRTAでいいじゃんかよと。


酷評ってことはないですけど目新しさの割に改善点らしい機能も特徴もないので敢えて推す箇所が見つからなかった、ということです。

MODに関していえば及第点は超えてます。

あと、くれぐれもKITはお勧めできません。最後までお付き合いありがとうございました!

 

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