ガリゲーです、こんにちは。本日は「DIGI FLAVOR LYNX RDA レビュー」
これも1,500円くらいですかね今。去年の在庫処分かと思われます。
だから少しでも読んでる頂ける方にアピってほしいというわけ。つまりあんまり人気ない?
見りゃ分かるよね。25mmのこのデカ黒い塊。シルバーもありますが、ブラックの存在感は威圧的であります。
見た目エアフロー無いしね。しかも公式の製品紹介にも出てこない始末。
それでは、そんな一匹狼アトマイザー「LYNX」をレビューしていきましょう。
一見戸惑うLYNX!いったいどういう構造してるの?
DIGIFLAVORといえばファラオ。ファラオといえばRiP Trippersくらい有名なYouTuberはいないでしょう。
あのヒゲテンション&カメラ近いとどうしても飛ばしてしまいます。私はやはりMike Vapesさん推し。
2016年秋ごろ登場したLYNXであります。後続が無いということはコレで完成か売れなかったかどちらかでしょう。では箱開けます。
鉄塊1個、予備ネジ、Oリング類、工具、510アダプタ。個人的にはトリセツの意味はないので写真では省いてます。
読めばいかに日本VAPE界隈が相手にされていないか分かりますよ。
アトマイザーパーツはこの3つ。デッキは2ポールでクランプ式。エアフローパーツはサイドとボトムが対角2箇所。
トップキャップは810ドリップチップ。RDAでスレッドキャップってあまり見慣れない構造ですよね。
通常かどうか色んな種類知らないので分かりませんが、ドリップチップの挿入分内側にガッツリ飛び出てます。
この恩恵は?チムニーの役割とか?普通は面一にするはずだが謎仕様。
しかもホントにスレッドが多すぎ。どんだけ回し続けるのか・・。最初はリキッド塗らないとキュッキュ!いって耳に悪いです。
最初デッキ見たとき、ボトムエアフローチューブが2箇所あるので、「中間パーツにボトムフローがないぞ?は?」って、色々探る。
VAPEメーカーの開発スタッフは1アイデア採用されればボーナスか何か出るのでしょうか。機構考えるの好きですね~。
上記Oリングのすぐ下がサイドエア用の穴。そしてすぐ下がボトムへのの吸気口になってます。
そこまでしてボトムに穴開けたく無かったんでしょう。おかげで凄い密閉度を保ってます。使用中は漏れないけど外すと結露スゴイです。そして下記画像が内側。
真ん中が凸になってます。つまりデッキパーツとのジョイントロック。回してサイド調整するのは意地でも許さないらしい。
つまりトップキャップのネジ絞めでエア調整するので、ボトムだけにしようとするとサイドが死にます。
男の度量が試されるLYNX。嫌いじゃない。お次は問題のデッキ。
デッキはクランプ式だが、デュアルを想定しているのかどうか・・
2ポール、クランプでコイル足を留める。ネジ緩めるとスプリングで上がります。
前述したボトム吸入口がらデッキサイドの窪みへの流れ。そしてボトムフローへ。
えらい外側にチューブ立ってます。コイル位置を真上にすることはキツイですね。私は半分ほど干渉。ウェルはそこそこ深い。
個体差なのかクランプのネジ緩めても片側だけ競りあがりませんでした。なのでマイナスドライバー挿してカツンと上げます。
それほど中華オーセンに求めていないし、動きゃいいかなと。あと、ブラックは塗装がヤワイ。
そして問題発生・・「デュアルで組む時」。強制ボトムエアフローが2箇所だし、バッフルもない。だからデュアル前提でいいのかな。
だが、クランプでコイル足1個留めると「おいおい俺の分は!」ってなりますな。皆さんはどうしてるんでしょうか。
私がバカなだけでスルービルドでしょうか。バカなので誰か教えてください。
普通にドライバー2本刺しで両方同時に挿れてやればいいんじゃね?というのは無しで。とにかくビルドし難い。
コンタクトピン(デッキ固定)横のネガティブ側のネジはポール固定用?。外してもビクともせんのだが・・。謎多しLYNX。
男の器量が何かと試されるLYNX。嫌いじゃない。お次はまさかのテイスティング。
絶対ショボイと思ってたらかなり美味いLYNX RDA!
クラプトンとか無視で。フラットなやつなら当然組みやすいですね。2mm径、合わせて0.64Ω。現在はデュアルあんまり好きじゃないな。
キレイに通電するのは難しいし、爆煙だし、ベロシティならまだしもこのような男前デッキだと「お前では無理だ、退け小童・・」と言われそう。
エアには半分ほど干渉させました。そうしないとウィックがえらいことになりそう。
モッフモフにCottonBaconをウィッキング。たぶん大味だろうから個人的にあんまりなリーパーブレンドを盛大に盛る。
どう味が変わるかというのは好きじゃないリキッドで試すと判断しやすい。
あんまりなリキッド
→あんまり→やっぱりアトマ関係ない。
→変化がある→以前吸ってたアトマより愛称がいい。構造把握して考察材料になる。
美味いリキッド
→そりゃ美味いだろ。で?ってなりアトマの特徴を把握しづらい。
全然期待していなかったし、固いドリチ外すのもメンドウ。なので純正ワイドボアで逝って来ます!
エアフローはサイド入れると余程の肺活量でないとキツイのでボトム少し開け。
普通のサイド調整は穴が小さくなってくけど、コイツの場合は上から絞めていくのでスペースはほぼ変わらない・・ではCuboid-32Wで。
シューーーーーーッ
・・・
うん、もっくもくだね!・・だけど。
総評:無骨だがボトムオンリーで味がしっかり出るRDA
リーパーはどうもキナコ甘いというか埃臭いっていうか、あまり好きじゃなかったんです。吐いたミストもお香っぽいし。黒鳥同様「タバコ味」という概念は捨ててます。
でもLYNXだと凄い芳醇さが伝わってくる。甘さもあるがイヤミな感じがしない。Nectar-MS高抵抗で吸ってたときはこの「芳醇さ」が抜けてて単にキナコ臭だった。
デュアルで試したYuriはもうほとんど使用してないが、そんときもただ薄いきな粉。
LYNXのボトムエアはかなり外側に配置されてるし、トップ内側の溝に滞留気味。それをドリチ挿入部分による擬似チムニーで圧縮するとかかな。これ以来、リーパーの減りが早くなってきた。
注意したいのはボトムオンリーだとコイルが冷えにくいかも。ウェル深くてリキッドがあってもコットンが乾きやすかった。それを差し引いても中々味がしっかり出るRDAである。
今なら3AVAPEで激安ですが、ノリがどうかしてるので注意してください。サイバー攻撃か?