うーんと、前回VapeflyのWormhole RDAを散々コケおろしたから今回でたっぷり褒めちぎろうと思うガリガリです。こんにちは。
このNICOLAS(ニコラス) MTL TANK。クリアロマイザーですが、本当に美味い。
いや、知らない方はもったいないですよ。人生損してる。しかも約1年前から発売されてる製品なの。
しかも安い!コイルも安い!なのに美味い!
価格は国内だと約3,000円辺りでコイルは5個入り約1,100円くらい。
海外だと本体は約1,500円でコイルは約560円くらい・・・アホでしょ?一番美味いクリアロなのに(私の中で)。
それではご紹介してまいります。
数少ないMTLクリアロマイザーのニコラス
Vapeflyがまだ世の中に認知されていない時代にNICOLAS MTL TANKはヒッソリと誕生しました。
その当時でいえばやはりAspire ノーチラス2が幅をきかせてましたね。
誰も振り向いてくれない。俺はここにいるよー!
なんだコレ?。予備Oリングか。あとスペアガラスと予備コイルも同梱。
はい、全体像。作りは単純でテクニカルMODをお持ちレベルなら説明は不要でしょう。
容量は3mlで高さはドリチ含まず約3cmくらい。
エアフローはボトム式で5ホール無断階調整。全開でややDLも可能。ただしドロー音がうるさい。
AFCリングの対角には1ホールで調整できるようになっています。このへんはMTLの主流ですよね。
全バラすると割とパーツ構成が複雑。ガラス固定パーツがあるのでリキッドが入っててもコイル交換が可能です。
唯一、個人的には510ドリチの口当たりがあまりよろしくない。これはお好みのものに交換したほうがいいと思います。
ここまで全体像を見てきましたが至って普通のクリアロではないでしょうか。じゃあ何故に美味いのか?
美味さを決定づけるプリメイドコイル
まず、美味い!美味い!とバカみたいにほざくクソレビュアー(俺か)にならないために何故そうなのか?という考察をしなければなりません。
NICOLASのコイルは0.6Ω(18-25w)と1.8Ω(9-13W)。どちらもコイルの高さは14mmほどと小さい。
個人的には0.6Ωのほうが美味い。特にタバコ系やフルーツ系。
ミストの出方は「プシャー!」って感じ。シャワーみたいなヤツ。だいたい16Wあたりでいつも運用してます。
では、ちょっと中身を覗いてみましょうか。
コイル内径は2mmほど。どちらもほぼ変わりません、
ワイヤーは中央でパラレルになっている。何ゆえ?
コイルの固定は圧入式。コイルのボトムホールもかなり小さい。
たったこれだけの仕組みなのに、その味はヘタなRTAよりよっぽど美味い。
正確にはリキッド本来の味を明確に把握することが可能なのだ。
まず、プリメイドコイルの仕様的にいえば何も特筆すべくことはないです。どれも似たような構造だから。
ただし、NICOLASの場合は内径やボトムホールも細く、コイル中央をパラレルで組んでいる。
それで設置面積を稼ぎつつも低温で処理可能というわけか?
ウィック処理は外周を1枚で覆い、中は4枚ほど重なってコイルに密着していた。この辺りのリキッド供給バランスも大事だろう。
それとチムニーサイズも考慮しなければいけない・・。
自分でも何を言ってるかわからねーと思うがVapefly開発部門もよく分かってねーと思う。とりあえず「奇跡の1台」とだけ言っておきたい。
ただ難点も少なからずあります。
ココが難点かもNICOLAS!
- 濃いリキッドに弱い / 特にマレーシア系はすぐにガンクが付きイガりやすく味が落ちる
- コイル寿命が短い / 7:3くらいの薄味リキでも4ターンくらいが限度
- AFCリングがスカスカ / 普通にユルい。
まあ、自分はそれでも関係ないほど美味いですけどね。
私はただ、NICOLASっていう美味くて安いクリアロがありますよ!ってことだけ伝えたかった・・
Vapefly NICOLASを知ったのはお恥ずかしながら今年に入ってからです。それまではVapeflyなんて眼中になかったですから。
VAPERという人種はRBAを始めた矢先に「社ニ病」みたいな感覚に陥ります。ええ、私もそうでした。ぶっちゃけ今でもそうです。何も知らないくせに。
そんなときに「美味いクリアロを教えてください!」なんて言われたら、そりゃあもう・・。
「あのさ、クリアロはコスパ悪いじゃん?分かるよね?だからさ?俺はさ?RBAをオススメしたいわけ?分かる?でさ?味もさ?比較にならないくらい出るわけ?でさ・・」
みたいになっちゃう。相手引いてるのに言いたいことが止まらない。
だから君、そんなときに言ってあげてほしい。
「VapeflyのNICOLAS美味いよ?」・・と