OXVAって聞いたことあるようなないような・・。2019年発足の新参メーカーらしい。
なんでもJustin Laiって人が立ち上げたらしく(誰やねん)、今後もバリバリ行きますよっていうノリが公式サイトから伺えます。
モノは21700,20700,18650バッテリー換装式のPODMOD。カートリッジタンクから510アダプタ、RBAユニットまで全部網羅しているらしい。
700系では最高出力100Wを叩き出してるのでナリさえ気に入ればMOD単体として考慮していいのかもしれません。
では早速中身を拝見といきましょう。遅ればせばがらガリガリです。よろしくどうぞ。
Thank you offer / 3AVAPE
スペックとパッケージ
OXVAについては勉強不足なのですが、どこかでEverzonのオリジナルブランドみたいなことを風の噂で聞きました。
だから3Aさんから話が来たのかなと。間違ってたらすいません。どこで耳にしたのか不明。
価格はログインで約4,500円ほど。
同梱物はマニュアル、USBタイプCケーブル、カートリッジタンク2種(Unipro/Unicoil)。Uniproコイル(0.15/0.3Ωメッシュ)。
510アダプタ、脱着ツールなど。割とたくさん付いてます。Unicoilは前作POD(OriginX)との互換コイルですね。
あと、オプションでUnipro版のRBAユニットも送ってもらいました。Uniproってのは、このVelocity専用のコイルです。
こちらは焼入れからビルドまで可能なシステム一式。もちろん510アダプタも付属。MTLドリチもあります。※約900円。
うーん、どこかRatelみたいな外観ですかね。長細い印象。タンクが埋まってるのでこうみえて5ml入ります。
表示パネルはクッキリ鮮やか。昨今デフォなSMARTモード、ワッテージ、ボルト表記、カラー選択などが有り。
21700対応なのでバッテリー選択時に迷わなくて済むのが良いところ。
もちろん18650も使えます。各動作や機構などはしっかり作られてて、特に気になるバッテリーカバーの締りは問題なし。
では、詳しく見ていきます。以下スペック。
Parameters:
- Mod Dimension: 100.5 x 27 x 41mm
- Output power: 5-100W
- Battery: External 21700 / 20700 / 18650 Battery
- Pod Capacity: 5ml / Size:27 x 23 x 35 mm
- Output voltage: 0.5-8.0V
- Charging voltage: 5V
- Charging current: 2.5A /Type-C
- Display: 0.96 Inch OLED Screen
- Modes: Smart / Power / Volt
- Preinstalled coils: 0.15Ω (60-80W)/0.3Ω (30-42W)
- All compatible coils: Unipro System: 0.15Ω / 0.3Ω / RBA
- Unicoil System: 0.2Ω / 0.3Ω / 0.5 Ω / 1.0Ω / RBA
- Compatible system: 510 Tank & Pod & RBA
ボルト表示は珍しいですね。どうせならSMART Volt モードなんてのがあれば便利かもしれません。バイパスか。
ただ、OXVA単体でモノ言ってるので「Unicoil」とか「Unipro」とかいわれても、こちとら分かんないわけですよ。
みた感じ他と互換できなそうだし、汎用性は低そうですね。
MOD部分のレイアウトや構造をみていく
最初は510アダプタがすでに刺さってました。アトマを繋ぐとこんな感じ。サンプルはレザーパターンだったのでなんにでも合いますね。
ただ、処理がポリッシュプラなのでスリキズが付きやすい。一発でした・・・
さて、510アダプタを外す際には専用工具を用います。マグネットとジョイントなのでツールを使わないと外せません。
しかも、スレッドに差し込んでガボっといくワイルド仕様。
コンタクトまで接触する作りじゃないですが怖いですね。必ず電池抜いてから引っこ抜きましょう。スレッド壊れそう。。
ドライバーのような先はタンクからコイルを外すときに使います。
トップは25mmでツラ。サイドは曲線なのでマッチしやすいけど、個人的に角ばってるほうが好みでした。
サイズ感はどうでしょ。同じ21700対応のArmourProよりは長い。厚みはほぼ同じ。
3Aさんの販売ページにあった比較画像。けどコレ、アトマ乗ってないでしょっていう・・・(左がVelocity)
MOD機能としてはワッテージオンリー。700系でも18650でも100Wまで出せます。・・が、そこはバッテリースペックと相談して設定しましょう。※100Wで18650は非推奨
UIカラーは全5色。暖色が多いね。
「SMART」は抵抗値と電圧で推奨ワッテージを出してくれる機能。最近こればっか目立つ。
てことは、ムチャな使い方をしてる、或いはバッテリースペックを無視して際限なく使う輩が増えているのかなと。※シェアがある欧米ですね
MODに関しては特にツっこむ部分もなく、無難に良い出来栄えかなと。長いのが難点か。※510アダプタまで約10cm
カラーパターンにもよりますが、このフェイクレザーブラックは中々の質感。DRAG Xが流行るのが少し理解できます。
握り心地も浅いパフテンションも個人的には問題なし。使いやすい。もちろん21700時では多少重い。※約160グラム
カートリッジタンクとコイルについて
では次にカートリッジタンクの中身。見た目が平ぺったい割にキャパは5mlと大容量。ドリチは510互換可能です。
タンクはUnicoilとUnipro仕様のもので2個付属。SMOKでいうところのnordとRPMみたいなもんですね。径が違う。
VelocityはUnipro仕様なのでUnicoil(小さいサイズ)自体は付属してません。だからUniproCoilで話を進めます。
コイルにはAFCが標準で付いてません。KIT購入時に同梱されるので無くさないように。
これは0.15ΩメッシュですがAFCは対角無段階。どこかで見た感じの形状ですが互換できなさそう。なぜなら独自タンクの切掛けでマッチするコイルだから。
中はどこにでもある爆煙メッシュ。このくだりも飽きましたね。
リキチャはトップリフィル。プラグが浅いのでやや心もとなし。カッチリハマった気がしない。
タンクにAFC付きのコイルを装填してマグネットで取り付け。後はMODトップにある対角ホールからエアが取り込まれます。
付属コイル0.15Ωメッシュで40W。HiLIQ フラミンゴを試しましたがコイルパワーは大人しめ。暴れない。
風味は若干あるものの、やや大雑把な味わいでした。純正ワイドドリチが咥えやすい。
では、及第点以上を目指してオプションのRBAを試してみます。
POD対応のRBAにしてはビルドしやすい
OXVA VelocityのUnipro RBAのデッキです。右、左巻きどっちでも設置しやすい4ホールタイプ。珍しい・・
コットンホールもちゃんと掘られててデッキレイアウトは申し分なし。
パーツはこんな感じ。左からAFC(MTL/DL兼用ホール)、510アダプタ、デッキ、MTLボトムホールアダプタ、キャップ。
キャップ裏は気持ちテーパードスタイル。
いまさらですが、そもそもMODの510アダプタがあればRBAだろうがクリアロだろうが関係なくない?と。
だけど、そんなこと誰しも理解してるし面倒くさいけど「おもしろいからヤっちゃう」ってだけ。それがVAPERの性。
今回はプリメイドがDLだったのでRBAはMTLで作りました(Ni28g/0.9Ω)。AFCもドットホールからオーバルに形状変化するので便利。
最近はコットンにリキッドを垂らさないスタイル(メンドイ)なので浸透してるか不安になりました。けど、ドリチ外せば案外把握できるもんですね。
では、RBAユニット付属のMTLドリチで頂かせてもらいます。リキはプリメイドと同じHiLIQフラミンゴ0mg。
15Wあたりですが至ってフツー。MTLアダプタを入れたのでスペースドにしましたが、マイクロなら問題なく美味しく吸えるはず。
ウィッキングはキツキツでそのままコットンホールにドボン。遊びはなし。それで3日間経ちますが漏れは皆無。
ただ、コイルユニットをカートリッジタンクに挿入するとジュースホールやリキ残量が見づらい。そこだけが運用上難点かなと。
フツーに良く出来たPOD MOD
21700、RBA、510対応POD MOD。いわゆる全部入りですね。POD MODで700系はあまり無いので貴重な存在かと。
襟を正せば「それフツーのMODだろ!」という声が聞こえますが、PODの楽ティンさは見過ごせないものがあります。
さて、ここらへんで一服つきたいところ。これ以上あるとしたらトリプルバッテリーの300W POD MODでしょうか。
各位、もう、いいかげんにしてもらいたい。
良いのがある、もしくは出た。やっぱり良かった!。ならソレで良いじゃん!、ソレを使い続けようよ!!!
・・・って、ならないのがVAPERの性。
それもこれも乱発し続けるメーカーの罪だと思う。カッコいいのがあれば飛びつくしかないじゃんね。
自分はマスプロの範疇であればいろいろ見て触ってきましたが、実際使っているものは1年前と比べてほぼ変わりません。
皆さんもそうでしょうよ?

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