さて、今年もやってまいりました、GariGari-Studio杯 マイベスト オブ VAPESでございます。※自分でよくいうわ。※マスプロね。
ほんと、どうでもいいことですが、私なりに2018年を締めくくる記事として書かいておきたいし、個人的おすすめといっても過言ではありません。
しかしあくまで、自身が使用したもの、或いは吸ってみたものを「個人的嗜好」で選んでますので、他評価とは異なりますことをご了承くださいませ。
では早速始めさせていただきまーす!よろしくどうぞ。
この記事のコンテンツ
コンパクト部門 / Digiflavor Liip
スターターキットの中でよく使ってるという意味では、デジの「Liip」を選びました。いわゆる予めニコリキが入ってる使い捨てPODです。
何が良いかといいますと、完全にタバコ代替品だからですね。小さくて軽いし携帯性に優れてるので外出時にはポケットに入れてよく持ち歩いてます。
それに、ミストの出が少ないうえに満足感も十分ある。自分はリキッドとして販売されているニコソルよりもLiipのほうが体に合ってました。
ただ、いつまで販売されるのか怪しい部分もあるので見つけたら速攻買ってます。単なるニコ厨なので次点を参考にしてください。
流行ったのはVaporesso ZEROやMATE1、MINIFITなどかな。
Aspire Nautilus AIO
Geekvape Flint
Digiflavor UPEN
クリアロマイザー部門 / Vapefly NICOLAS
もう2年くらい前のクリアロですが、未だにコレ以上味を出してくれるクリアロには出会ってません。まあ、クリアロ自体それほど吸ってないってのもありますけど。
でも、ヘタに組んだRBAより、いや、上手く組んだRBAより断然美味いときも多々ありますよ。いやマジで。
それに、クリアロの宿命でもあるランニングコストでいっても他の追随を許さないほどのパフォーマンス。
国内では約2,980円くらいでコイルは5個入り約1,000円ほど。海外通販だと本体は約1,500円ほどでコイルは約600円とバリ安。
今でこそ人気のあるVapeflyですが、この時代はまだ三下だったように思われます。そういった時代にコレを見つけた人は凄いなと。
とにかく、これからも愛用していくことは間違いない逸品。
以下次点。Joyetechのコイルレスはいずれ化けそうな気がしてしょうがない。クリアロなのかは不明。
Joyetech Cubis MAX
Joyetech RIFTCORE Solo
RTA部門 / INNOKIN ARES RTA
ここからがアトマイザー部門。しかし、ベストを決めるのが非常に難しい。何故なら良い製品がシノギを削りまくった1年でもあるからです。
特に2018年はMTLアトマイザーにとって豊作の年。当然、吸ってないのもあるから「コッチのほうがスゲーのに!」ってのもあるかと思います。そこは冷ややかな目で許してね。
さて、イノキン ARES。これはMTLとしてはドローは軽いほうなんですが、その分オールマイティー機としても活躍してくれます。
スタンダード版なら24mmと大きく、タンクキャパも十分。それに「これでもか!」と云わんばかりの豪華付属品。漏れにくい構造、ボトムエア、シングルデッキで無難に味も出せる。
そんな総合的にみた自分なりの評価です。以下次点。
Geekvape AMMIT MTL RTA
Hellvape Dead Rabbit RTA
RDA部門 / Vapefly Galaxies RDA
一番悩んだところですが、最後はGalaxies RDAがベスト。他、AMMIT RDAやBerserker RDAと迷いましたが、やはり最後は「運用のしやすさ」で上をいった感じ。
RDAというのは、テキトーに組んで、テキトーにブっかけて、テキトーに美味い!はい、次!みたいな。そんな趣もあると思うんです。
AMMITも間違いなく良かったんですが、なんか長く使ってるとキャップの開け締めが億劫というか、アレ、うまくチャンバーに噛ませないと閉まりにくいんですよ。
それに、キャップストッパーはあったほうが断然便利。Berserkerは無駄にパーツが多くて点棒やドリチ先とかよく紛失しました。
味が出るというのがもはや「あたりまえ」みたいなことになってくると、今度は運用性の高さに目がいっちゃうんですよね。
その点、このGalaxies RDAはバランスが良いのかなと。難点なのは外見がもうちょっとカッコ良ければ・・。もちろん個人的にです。
次点は話の中にあった二製品。それとメッシュでこれほど味を出せるのかという観点で「Plofile RDA」を推したい。
他よく目についたのは RecurveやPhobia、BELL、Tiny RDAですかね。どれも吸ってなくてわら。
Geekvape AMMIT MTL RDA
Vandyvape Berserker MTL RDA
Wotofo Profile RDA
RDTA部門 / Vapefly Galaxies RDTA
よく私の記事を読んでおられる方なら、既にご存知だったかと思われます。そう、今年一番のマイベストアトマイザーである「Galaxies MTL RDTA」。
既にVapeflyだけで3製品がランクインしてますが、良かったモノがたまたまVapeflyだったってことです。
それと、この製品はBF対応のRDTAなのでスコンカー運用でもその実力を発揮できている。
発売当初は「漏れ問題」で、スったもんだありましたが、その後のメーカー対応が素晴らしかったですよね。もちろん国内ショップさんの対応も然り。
自分のは漏れのない個体でしたが、それで評価が下がるのがイヤで必死に検証したのを憶えてます。
どちらにせよ、味もよく出て、運用面でも申し分ない。次点は無し。
しかし、これだけ今年に良い製品が集中すると来年はどうなるんでしょうか。もはやMTLもメーカーにとってはネタ尽きてるだろうし・・
なので、違ったアプローチでの製品が出て欲しいと願います。
MOD部門 / Lostvape Furyan
一番良く使ってるという意味ではiPicoやAster,eVic Basicなんですが、今年という点で「Furyan」を選択。とにかく見た目がカッコイイってだけ。
MODの場合はアトマイザーのように性能に差がでにくいため、見た目で選んでも何ら問題ないと思われます。
普通のメカスコですが、21700まで使えるのは魅力的。しかし分解し辛いのが難点。それに重いので賛否両論はあるかと。
LOSTVAPEはDNA搭載機で有名なので価格も少しお高い。そのぶん所有欲は満たされますけどね。
次点はEleaf INVOKEかな。今年じゃなく去年発売されてますが、シングルMODよりも軽いんじゃないの?と思うほどの驚くべき軽さ。
それにVaporesso Armour Proも完成度が高かった。ポストP80って感じ。最初、21700でDesire MAD MODを愛用してましたがコイツのせいで出番が少ない。
全体で話題になったのはテクスコのPulese 80WやRSQ、そしてNuchakuやPico21700など。
どちらにせよ、今年のMODはやはり21700全盛でした。来年は20350あたりを使用した小型テクMODが出てくれることを期待します。
アクセサリー部門 / ハズキルーペ 1.85倍 ラージ
自分はMODやアトマを着飾るアクセサリーやドリチには全く興味がないので、ビルドツールで選ばせていただきます。
まず、ハズキルーペは間違いなく今年のベストツール。特に老眼の激しい方や視力が弱い方には心強い。
次点は「よくわからないコイルジグ」でしょうか。あれは手巻きしやすいのでいつも使ってます。来年はアレの改良版を自分で作る予定。
コイラーも多様してましたが、セッティングするのがメンドイんですよね。それに何故か負けた気がするし。
あと、指サックも自分にとって必要なツールだけに入れておきたい。
そういえばWotofoのEasy Squonk Capを忘れてました。これも良かったです。
リキッド部門 / Baks Liquid Lab. VEGAS
バーレータバコと桃フレーバー、そして灰の香りが得も言われぬ境地へと導いてくれたリキッド。バクスリキッドラボのVEGAS。
これは久々にリキッドで感動した作品。いつからだろ・・Halo VoodooとかMK Labさんの雨流れくらいからだろうか。
基本、自分はHiLIQを常飲してるので、ノンニコにそれほど興味がありませんし疎いです。どこどこのリキッドが新発売された!とか、この香料どうなんだろ、っていうのは皆無。
実はノンニコにベースを入れると味が落ちるので、しょうがなくHiLIQっていうのが大きな要因かもしれません。
しかし、味が落ちにくいらしいベースが発売されたので気になるところではありますね。
ワースト部門 / NCR RDA
コイルレスの特攻隊長みたいなNCR RDA。そのまま自爆したかのような実験的作品でした。
嫌いじゃないですが話題性に振り回されるのはよくないと教えられましたよ。
あと、EleafのiWuでしょうか。もちろん個人的にです。
【総評】 数ある製品の中から選ばれないもの
まず、2018年はMTL機がとめどなく出現した年でありました。これは日本人が好きだからではなくTPDの影響かと思われます。スコンカーもそう。
いかにタンク容量を2mlに抑えるか。漏れにくいトップエアの採用。POD推し。爆煙でも大丈夫なように規制のかからないMOD(スコンカー)等。
そうした背景と照らし合わせるとメーカー側の努力が伺えます。
しかしその中でも自分たちが選ぶ製品はどうしても人気があるものに集中する。出来るだけ損はしたくありませんから。
すると人気のない製品は朽ちていき、やがて行き場を失うでしょう。
消費という我々の中の悪魔が狂喜する一方で日の目を見られなかった製品たちが不憫でなりません。それらを助長している立場だからこそ、より一層強く思うのです。
日が当たるところでは必ず影が現れるのと同様に、そうした屍の上に立っていることを忘れたくはありません。
2018年のVAPING LIFEと今後
今年もたくさんの製品に触れさせていただいて、その機会を作っていただいた提供元さんには感謝の言葉しかございません。誠にありがとうございました。
始めたてのころは加熱式タバコに注視してたのでVAPEは二の次。それがハマっていくうちに加熱式タバコのつまらなさを実感し、現在に至ります。
しかし、8割方レビュー記事になっていき、溢れている情報と重複するようになってきたんです。
そうなるとGariGari-Studioを訪れる意味が訪問者さんには無いわけであり、必然的にアクセスも下がる。以前からこの問題はイヤというほど把握してます。
もっと独創的でメリットのある情報をこちらから提供しなければやがて飽きられることは必須。
それに、せっかく3年以上続いてるわけですから途中で止めたくもないし、続けていきたい。
来年からは少しづつでも他にないコンテンツで勝負できるように努力し、VAPE以外のジャンルにも着目していこうと思います。
最後になりますが、いつも訪問してくださる読者様には大変感謝しております。また読みたいと思わせることが自分の夢であり、モチベーションへと繋がります。
来年も宜しくおねがいします!とは気軽に言えませんが、捨てられないようにがんばりたい。そんな2018年をありがとうございました。