お疲れ様です、ガリガリです。家族サービスしないで巻いてますか?
さて、本日はMarvelのRBAコイルが手に入ったのでちょっと使ってみたいと思います。
しかし、延々とわんこそばを食べさせられてる気分なのでPODはここらでゴールしたい。
それではMarvel RBAとはいったいどんな感じなのか?使えるの?美味いの?。そんなところを探っていきたいと思います。
小さすぎるマーベルRBAコイル
アソコで購入。しかしフレキチさんは発送が早い。早すぎ。価格は1,000円ほどでした。
中身はこんな感じ。予備はOリングとネジ×2。ドライバーはプラス。
ちなみにビルド中にネジ1個無くしたのでマジで大切に保管してください。短いからすぐ外れちゃうんですよコレ。
では、コイルを見ていきます・・・
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小っさ!!!
そのまんまのコイルですね。普通それ専用に大きく作るとかありそうなんだけど、ガチでそのまんま東で笑えません。
こちらがマーベルコイルオールスターズ。メッシュとMTLの中間くらいかな。ゆえに何度も言いますが「アナタが思っている以上に小さい」です。
そして、お馴染みのSMOK Nordコイルとも互換性有り。つまり、NORDやTrinity Alpha、RPM40やFETCHなどでも使えますよ。
他POD RBAと比べてみます。これじゃ分かりにくいな。
チャンバーだと分かりやすい。通常アトマに例えると左のSmoant PASITOが25mm。右のSMOK RPMが26mm。そしてMarvelは18mmクラスかと。
しかし、「小さい=ビルドしにくい」わけではないので、なんとか使える製品だといいですね。それでは構造を見ていきましょうか。
RBAコイルの構造をみていく
小っさ!!!
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RBAコイルは3つに分かれます。ベース、デッキ、チャンバーキャップ。デッキは片側2ポストでワイヤーホールが空けられてます。これは大好きなタイプ。
エアフローはベースにある対角2ホールからデッキ下部のボトムへ。しかも片側にホールがあってスレッドが中途半端にカットされてる。
※デッキ下部は510スレッドなので、そのままオームメーターなどに装着可能
どういう心境なんだろうかと。すごいね笑コレ。絶対日本人では思いつかなそう。「ぶった切ればいいんじゃね?」とか言ってそう。
しかし、コンタクト周辺は絶縁されてますし、ベースにも絶縁処理有り。ポジピンは増し締め推奨。割と緩かったです。
で、底から入ったエアはコイル下のボトムホールへ出ます。コレが結構大きい。しかもスレッドに近い位置にあるからコイルレイアウトに少々難あり。
チャンバー裏はラッパのようなファンネルっていうの?こう、平泳ぎの手みたいな・・。
ベースエアホールのINが広くボトムホールも割とデカイ。そしてビルドスペースも思ったより狭くないから「これはいいぞ!」と思いきや、ジュースホールが狭いっていう、最後にズッこける類のヤツでした。
問題は先に言っちゃいますが「エアホールの割に狭いジュースホール」。コットンホールでもどっちでもいいですが、とにかくウィッキングが難しい。
デザイン的にPASITOだろ!と思われるかもしれないですが、このMarvel RBAのコットンホールは径が小さいのです。極狭。
しかもエアとコイルはバリバリDL対応できるのにコットンワーク次第では供給追いつかない問題が出てくるかと思われます。いや、出てきた。※後述
さて、ワイヤーホールは大きいですね。30g/3コアのフューズドでも入りました。ただ、前述しましたがネジがすぐ外れちゃう。
たぶん、ポストとチャンバーがギリ設計だからかと。なので、開けるときはご注意を。
それでは早速ビルドして試していきたいと思います。※あくまでインプレッションね。
小さいデッキなのにビルドは非常にやりやすい
まず、老眼野郎はメガネ型ルーペを推奨。自分はメガネ&ハズキ1.85がデフォです。
510スレッドって素晴らしい。RPMのときなんか大変でしたもん。ちなみにPASITOのスレッドアダプタは洗面所にもってかれました。
だから個人的に一番ビルドしやすいのは、このMarvel RBAってわけです。
コイルはだいたい2mm径くらいがジャスト。3mmだと厳しいです。1.5mmだとエアホール的にスカスカになるかもしれません。
最初は28G 2mm 0.9Ω。次に26G 2mm 0.5Ωで組んでみました。ワイヤーホールがあるのでコイル固定は非常にしやすい。逃げもなし。
私のウィッキングはPAISTO同様、チャンバーにひと噛みさせます。そこからウィックを調整して最後に余った部分をカット。
そして、またチャンバーを開けてリキッドで湿らして再調整。
最初は漏れが怖くて、「コレでいいや!よし!」と思いきや、コットン量が多いのか炊き過ぎなのか供給不足に陥りました。
ウィックホールの径は2mmほどの約半分。膨らんでる状態でそのまま突っこむとかなり圧迫されちゃうので、もしかしたらコットン足を短くしてウェルにかかる程度でいいのかもしれません。
だったらヤれよ!ってな感じですが今日はシンドイのでまた追記します。どちらにせよ、ここらへんのウィッキングが難関なのは間違いないかと。
26、28Gと組みましたがコイル体積的には大して変わりません。28Gは火が付きやすいので26Gにしたんですが、どちらも15Wあたりでイガりました。
どうにもMeshコイルで吸ってたときのようなチェーンが出来ないもどかしさがありますね。味は私のスキルでは到底Meshコイルに及びませんでした・・
ドローはコイル配置によりますが全閉でメッシュコイルよりも重い感じ。
で、後日、Ni80 28G 2mmのスペースドにしてコットン短くしてすきまくりました。
これでなんとか対処したつもりなんですが、発熱的にどうしても低温(11W)がベストになっちゃう。フレーバーもマイクロより乗りが悪い気がします。
漏れの方は最初のビルドでもコチラでも無し。
個人的にはガツンと20Wくらいでいきたいのでチャンバーキャップに穴開けるかPG率高いリキ専用にするかですね・・
難しい・・
・・・は!?今思ったけど逆にコットンをコイルから飛び出るくらい長くするとか!?
次回やってみます。もう何でもいいから挑戦したい。
カンタン美味しいではないMarvel RBA(個人談)
ちょっと舐めてました。だいたいこんな感じでやればこうなるっしょ?でしょ?ほら、そうだったー!みたいなのが通じない。
味の出といいますか、どうしても小さいコイル運用になるので高温セッティングというのが難しいと感じました。低温でいけるリキッド推奨ですかね。
道具としての存在感や使い勝手など、Marvel自体はとても気に入ってます。選んで良かったと心底思ってる。
だからこそRBAコイルを使うことでコスパよく運用していきたいのである。そこがPODでRBAをヤる大義名分かと。
現時点ではプリメイドのMeshで吸ったほうが美味しいだけにとても悔しい気分になりました。うーん・・ムズいよコレ。