こんにちはガリゲーです。
突然ですがIQOS(アイコス)互換機・代用品に興味があるって方、手を挙げてください。・・だからアイコス互換機ですよッ!(頚椎ヘルニア悪化中ですいません)
たぶん私入れて10人ほどいらっしゃるかな。本日はプルームテック互換バッテリーで圧倒的シェアを誇るOcean-CさんのN1という製品をご紹介いたします。
アイコス互換機って何?それってホントに使えるの?もうサポート切れたんですけどー!って方に向けてレビューしてみました。それではどうぞ。
IQOSのサポート期間が過ぎてしまったという現実を直視する
私の歴史上、今までに4台のアイコス君と時を分かち合ってきました。しかし、その中でサポートが切れてないアイコス君はただ一人。内二人は荼毘にふしてます。
そうです。そろそろ皆さんのアイコスもサポート切れが近づいてるんじゃありませんか?しかも割引クーポンはお一人様1回まで。故に・・・
故障したら最後!今度は1万1千円払ってIQOS本体を購入しなければいけない!という現実が待っているのだ!
普通に考えて1年に1回、1万ナンボを払い続けるのってシンドイですよ。しかも限定品だからといって同時期に複数台買うバカの代償は計り知れないだろう。
いやバカって言ってすいません。だって金ぴかグローとか高い金出して購入しても1年後には置物ですよ。あまりに切ないじゃないですか。
だから私は常々思っていたのである。アイコス互換機の安くて良い製品が出ればみんな助かると!。
なので人柱ではないですが、運よくOcean-Cさんからサンプルを強引に譲っていただきましたのでシェアしたいと思います。気になってた方の参考になれば幸い。
Ocean-C N1とは?パッケージの中身とスペック
>Ocean-C N1 IQOS互換機 by amazon
ダンボールの箱。そこには凛々と輝くイカリのマーク。たぶんですけど、太陽と島と大海原(船=イカリ)じゃないんですかね。以下、特徴をまとめてみました。
- 一時停止機能搭載!
- セルフクリーニング機能搭載!
- 一回の充電で11本連続使用OK!
- おしゃれな携帯ケース付き!
しかし他製品も含めるとそんなにコレといった特徴もない。IQOS互換機の標準機能は全て揃ってる感はありますね。
え?11回しか吸えないのかよ!って思われるかもしれないですが価格を考慮した互換機としてみると現時点では精一杯!(土下座)
そして箱を開けるとブラックの合皮ケース(エンボスロゴ入り)、説明書(日本語)、製造年月日もしくは品質チェックカード。律儀です。きょうび日本製でもこんな手間がかかることはしません。
別に私はOcean-C関係者でも中の人でもありません。単純に「他とは違うオーラ」を感じてるからこそ推してるだけです。
やっぱりキレイじゃん!雑じゃないもんココの製品。ちゃんと一つ一つが包装されてます。ただ、予備のOリングが転がってましたけど・・
ケースの大きさはちょうどアイコス本体がスッポリ入るサイズ。地味に良い。
内容物はOcean-C N1本体(700mAh)、充電用USBケーブル(約60cm)、クリーニングキット。ほうほう・・本体はマジックくらいの大きさかな。色はマットブラックで肌触りが良い。
一目瞭然ってことでグロー以外を並べてみました。以前流行ったベポライザーHERBSTICKよりも断然コンパクト。縦は約11.4cm、直径は約1.4cmくらい。
重さは量ってないですがアイコスホルダーと遜色ありません。普通に軽い。なんなら2本指で持てます。
それでは詳しくツっ込んでいきましょうか。
Ocean-C N1の構造と使い方
うーむ。ロゴはあってもいいけど無いほうがいいかな。底のパーツとボタンも鏡面か・・。思ってるよりウルさくはないけどブラシ仕上げのほうがいいかな。
キャップはアイコス同様に外せます。ヒートスティックを抜く場合は必ずキャップごと外してください。でないとヒートブレード・・じゃない、加熱板にタバコペーストが詰まっちゃいますからね。
キャップとの接合はOリング(シリコンゴム)で留める仕組み。お互いの白いドットを目印にして差し込みます。理由は内部に加熱板とのジョイントホールが開いてるからなの。
恐るべしセラミック加熱板という名のヒートブレード!
見てくださいよ!コレ↑ ヤバイでしょ? 完全にIOQSなんだが・・。法的なことはよく存じませんがどうなんですか?セーフ?ギリ? DOTCH?
こういった互換機が知的財産権侵害物品になるかどうかは私じゃ分かりません。VAPEにもクローンという正真正銘の偽物製品が存在しますけど、それらは調べた限り、個人使用の範囲内であれば法的にOKらしいです。
ただこうして紹介している立場ではどうなのか・・。このあたりが怖いのでレビューするにしても躊躇する部分があるんですよね。ほぼパプリックデザイン的なプルテク互換とはわけが違う。
だったらアマゾンはどうなんだよ!って話になると思うのでスルーします() 。
裏もまんまアイコスじゃねーかよ!
あのー、コレって商品名を読むと「KeCig2.0plus」互換機とも表記されてるんです。同じIQOS互換のKamryのKecigです。構造みてもほとんどKecigなのだが・・ということはKecigのOEMかな。
でも、嘘か誠かKecigよりもこのOcean-C N1のほうが評価数も評価も高い。星5つはサクラ度高いので無視します。他にCOMOあたりも未だに人気がありますがちょっと型が古いしな。
そういった点に於いてOcean-Cの互換機クオリティには期待しているのだが・・
恐る恐るOcean-C N1を操作してみる
電源のON/OFFは5クリック。ON時に1回クリックで充電残量ステータス(緑>白>赤>赤点滅→要充電)。
電源ONで3クリックすると加熱スタート。このときのランプは白ね。点滅が約8秒くらいしたら点灯に変わる(早ッ)。そしたら吸ってよし!
吸ってるときに宅配業者が来たら3クリックで一時停止可能!。再加熱するには再び3クリック。
1回で吸える時間は3分半まで何回でも!終了時間は赤ランプ点滅でお知らせ。正直グロー並だが純正と比べてしまうため早く感じる。
しかし終了後に30秒(スリープモード)経てば再びスタンバイOKに返り咲き。早い話、チェーンスモークをするには30秒空けてねってことです。
ただし!バッテリー稼動時間は本数にして約11本。予備として捉えるならば必要十分かと思われます。
他にはセルフクリーニング機能も搭載。空焚きして汚れを炭化するヤツです。初期型アイコスにはこの機能がありましたよね。
電源ON時に5秒間押しっ放しにすると赤と白が交互に30秒間ランプが点滅します。消灯したらクリーニング終了。ぶっちゃけバッテリー食うから外では使用しないほうが賢明だろう。
肝心のアイコス・ヒートスティックの味わいや使い勝手はどうかね?
まず気になった点から先に述べます。ヒートスティックはタバコペーストがある部分までしか刺さりません。なので純正よりスティックが飛び出ちゃう。
しかし容易に外れることもないので使用には問題ないかと思われます。たぶんKecigでも同じ仕様。
あと、アイコス互換機といえば某機種なんかはスッゲー熱くなることがあるんです。でもこのN1はそれほど熱くない。上画像のキャップで山型のヒートシンクがあるじゃないですか?
ココは持たないでキャップを外したほうがいいです。ココだけは仕様後に熱くなってますからね。
さて、気になる「味とミストの出方」ですが・・・
使い勝手も含めてアイコス互換機としては使えます。ただし味わえる時間が短い。それがOcean-C N1についての私的感想です。
まずブレードの熱が弱いせいか中心だけしかタバコペーストを加熱しないようにみえる。周りの巻紙にも水蒸気のベタつきはほとんど見られませんでした。
味はアイコスよりキックが少なくて水っぽい感じ。だいたい1回の使用時間(3分半)はパフ回数にして約8回から10回程度。その半分か7割あたりでミストの出が悪くなる。
つまりセラミック加熱板がそれ以上タバコペーストを加熱するだけの余力がないという推察だ。要するにヒートスティックの潜在パワーを十二分に活かしきれてないってこと。
これが互換ベポライザーなら真っ黒コゲなんですけどね。それはそれで焦げるほどヤバイのでコッチ(N1)のほうが安全性は高そう。
総評 / まだまだIQOS互換製品は過渡期なのか?
色々漁ってはいるんですが、高価なものも当然あります。しかし、互換機というのはプリンターインクもそうですが、手に入り安い価格じゃないと意味ないと思いません?
現在、IQOSの買い替えには割引クーポンが使えません。ということは1万1千円も出して再び故障率が高いアイコス君を買わなきゃいけない。
だったらアイコス互換機さえ良ければそちらを視野に入れることだってあるでしょう。純正より安いなら尚更です。
私は「Ocean-Cはまだまだやれる!こんなもんじゃない!」という根拠のないエールを贈りたい。予備のアイコスとして捉えるならば必要にして十分。
ただ、私が望んでいるのは「本命としての互換機の誕生」だ。そこまで到達する前にもしかしたら市場そのものがPMI激おこで消えてなくなるかもしれないけど・・。
ただ彼らは決してあきらめないだろう。史上最高傑作のアイコス互換機を必ず作ってくれるはずだ。それまでは「予備として」使わせていただきます。
そして後継モデルのN2が登場!