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NCR RDAの使い道を考える会【我らNICOTINE REINFORCERS】

time 2018/02/13

こんなクソアトマに出会ったのは久しぶりだ。期待値でいえばエンジェルフォールくらいの落差はあっただろう。こんにちは、ガリゲーです。

ちょうど去年(2017)の暮れあたりですか。「New Concept RDA」 を謳い文句にVAPE界隈を席巻したのは・・。

「は?未だにコイルとかウケるし!」「ウェハーヒーター知らんの?」「60万回くらい使えるからもうクリアロも要らないよ」・・的な。

そんな誰も(ごく限られてるけど)が期待に胸を膨らましてた時期もありました。

ただ、実際に使用してみると「誰がなんと言おうとNCRはクソアトマ」だということに気づくはず。ゆえに私も含め、コイツの使い道に困っている方はたくさんおられるのではないか。

否、もしかしたらNCRに試されてる?

そんな妄想も織り交ぜつつインプレッション&考察をしていきたい。それではどうぞ。

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NCR New Concept RDAとは?そのスペックと特徴

このNCR RDA。実はどれだけ探しても公式が見つからないのだ。販売元メーカーがどこか分からない。ほとんど中華ショップの販売ページしか出てこないのである。

しかもオリジナル風な雰囲気を醸し出してるが以前に「Altus」という似たような素材を使用したタンクアトマイザーも存在していた。つまり二番煎じといっても過言ではない。

NCRは通常のコイルをWAFER Heaterで賄う。ウェハーとは半導体素子の材料で珪(ケイ)素・シリコンであるらしい。詳しいことはよく分からないが硬くて熱耐性があるセラミックのようなものだ。

その中に導線が仕込まれており、その加熱によりウィックに沁みたリキッドを霧化させるというもの。

なんでも60万回ほど使用可能で、ドライバーンで自浄も可能。ただ、何をもって60万回か?というのかは疑問が残るが、おそらく熱を加えた回数だろうか。

そんなNCRのメリットは「コイルレス」。抵抗値は約0.4Ω~0.5Ωで「ビルド交換を必要としない」運用ができる。端的にいえば楽に使えるというのがNCRのコンセプトというわけだ。

しかし、フタを開けてみれば楽どころか苦悩の連続でしたけどね。


ちなみに製品名である「NICOTINE REINFORCER」とは直訳するとニコチン補強剤。何故このようなダイレクトな名前にしたのかは謎。映画「アドレナリン」を連想してしまう。

 

NCR RDAのファーストインプレッション!


購入はEVERZONで当時約3,500円ほど。素材が高価なのか割と取る。箱も小さくて簡素なので「やってまった感」に拍車をかけた。


説明書なるもの。日本語はあたりまえに無視。しかし組み立て方だけはちゃんと見たほうがいいです。しかし、こう・・海外モノばかりな「VAPE」というのは完全にオタクの世界ですよね。

とはいえ、電子パイポやEmiliもまたVAPE。みんな仲良くね。


付属品はPEI(ウルテム)のインシュレータープレート(またはヒートシンク)。ヒーター固定の六角レンチ。ヒーター固定イモネジ。予備Oリング。BFピンは無し!

そしてヒーター上部に被せるステンレスっぽいクリップは2個。しかし、これの用途がイマイチ分からない。そして組んでるとすぐに外れるやっかいなパーツだ。


アトマイザー本体があらわになる。一見、普通のRDAだが随所にウザ要素が満載である。すでにOリングがネジれてるやん。径は24mm。

 

NCR NICOTINE REINFORCERを探る旅(構造)


キャップを外す。特異なデッキに目が行きがちであるがエア調整ができないキャップを凝視。そしてドリチ交換不可という男前仕様。だが、ワイドボアではない。

材質はPC(ポリカーボネート)かと思われる。NCRのロゴ印字もかすれ気味で何かの演出なのだろうか・・。見た目は好きなんだが。


本体の底。ピンが出てようが出てまいがこのRDAはメカ用途ではない。理由は電池に負担を強いる仕様だからだ。それは後述します。


キャップ裏は特に工夫が凝らされているということもない。上部はほぼフラット。エアホールはドットタイプで3ホールを4箇所に配置。当然エアフロー調整は無し!

 

WAFER HEATERの特性と運用


右側のヒーターを覆っているアルミパーツはヒーターカバー兼ウィックホルダー。左側が心臓部のWAWER HEATER(ウェハー・ヒーター)である。


イモネジ2箇所で固定してあり、ヒーター側にも接点が付いてます。


抵抗値は公式でいうところの0.4Ωジャスト。


厚さは約1mmほどの薄さ。内部にアイコス・ヒートブレードのような電熱線らしきラインが見える。どういった流れで導電しているのかは不明だが、固定している部分がポジティブ(正極)とネガティブ(負極)なのは間違いないだろう。この部分を加熱してリキッドをミスト化する仕組み。


通常のコイルとは違い、かなり表面積がある。横幅は8mmほど。熱容量がかなりある為、立ち上がりは当然遅い。最初に30Wほどかけてみたのだが一向に赤くならない。

50Wくらいでようやく赤熱。しかも3秒くらいかかった。なので通常運用するにはには60-80Wくらいでないとパフを押してから相当ラグが発生するだろう。

当然、シングルバッテリーでは負荷がかかりすぎるのでデュアルバッテリー以上は必須。ウェハーヒーターなるものはとんでもない大食らいである。


そしてヒーターを覆うステンレスっぽいクリップ。公式画像を見るにデフォルトで装着されている。熱伝導のムラを避けるためか或いはガンクをなるべく付けないようにするためだろうか。

もしかしたら温度管理を可能とするためのステンレスなのかもしれない。しかし、それにしては接点具合が不安定だから、やはり熱ムラを無くし均等にミスト化する役目かと思われる。

 

NCR RDAの一番の難儀はウィッキングにあり!


正直、このクリップの取り回しは非常に難儀。とにかくズレまくるのだ。ヒーターカバー兼ウィックホルダーを被せれば横移動だけは防げる。

だが、このパーツを装着してさらにその上からコットンを被せると必ずヒーターから落ちるかズレるのである。


ゆえにこのNCR RDAはコイル交換なしで楽ティン!ではなく、コットンワークが最悪なので結局、普通のRDAのほうが1,000,000,000,000,000倍ほど楽ティン!なのだ。


かなり慎重にウィッキングしないとミストがとんでもない方向から出たりもする。

 

NCR RDAのコットンワーク


コットンワークに正確性が求められるのもまた煩わしい。しつこいようだがもう一度言わせてください。普通のRDAのほうが1,000,000,000,000,000倍ほど楽ティン!なのだ。

まず横は7mm程度で縦は約4.5cmほどシートコットンをカットする。厚さは両面を剥いだ程度。薄いほうが供給は良かったですね。

そして両端も軽く削ぎます。しかし何故にこのようなコットン縛りを強制させられるのか・・・。しつこいようですがもう一度言わせてください。いや、今回は我慢します。


これは初回ビルドではなく何回か試したあとに撮影したものなので前述のステンレスクリップは付けてません。無くても味やミストは変わりませんでした。

それと、切り出したコットンに折り目を付けておいたほうが位置を取りやすい。


あとはヒーターカバーをベースに押し込みながらコットンを密着させるというわけです。今、思いつきましたが、カバーとコットンを半固定にしてサイドからクリップを挿入してあげれば割と上手くいくかもしれません。

ここで一番肝心なのは両端のヒーター部分がコットンから露出していること。塞がっているとミストが在らぬ隙間から出てしまう。


このように両側から均等にミストが出ればやや成功。ただし、見てお分かりのとおり、キャップのエアフロー4箇所でも対角2箇所からはミストが出ない。

余分な外気まで吸う必要はないのでテープで塞いじゃってもいいです。塞いだほうがちょうど良いドローになりました。

もちろん冷却用という側面は知っているが、60W-80Wで焚くものを早々ドローだけで賄える代物ではない。あとヒートシンクは台座に装着したほうがいいです。当然、かなり熱くなるのでね。

 

セルフクリーニング機能はいかほどか試してみる

今、ヒシヒシと感じています。誰がここまで読むのか?と。まず、このRDAなど人気無いし、購入予定で参考にする方などこの平昌五輪の真っ最中に誰が居らっしゃるのか!と私は問いたい。

ブロガーとはまさに一人対話。あたかも「そこに」読んでくれる方を想像して書かなければ文章など成立しないし、良い意味でメンヘラでないと書けないのだ。

Youtuberのようにフリートークでイケウェイできるわけもないし私の人気もナッティン!こんな日はいつものようにストロングゼロに頼ってしまう。ビターレモン、お勧めです(キリ。


このNCR RDAでの運用は60W-80Wあたり。そりゃもうアホみたいにミストが出ます。そもそもコイルを冷やすという概念がないので即効ガンクが付着。上画像は60Wで約10パフ程度したもの。

ですからステンレスクリップは極力付けたほうがいいかと。あと、味はビックリするくらい全く出ません。もう一度言います。全く出ません


ただ一つ素晴らしいのはガンク除去。1回ドライバーンしただけで汚れは即効消え去りました。有機物がどこにいったのかは分かりません。

しかし、これってセルフじゃないよね。

 

総評!NCR NICOTINE REINFORCERの使い道

これを購入したきっかけは「楽(らく)したかった」からです。やはり人間ですもんね。

RDAもRTAもコイル巻き巻き、ウィッククリクリと煩わしいときも多々ある。そこをRDAのようなダイレクトミスト、且つ簡単設計なら買わないはずはないでしょ?っていう話。

だが実際に使用してみるとNCRほど煩わしいRDAなどこの世に存在しないかの如くメンドイ構造なのだ。なぜこうなった。

それによくよく見れば「NICOTINE REINFORCER」(ニコチン摂取機)なので、そもそも味を楽しむものではないというのは開発元も十分承知のうえで販売しているのだろう。

やられた。

なので、なんとか他の使い道を考えているのだが一向に思いつきません。誰かこのNCRを購入した方でうまく運用できてらっしゃる方がいたら、ぜひご教示願いたい。

 

売れないもんだからキット出してきた!(追記)

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