こんちゃす、ガリゲーです。
本日はVAPE(電子タバコ)の海外通販に欠かせない「PayPal ペイパル」。そのサービスから登録方法・諸注意までを出来るだけ詳しく簡潔に書いていこうかと思います。もちろん電子タバコ以外でも幅広く使われていますよね。
さて、古株VAPERでなくても既にご存知な決済サービス「ペイパル」でありますが、始めて海外通販をされる方は少し不安もあります。
なので、始めてPayPalを活用される方への参考になれば幸いです。それではどうぞ!
※これらの記事はPayPal規約2017年5月現在を元に作成しています。
世界で使える通販決済サービス!ペイパル!
まずは、paypalをナゼ使うのか?ってことですよね。
このブログでは主に加熱式タバコやVAPE関連を記事にしているので、訪問者の方はほとんどSMOKERかVAPERの方ではないでしょうか。違うよ!インフルエンサーだよ!って方でも構いません。
ということは、あたりまえに電子タバコ商品は国内より海外通販のほうが「べらぼうに安い!」ということはご存知だと思います。え?知らない?では、これを機に一度お試しください。世界が変りますよ。
そして、その海外通販に用いられる有名な決済サービスがPayPalというわけです。
PayPal決済のメリット
PayPalはほとんどの海外通販サイト、及び一部の国内ショッピングサイトで使える決済サービス。
決済といえば、銀行振り込みや代引き、コンビニ払いやクレジットカードなどがありますよね。でも、海外通販で振込みや代引きなどはほとんど出来ないですし、言語もよく分かりません。
じゃあ、クレジットカードでいいんじゃね?
って、なりますね。
しかし、海外通販でのクレジットカード決済は「もれなく危険」です。
正直、日本でも危険なんですが、その危険レベルの大きさだと思ってください。日本と世界では悪意ある第三者の人口も多いですし、悪質な通販サイトの数も日本とは比較できないくらい存在します。
主にクレカ決済では「番号、氏名、有効期限、セキュリティコード」などを入力します。それらの情報は通販サイトを介してクレジットカード会社に送信されるのです。ということは、入力するページは「通販サイトのページ」だということ。
もし、そのサイトがフィッシングサイトだったり、脆弱なセキュリティだったら・・・。たちまちクレジットカード情報は漏洩して、あれよあれよで悪用されてしまうということもあります。得体の知れない海外サイトなら怖くてあたりまえ・・
そこでPayPalの登場!
簡単!安全!安心!※過信しないように・・
- PayPalにクレカ情報を登録しておけばIDとパスワードで決済可能
- カード情報は通販サイト側に伝わらないので漏洩の心配が無い
- 取引に不具合が生じた場合「買い手保護」が適用される
- 登録費用や年会費は無料!だが為替手数料はかかる
Wikipedia-アメリカを中心に広く普及している決済サービス。190の国と地域で利用でき、21通貨以上に対応。2011年2月現在、世界中で2億2000万のアカウントが開設されている。金銭の授受をPayPalが仲介するため、取引先にクレジットカード番号や口座番号を知らせる必要がなく、安全なサービスであると謳われている。
PayPal自体がヤバかったら速攻終了なサービスですが、今のところ大きな漏洩事件も起きていません。必ずしも完璧なセキュリティなど存在しないので「総体的にみれば」安心できる決済サービスの一つだといえるでしょう。
そして、もし仮に情報が海外に流出したとしてもPayPal側ではあらゆる手段で「怪しい箇所」を常時探してます。買い手のIPアドレスや、行動時間、決済額など・・私たちの憶測を超えてるセキュリティが存在していると思われます。
だって決済に必要なのはIDとパスワードだけなんですから・・(少なすぎ)。余程セキュリティに自身があるのでしょう。
ペイパルはショップ側にクレジットカード情報を入力せず、ID(メールアドレス)とパスワードを打ち込んで決済完了となる
主にショップ側で選択できる決済方法からPayPalを選び、IDとパスワードでログインします。そして最終的な金額を確認して「同意して支払う」で取引完了となります。簡単ですよね?
しかも使えない海外通販サイトを見たことがないってくらいにデフォルトです!ついでにセキュリティも高いというオマケつき。※パスワードは定期的に変更することをお勧めします。
ちなみに国内でもPayPal決済が可能な通販サイトはあります。ゲーム好きな方ならPSNやSTEAMは有名かと。国内でPayPal決済可能な通販サイト一覧≫
では、俺もPayPal使いたい!って方のために、アカウント登録のお話に移ります。
アカウント登録の前に注意事項を少し
まず最初に注意だけ・・
PayPalは世界でも超有名ですから、それに伴う詐欺サイトや詐欺メールは数多く存在します。なので、開いているサイトや受信したメールが「本当にPayPalなのか?」という警戒心は常に必要です。
↑PayPal公式サイトのURL(ブラウザ上部に表示される)が錠マーク付きのSSL認証で「PayPal,Inc[US]https://www.paypal.com/」から始まっている
↑メール差出人がPayPal公式なら、アドレスが@paypal.comで終了している。
@pay-palや@papal,@paipalなど間違えやすいアドレスは要注意。例えメールに添付ファイルが無くても怪しいと思ったら開かないことをお勧めします。
アカウント開設は超カンタン&スピーディー!
それではアカウント開設までの簡単な流れをまとめておきます。
- PayPal公式サイトへ行く≫
- 「新規登録はこちら」からガイダンスに従う
- パーソナルとビジネスのどちらかを選択
- 必要情報を入力して登録完了!
- Let’s ショッピング!
ペンとメモ帳、クレジットカード。場合により、運転免許証、銀行通帳など。
ペンとメモ帳はIDとパスワードを忘れないように書いておくためです。くれぐれもPCソフトやアプリのメモ帳は使わないように。
問題はアカウントの種類(パーソナルとビジネス)とクレジットカードの登録ですね。それにより、顔写真付き身分証明書や通帳が必要になってきます。
この記事では主に「海外通販での購入方法について」ですから、パーソナルアカウントで解説していきたいと思います。
売買目的や送金の受け取りが可能になるパーソナルプレミアやビジネスアカウントは割愛。※登録後でもプレミアやビジネスへのアップグレードは可能です。
1.最初にアカウントの種類を選択
登録しようとするといきなりこの項目が出てビビりますよね。普通に通販で購入だけを考えている方は問題なくパーソナルを選択してください。よく分からなくても登録後にアップグレードできます。
もしビジネスアカウントを選ぶのでしたら「顔写真付き証明書」のアップロード→審査→認証コードをハガキで受け取る→認証という煩わしさが待っています。
とりあえず無料だし、登録だけしておくか・・という方はパーソナル一択でOK。
2.ID(メールアドレス)とパスワードを作成
メールアドレスはフリーメールでも可能です。このメールアドレスがIDになりますので、忘れないようにメモ書きしておいてください。パスワードは他の情報に関しない複雑なものにしておきましょう。
尚、ペイパルを使用して送金する場合は、このメールアドレスさえ分かれば送金可能です。送金を受け取る場合はプレミア版かビジネスアカウントでないと受け取れません。
3.住所氏名などの情報入力
日本アカウントの電話番号なら「国番号+81」が追加されてるので、最初の「0」以下を入力してください。
例)090-1234→90-1234
他は標準的な個人情報ですね。登録後にアップグレードをする可能性がある方は「顔写真付き身分証明書」と同じ住所にしてください。これを間違えると後々やっかいです。
4.クレジットカード(またはデビットカード)の登録
アカウント作成の段階で登録してもいいですし、一旦アカウント登録だけしておいて後でクレカ情報を入力してもいいです。
デビットカードとはクレジットカードと違い、すぐに銀行口座から現金が引き落とされるカード。どちらかお好きなほうをどうぞ。ここでは一般的なクレジットカードで話を進めますね。
登録できるクレジットカードは「Visa」「MasterCard」「AmericanExpress」「JCB」。
入力欄はカード番号、期限、セキュリティコード(カード裏面記載)です。カードをお持ちならその場で登録可能。しかし、この段階ではカード確認が取れていないため「お買い物限度額(累計)は10万円まで」となります。
クレジットカード登録後はすぐにアカウント作成が完了。後はPayPalサイトにログインしてマイアカウントからの操作になります。
これでPayPal決済による海外通販などが可能になります・・が!
クレジットカード、またはデビットカード登録ですぐににでも「PayPal決済」によるお買い物が可能になります。
ですが、この時点で購入できる金額は上限(累計)10万円までと設定されており、それ以上の決済の必要がある方は「クレジットカードの確認」という手続きが必須。※10万も買わないよ!ッていう方は無視していいです。
たぶん、うろ覚えで申し訳ありませんが、私の場合は2,3日くらいかかったと思います。カード会社によって反映に差がある模様。
流れとしてはPayPal側から約200円のカード請求があり、その明細欄に4ケタのPayPalコードが表示されます。そしてそのコードをマイアカウント内のウォレットから入力すれば、晴れて上限が開放されます。
※請求金額約200円は確認が取れれば実際に請求されません
↓下記画像は確認が取れている状態です。未確認ですとカードの左下あたりにマークが出ます。
クレカ登録後、マイアカウント内から「ウォレット」を選び、クレジットカードの確認を選択。その後、PayPalからカード会社に200円を請求されます。その請求者欄に4桁のコードが記載されてます。それを先ほどの「ウォレット」のクレカ確認内に入力。確認手続きが終了次第200円は請求されません。
これは10万円を越える決済が可能となり、且つ「送金の受け取りが可能」になります。いわゆるパーソナルアカウントのプレミア版です。本人確認は主に免許証などの顔写真付き身分証明書のアップロードで手続きをします。審査が通ればPayPal側からPINコードのハガキが送られ、それをアカウント内に入力すると完了します。小額決済のみで金銭の受け取りをしないならば必要ありません。
※PayPalの利用規約は割と頻繁に変更になります。それに合わせてPayPal系サイトも古い情報が多いです。なので、信じるべきは公式ヘルプをご覧ください。
※銀行口座の登録は送金などによりPayPal残高の引き出しに使用されます。一般の通販だけでしたら登録する必要はありません。PayPal残高は通常0円です。残高が無い場合にクレジットカードから引き落とされる仕組みになっています。
ちなみに私は楽天カードのJCB。もしクレカが無い方は参考にどうぞ!もれなく5000ポイントもらえるのでプレミアリキッドもタダで買えちゃう。
PayPal 買い手保護サービスとは?
いろんな国での海外通販は楽しくもあるけれど、全てが日本語対応サイトばかりではありません。中には怪しい通販サイトも数多く存在します。怪しくないサイトだって、いつトラブルが起きてもおかしくはない。
誤配送、未発送、有料サービスが適用されていない等・・。そんな決済トラブルに心強いのが「PayPal買い手保護サービス」。
まず最初に保証対象にならないサービスはコチラ↓
- 車両全般
- 不動産
- 事業(ビジネスを購入する場合)
- 車両(オートバイ、トレーラーハウス、航空機、および小型船舶を含む)
- 特注商品(SNADに関して)
- PayPalの利用規定ポリシーに違反する商品
- お客様本人が直接受け取った商品、または代理人が受け取るようにお客様が手配した商品(小売店頭も含む)
- 製造業用の工業機械
- 現金に相当する商品(プリペイドカードまたはギフトカードを含む)
- 個人間の支払い
- ペイパルの「利用規定ポリシー」により取引が禁止されている商品
ほとんどが物販専用みたいなものですね。決済額が大きなものはちょっと厳しいかも・・。
私は今までピッキングミスや未発送などのプチトラブルがありましたが、そのどれもが通販サイト側とのやりとりで完結しています。買い手保護は使ったことがありません。なので、ざっくりとだけ・・・
代金を支払った180日(6ヶ月)以内にマイアカウント内の「問題解決センター」→「取引に意義を提出」→あとはページに沿って詳細を報告する形になります。
その後、PayPal側からトラブルがあった通販サイトに勧告が行くのか、はたまた代金が戻ってくるのかは不明です。ですが、PayPal側は問題解決にかなり真摯に対応してくれるそうです。日本語対応スタッフももちろん常駐。
いざ海外通販!しかし為替手数料がかかることを覚えておこう
無料無料と謳ってはいてもPayPalは企業です。何かしら利益が無ければ運営はできません。では一見無料なのにどこから儲けているの?
それはつまり、外貨換算手数料です!
主に海外通販で相手側に支払う通貨はUSドルが多いですよね?しかし、私たちは通常「日本円」しか持っていません。なのでコチラの通貨を相手側の通過に換算してあげねばなりません。※ドル建て
そこでPayPal側が勝手にレート換算し、私たちはそれに見合う日本円を支払っているわけです。つまり最終的に請求される金額がドルならばそこで終了ではないということ。
問題は日本円でどれだけ支払うか?
だいたい、PayPalの為替手数料は決まっています。日本円なら約4%。米ドルなら約3%と決して安くはない数字。しかし厳密というわけではないらしく、円の為替手数料は約2.5%から4%と見ておけばいいかと。
現在(2017.5上)はUS1ドル=約112円で、去年と比べて円高で推移してます。これにPayPalの為替手数料(約3%)が乗るとUS1ドル=約116円くらい。
1ドルあたり約4円くらい上乗せさせられるので、100USドル(約11,200円)の通販では約400円くらい手数料で持ってかれます。
例え小額であっても数を積み重ねれば「山」となるでしょう。ちなみにレート手数料はPayPalアカウントの取引履歴から詳細が分かります。
しかし、これらはあたりまえな手数料であり、ホールセール為替のまま支払える決済サービスなどどこにもない。なので予めPayPal換算してから海外通販を楽しんでもらいたい。
一応、為替手数料を安くするウラ技もありますのでリンクだけ紹介しておきます↓。
http://androidlover.net/paypal-exchange-commission
個人での海外通販の場合、関税対象額(商品代金の6割)が1万円以上を越えると課税対象になります(消費税も加算される)。関税を取られたくない方は1回の通販で16,666円以内に留めましょう。
最後に「PayPal」が海外通販の垣根を下げてくれた
別に私はペイパルの回し者でも広告目当てでもありません。このサイトではグーグルアドセンス広告を貼ってますので「もしかして出現してたら」ごめんなさいw。
いやあ、長いですよ・・。マジでPayPalを掘り下げていくと文字数がエライことになります。なので海外通販で重要だと思われる箇所だけ抜粋してみました。でも結局長いっていう・・
元々、この記事を書くきっかけになったのは「VAPE通販」です。
電子タバコ(VAPE)を始めた方はもれなくアトマイザーやらMODやらを通販しますよね。それも1回では終わりません。つまり俗に言う「VAPE沼」というやつです。
そうなってくるとやはり国内通販では割高なんです。だから安い海外通販に頼っちゃうところがあります。ニコチンリキッドも海外からしか買えないですし、国内ではそれこそ国産リキッドしか買っていません。
しかし、海外通販というものは必ずしも良いことばかりではありません。
トラブルは付き物ですし、配送スタイルによっては約1ヶ月近くかかります。最悪届かないということもありえるんですから。皆様もご利用の際には慎重に!
ただ、それらも含めて「ナゼか楽しい」
もちろん私の場合は高くても1万円を越える決済は未だにしたことはありませんので、あくまで小額決済の範囲内です。
ただ言えることは「国内で購入するメリット」が「海外で購入するメリット」よりも上回ってないんですよね~。
まだまだ電子タバコ(VAPE)は日本ではマイナーです。なので国内では半ばボッタクリ価格で提供しているショップも少なからず存在しています。
もしアナタ様がVAPEにハマってしまいそうな感じでしたら、確かな相場とPayPal登録はしておいて損はありません。
それでは最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございました。良い通販ライフが送れることを祈ってます!