こんちゃーす!ガリゲーでーす!
新型アイコス(iqos-2.4Plus)がアイコスストア限定で販売開始されてから約2ヵ月が過ぎようとしています。
iQOSの記事が多い割には新型アイコスのレビューは今回が初。それもそのはず、何せEPARK予約が至難の業!そんなに容易く手に入るわけがないのです!
私はたまたま運よくアイコスオンラインショップで買えたんですけど、何やら「購入フラグ」が立たないと買えないそうです。その基準がインスタシェアだったり、招待メール、初回製品登録から半年以上など、情報が錯綜している。
そんな、未だに謎が多い(てか不具合)アイコス公式なんですが、以前に言ってた「今年半ばまでにフル供給」は来月ですよ。忘れたわけじゃないですよねPMさん!
はい、アイコス2,4Plusのレビューでしたね、忘れてました。それでは既出情報ばかりになってしまうのもアレなんで、今回は新型アイコスの辛口レビューで参りたいと思います。いいとこばかりじゃないんだなコレが・・
ざっくりと新型アイコスと旧型の違いを見てみましょう
細部を見ると「アッ!違う!」という箇所はいくつかありますが、ざっくりと新型と旧型の違いだけをお伝えします。
新旧アイコスの本体希望小売価格
新型10,980円(割引価格7,980円) / 旧型9,980円(割引価格6,980円)
1,000円しか違わないのか、はたまた1,000円も違うのか?というのは皆様におまかせします。私個人では1,000円引きでいいだろ!っていう意見です。
充電時間の20%短縮(ホルダー)
新型は約20%ほど充電時間が短縮されていて、時間にすると約4分。ポケットチャージャーの充電時間は新旧とも変わりなく約1時間半くらい(バッテリー残量による・家庭用コンセント使用時)。
高輝度LED使用
今までのLED表示は小さいうえに屋外では確認しにくい。新型の高輝度LEDはグローと同じく非常に明るい。屋外でも表示が確認しやすくなった。点滅はフワフワしていて旧型よりも近未来チックに。
バイブレーター機能搭載
スタート時の加熱ボタン長押しで一回ブルる。その後、12回吸い込み、または5分15秒あたりで、再び1回ブルる。残りの2吸い、または30秒後までは点滅で表示される。正直、最初のスタンバイOKでバイブレーターが発動してほしかった。
ヒートブレードの改善
コーティング技術の改良とあるが、見た目は旧型と同じ。本体は白いセラミックで、プラチナ導線の貼り具合には変更がないと思われる。不具合が絶えなかった「ブレード折れ」に対策が施されている模様。
クリーニングボタンの排除・再起動ボタンの追加
クリーニングボタンの役割としては「ヒートブレードの空焚き」をして、ヤニカスなどを溶かす効果があった。しかし、これは通常の仕様で賄えるので「要らなくね?」という判断らしい。にしても、再起動と電源ボタンの区分が分かりにくい。
再起動(リセット)は再起動ボタンと電源ボタンを同時押し。表示ランプが全点灯→消灯したら再起動完了。旧型の再起動方法も同様。クリーニングボタンが再起動ボタンに入れ替わっただけ。
それでは実際に箱の中身を見てみましょう
この鳥ってなんていう名前なんですかね。知ってる方います?
今ググったら、もれなくキーワードに選定している輩がいましたよ。抜かりないね!笑
そうです!「ハチドリ」です。
wikipedia引用
-進化によって、ハチドリは、非常に密接した網膜神経節細胞を獲得し、側面と正面の空間認識能力を向上させた。これにより、高速飛行とホバリング時の視覚処理といった「ナビゲーションに必要なもの」を獲得した。 形態学研究では、動的視覚処理の精密さを担保する脳の”視蓋全域”(lentiformis mesencephali)に、鳥類最大の神経細胞の肥大を発見している。 ハチドリは、頭や目を対象に向ける際に、ハチドリ自身の位置や方向が変化することで起きる視野内の視覚的刺激から、方向と方角を非常に敏感に感じとれる。 ハチドリは、視野内の微細な動きさえも読み取る敏感さによって、複雑で動きのある自然の周辺物の中でもホバリングするという特技を得た。
はい、なんかテラフォーマーズでランキング上位になるような高性能な鳥らしいです。ちなみにフランス語ではColibliと申しまして、かのAmerPointの極小メカMOD(通称ハチドリ)のことをいいます。いやVAPEの話でした。
たぶん総じて「高性能」っていう意味合いだと思う。たぶんね笑。
うーむ。普通・・。
この金色がなんとかならんかったのかな~。だってドヤ色でしょ?普通にネイビー&シルバーで旧型と統一してほしかったぞ。重箱の下にはお馴染みのUSBケーブルやクリーニングキット、保証書などです。
クリーニングスティックが入ってます。新品サファイアブルーのときは12,980円もしたくせに入ってませんでした。でも、ベビー綿棒&無水エタノールがあるから、すぐには使わないでしょう。
なんか最近、アイコス専用(非公式)の「Clew」っていうクリーニング剤が評判よいのだとか。値段も手ごろだし1回使ってみたいけどね。カチカチなヤニカスがゴッソリ取れるんなら、ぜひ欲しい!。Amazonでも販売してますが、最近ヤバそうなので楽天のほうを紹介しておきます。
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iQOS 2.4Plus ファーストインプレッション!
お見せできるほどの旧型ネイビーは無いので(1年以上前に購入してるからかなり汚い)、新型ではネイビーを選択。
質感は全く一緒です。マットコーティングがしてある「汚れが着きやすい」アイコスネイビー。違うところはボタン配色のみ。あと、新型アイコスから「ロゴ」が刷新されてますよね。旧型は「iQOS」で新型は「IQOS」。イニシャルが大文字になってます。Qの字のフォントも微妙に違います。
何の意味合いが?何も変わってないと1,000円追加されたことにありがたみを感じられない方が多いからでしょうか。。新型アイコスが10,980円だということは差別化しているわけなんですよね。なので今後も旧型という位置づけではなく「本来のアイコス」として旧型は販売されていくと思います。
LEDは高輝度で非常に見やすい。これはかなり改善されている。特に屋外でアイコスを使用する場合、ランプが点滅なのか点灯なのかも全く判別がつかないときがあったのだ。しかしかえって夜間などでは明るすぎるために、アイコスを吸ってるのがバレバレになるかもしれない。そのくらい明るい。
ホルダー充電時に全ランプが点灯しないため、充電残量が分からない。電源ボタンやフタを開ければ一瞬だけ残量が点灯される。この辺りに慣れている方は使い勝手に戸惑うかもしれない。
フタのラッチ部分が補強されていると思われる。新型のほうはサイド部分までパーツがせり出しているのが分かります。ハマり具合は「ガチッ!」という感じで従来よりも音が大きい。
しかしこれは使用している内にヘタってくるもの。正直なところ半年以上使用しなければその耐久性は計れないだろう。
そしてフタを開けるボタンなのだが、これが非常に押しにくい。誤動作を防ぐためなのか、結構押し込まないと開きません。そして、無駄に出っ張りがあるので親指の圧力を阻害してしまう。これは改悪といっていいだろう。
分かりにくいかと思いますが、ボタン中央に沿っているパーツ。ここの部分がノングレアになりました。指紋が付かないようにするためなのか、妙に安っぽさを感じてしまう。ホルダー挿入部分のプラパーツも同様にツヤ消し仕様となった。
敢えてゴールドボタンにしたのはチープさを緩和するためなのか?色々な試行錯誤の跡が伺えます。
ホルダーの充電時間は20%短縮されているようだが、これは明らかに新型が早い。
私の計測では、12パフでバイブと点滅。そしてその後、2パフ、または30秒後にランプ消灯です。これは旧型も同様。何も吸わずに加熱時間だけで測ってみてもほぼ一緒の結果に。
そしてホルダー充電は新型が3分56秒。旧型は5分25秒という結果になりました。約1分半も早く、20%強の短縮時間。しかし、だからといってチェーンできないのは事実。ここらあたりはプルームテックやグローに軍配が上がるかと思いますね。
新型アイコスの重大な改悪・・
まあ、私が即気づいた改悪点は二つです。この二つ以外は改善されてるかと思いますけどね(現時点では)。
しかしこの二つとも「私にとって見過ごせない」症状ですので、ほんと今後困ったなあ~って感じであります。他に聞ける方がいませんので、個体差なのか個人の使用感なのかは分かりません。ではまず最初に・・
吸える時間が短く感じる!
ホルダー取り出しまして吸いますよね。ブルっと1回バイブでスタート。そして約6分間、または14パプ楽しめるはずなんですが・・
旧型と比べるとブルっとなる(後2回だよサイン!)のが早い!
あくまで旧型と比べての体感です。旧型はバイブなしなので、そう思うのかもしれない。だが、アレ?もう終わり?みたいな。そんな感じがするのです。私だけかな・・
仕様としては新旧は全く同じです。それぞれ12回パプ&2回。これは間違いない。試しにヒートスティック刺してから放置しておいたんですが、ランプが消灯する時間も変りありませんでした。
じゃあナゼ?
こればっかりは不思議でしょうがないんですか・・自己催眠というほか原因が見つからない。慣れるのを待つしかありません。
新型アイコスは味が薄くなってる気がする!いや薄い!
なんなんでしょう・・・
別に私はPMのネガティブキャンペーンをしているつもりはない。良いものは良い。改善すべき点があれば解決していただきたいという声を発しているだけである。それも超個人的にだ。
まず味がクリアになったという意見はよく聞くが「不味くなった」という声はあまり聞かない。それはそれでいいだろう。個人の味覚の問題だからね。しかし、私は明らかに「味の薄さ」を最初から今まで感じている。
試したフレーバーは主にメンソールとパープル。だいたい交互に楽しんでます。その中でもパープルの味はクセが強い。輪郭がハッキリ出ていて、旧型で吸っていた記憶が脳に焼き付いているのだ。そして今回の新型で試したところ、味の変化にすぐに気づいたというわけ。
まず、メンソールも同様なのだが、喫味の核があり、そしてその周りにメンソールがあるとしよう。旧型の場合はタバコ葉の核の部分と周りを覆うメンソールが両方バランスの取れた味わいだった。
だが、どうだろう、新型で吸ってみたところ「明らかに周りのメンソールしか感じ取れないのだ」。
簡単に言ってしまえば「味が薄い」ということ。タバコ葉の重い感覚が全くしない。同時に吸い応えも少なくなりスロートキックもなし。
いったいこれはどういうわけなのだ!PMさんよ?!
何度も考察してみたが、問題があるとすれば「ヒートブレード」だろう。それしか思いつかない。なので、根拠といえるほどの素材ではないが、ある実験をしてみた。それはヒートスティックの加熱具合だ。
コチラ↓は同じ箱に入ったパープルのヒートスティク
続いて新型は左側、旧型は右側で吸った後・・
変らないじゃん!いや変っている!
このヒートスティックの新旧吸殻比べは計10回ほど試している。ほとんど、いや100%旧型のほうが熱が伝わっているのだ!
新型は8パフあたりから急に煙量が少なくなるのも如実に現れる症状。ベタつきも一目瞭然である(左:新型、右:旧型)。
分かっています。こじつけだろ?とか、画像処理じゃね?というのは痛いほど!だが、味の変化は確信している。
この加熱具合と味の変化は先ほども述べた通り、ヒートブレードの改良に原因があると思われる。新型の場合は加熱が浅い。故に周りのタバコペーストまで熱が伝わらず、味の核を引き出すのが難しいと思われる。
かえって旧型は周りのタバコペーストが変色するほどの熱量を帯びている。ブレードが折れやすいという不具合は新型よりも厚みが少ないからだろう。だからブレード熱が高温になりやすいのではないか?
間違っていますか?
所詮、素人の分析だし、このサイトの中での出来事です。皆様に私の訴えを強要するつもりは毛頭ございません。しかし明らかに私個人は「そう思ったのだ」。
愛用している嗜好品の味が変るということはフォーマット自体を変えねばいけなくなる恐れがあります。新型アイコスとはいえ、良いことづくめではない。趣味のゲームで話を例えさせていただけるのなら、修正パッチというものがあります。
これはバージョンアップ=改善というものではありません。何かを足すということは何かを引かざるおえないこともある。
それを単純に「味がクリア」になった素晴らしい!という舌を私は残念ながら持ち合わせていません。そう、非常に残念である・・
結論!新型アイコスは無理に購入しなくてもよい!
新型を購入した私は、当然ながら旧型をメインに使用していきます。
おかしな話ではありますが、新しいモノというのは必ずしも良いとは限りません。温故知新。意味はよく分かりませんが、たぶんそういうことです。
アイコス、プルームテック、グロー、VAPEなどが席巻しているNEWスモーキングスタイル。あれもこれもと手を出していては私みたいに小遣いが残り1,200円になることもある。1,200円ですよ今!
いや、こっちの話でした。残り5日をなんとか凌ぎます。そもそもブロガーと呼ばれる我々は何かと出費が多いです。皆さんなら一つだけで十分のはず。
新型アイコスを購入する前はそりゃもう「ワクワク感」でしたよ。しかし残念ながら「味」という肝心な焦点が外れていました。これには本当にガッカリです。慣れれば大丈夫というのはたぶん無いと思います。何故なら美味しい旧型も所持しているから。
なので皆様に於かれましては、もし旧型をお持ちで新型も意地でも手に入れる!どんな手を使おうとも!って思ってらっしゃるのでしたら、それほど魅力のあるものではないですよ・・と一言お伝えしておきます。
これらの新型アイコスにおける私のレビューはあくまで個人的主観によるものであり、あたりまえにそれを強要するものでは決してありません。