お疲れ様です、ガリゲーです。本日のお題はFOG1で有名なJUSTFOGからのSTARTER KIT。その名も・・
MINIFIT(ミニフィット)!
MISFITSじゃないですよ。ジャストフォグの極小POD VAPEでございます。PODとはタンクとコイルが一体化しており、基本は使い捨てタイプのもの。
しかも巷では既に人気爆発しそうな勢いなので私も興味津々だったのです。果たしてこのミニフィットで今年はPOD元年となるのでしょうか?
それでは3AVAPEさんの提供でレビューさせていただきます。
提供 / 3AVAPE
JUSTFOG MINIFITとは?
JUSTFOGは2009年創業の韓国メーカー。生産は中国らしいです。主にFOG1の名で世に浸透したのではないでしょうか。ちなみにFOG1はPromistVaporさんのプロデュース。
他にはQ14Aとか人気あるんですかね。ベプログさんが出してるプルームテック対応キットなんかでも使われてます。※上の記事は下位互換のPシリーズ。
それでこのMINIFITとは何なんだ?って話に移ります。
とにかく特徴としては今まで出てるようなPODタイプより、「遥かにコンパクト」だということ。とにかく小さい!(全長約7cm) ※画像の寸法間違ってる?
そしてオートタイプの負圧感知ではなくパフボタン式。それにより誤動作も起こしにくいかと思われます。何気にボディはアルミという「徹底した携帯性」がウリ。
バッテリー容量は370mAh。しかしコイル抵抗値が1.6Ωと割と高いのでそれほど運用し難いということもないでしょう。
なんでもMINIFITは電圧降下による味の変化を起こさないようにする工夫がされてるのだとか。満タンから電池切れまで3.4Vを維持しているみたい。
他にはVAPEとしての基本的な保護回路も当然装備しています。以上。
だいたいこんな感じね。説明しやすかったから公式画像ばっかり使っちゃっいました。宣伝してるから許してたもんせ。
それでは早速、実機をさわっていきましょう!
パッケージを見ていきます!予想していたより遥かに小さくてビビる
とってもシンプルなケース。潔すぎて高感度高し。まあ、今見たらFOG1もP14.16もパッケージデザインは統一されてました。
カラーラインアップはレッド、シルバー、ブラックの3色。私が予想するにレッド派が多いとみた。個人的にはシルバーが欲しいので別で購入しようと思います。
同梱物はバッテリーとPODが1個。そして充電用USBケーブル(約25cm)。そして驚くべきことに予備タンクが無い!?
おお!気が利く・・。予備PODサンプルも2ケース用意してくれてました。これで皆さん気になっているリビルドにも挑戦できるってもんです!
交換用PODの中身はこんな感じ。説明書は要らないけどいちいち保護カバーが付いててこれまた高感度高し。
3AVAPEでは1箱3個入りで約600円。MINIFITのキットは約1,250円です。国内だとどこも2,980円くらいなので約半額以下かな。
しかし3AVAPEでは30ドル以上送料無料。それにより帳尻合わせするため余計な買い物もしてしまいがち。交換用も含めてどちらにせよ3,500円くらいはかかるとみていいでしょう。
問題は購入するに値するか否か。
MINIFITをさわってみます!【構造やフィット感】
バッテリーとPODの脱着はスロット式。外す際はツメが後方にあるので前方にクイっと押し込みながら引き抜きます。
おおっ!! 小っさ!!!
特に私の手が大きいというわけではないです。人並み。約7cmと言われてみてもな~。何と比較すれば皆さんに伝わるんだろう。
つまようじサイズ!!!
これでどうっすか?大丈夫ですか?。巷ではUSBメモリーサイズとか言われてて、いまいちピンと来なかったんです。USBメモリにもいろいろありますからね。
しかし、このMINIFITは小さいからといってパフボタンが押しにくいわけではありません。親指、人差し指、中指が自然と配置されるフォルムを維持。
当然小さいので持ち運びには便利。便利ですがやはりケースが欲しいかな。加える部分がむき出しなのでポケットに入れておくとホコリがつきそう。※マウスピースは横置きでも浮く形状。
とはいえ、デザインも良くて万人ウケしそう。ロゴもうるさくないデザイン。私は好きです。
バッテリーの構造
POD挿入部分にはコンタクトピンが露出。下側には固定用のツメがあります。上部にはステータスランプの表示可能なパフボタン。
底面には充電用USB端子を装備。さて、見てお分かりの通りこのミニフィットは自立しません。しかし横に置いても場所を取らない分、Aspire Breezeなんかよりマシかと思われます。
PODの構造・リキッドチャージ
約1.5ml容量のコイル一体型PCタンク。マウスピースは楕円形。エアフロー経路は下部の3ホールからコイルのボトムに入る形。なので、ほぼ漏れ知らず。
ミスト出口は1つのチムニーから2手に分割されてます。普通にスピットバック防止かもしれません。それか圧縮作用とか(知らんけど)。 #つまようじ使いすぎ。
POD底にはコンタクトピンとリキッドチャージ用のプラスチックのフタがあります。
これが非常に便利。フタが開閉式で無くす心配がないし、圧逃しのホールも一緒に開け閉めできます。コレはナイス!。コレだけで運用する価値は高い。
しかもチャージホールがシリコン?のため、ノズルボトルなら奥まで挿入できます。
中途半端にノズルを差し込むと溢れますから要注意。しかもホールが弁の役割を果たしている。細かい気配りができるメーカーって大大好き(HiLIQ語録集より)。
リビルド出来そうだがやめたほうがいい
こういう類のものに限らず、バーティカル(垂直)でないプリメイドコイルではリビルド可能な場合が多い。もちろん、それに挑戦するVAPERは後を絶たない。
分解するにはPOD底面のプラ素材を最初に外します。ツメは4箇所。上方へ押し込みながら浮かせる感じ。
プラパーツが取れたらシリコン部分をピンセットなどでモリモリ引き出します。
ゴッソリとこんな感じのレイアウト。問題はチムニーパーツを外すとどうなるか・・・。
チムニーを引っ張って外すと既視感のある見た目。この時点だけで言えばリウィッキングは余裕ですね。問題はピンとの接点。
なんと!ワイヤーとピンの接点は触れているだけで固定するパーツがありません。おそらくワイヤーの足がピンとシリコンの間に滑り込んでるのかな。ピンは後挿ししてるかもしれませんね。
これは例えリビルドに成功したとしても復元するのがクソメンドイことになりそうだ。当然、難なくこなすVAPERは居ると思うが・・・
買おうぜ・・
だけど、コンタクト周りさえ気をつければ普通にドライバーン・リウィッキングは容易。
では早速、MINIFITを使っていきましょう。
MINIFITの使い方(操作方法・ステータスの確認)
まずはPODを外した状態でパフボタンを押してステータスランプを確認してください。4クリックで電源ON/OFFです。ここでランプが点かない状態だと初期不良かと思われます。
クリック音はコチコチとやや大きい。クリック感はナイス。
基本的な使い方
- パフボタン4クリックで電源ON/OFF
- パフボタン長押しでベイピング
- ランプの数でバッテリー残量を確認
JUSTFOG公式より
パフボタンの充電ステータスランプは4パターン。数が少ないほどバッテリー残量は少なくなります。※パフボタン使用時に点灯・点滅。
ランプ1つで4回点滅は要充電の合図。充電せず放っておくとリチウムイオンバッテリーは蓄電性能が劣化します。たとえ使用しなくても定期的な充電をお勧めします。
JUSTFOG公式より
上の図は充電ステータス以外のランプ一覧。※一番上は電源のON/OFF。
- 3回点滅 / ショート(短絡)。※POD要交換
- 2回点滅 / PODとの接点に問題有り
- 10回点滅 / 10秒以上パフし続けると強制的にオフ
PODの位置が悪い「2回点滅」の意味がよく分かりません。たぶん、接触不良っぽいですね。
そういった場合はファミコンよろしく「フーフー」するか差し込み直せば上手くいくかもしれません。
MINIFITでテイスティング!肝心な味の出はどうか?
常飲のHiLIQ鉄観音でテスト。ニコは6mg/mlです。
リキッドチャージは前述しましたが挿入部分からさらに押し込まないと溢れ出します。シリンジならOKですがプラノズルはギリ。※ガラススポイトは無理。
タンクは1.5mlですが先までパンパンに入ります。よくあるPODタイプだと残量窓がありますよね。アレは結構見づらいのですがMINIFITなら余裕で確認可能。では吸います!
ドローノイズはうるさくなく、重くも軽くもありません。ちょうど良いバランス具合。しかも煙量が予想以上に多い。
味の方はボトム式にしては「薄い」ですね。昨日試させていただいたベプログさんのキットよりも劣ります。※OVNS SABERのOEM。
コイルは30g-2mm径ほどの7wrap(スペースド)の1.6Ω仕様。ウィックはギッチギチでした。薄いのはたぶんエアの流入が多いせいかと思います。
抵抗値も高く必然的に出力は下がるので不完全燃焼みたいな味になる。しかし供給は良いほうです。短いスパンでチェーンしててもイガらない。
でも何故だか許してしまう自分がいるのも不思議。そういう問題じゃないと捉えているからでしょうか。
VAPEには様々な遊び方・運用方法があるので「味」にシフトしていくことが時に「壁を作りがち」になってしまうことがあります。
つまりこのMINIFITは味など関係なくても手元に置いておきたいという証拠。よく分かりませんが何か妙な魅力があることだけは確かです。なんだそれ。