こんにちは、ガリゲーです。さて、本日はiStick Picoシリーズの最新作である「X(エックス)」いきます。
どんだけiStickやねん!なEleafですが、またしても凝りにずに追加してきたんです。
それでは無印ピコと比べてどうなのかっていう観点で見ていきたいと思います。提供はVapesourcingさんです。ありがとうございます。
Eleafは何がしたいのか?
iStick Pico X・・・
Eleaf iPicoシリーズは今までに無印,Squeeze,Mega,Dual,25,21700,Baby,Sと出してきました。公式では何故かMegaとDualは載ってませんでしたけど・・・。可愛そうだろ!
そんな中でも一番の稼ぎ頭であるのが間違いなく無印Pico。次いで21700かと思われます。他にもピコンカーやBaby,Sも割と人気。
そして新しく仲間に加わったのがX君。一見すると無印に似てますが21700ほど大きくはない。ではスペックを御覧ください。
付属品は2.0USBケーブル、予備パッキン、予備コイル(同じもの)、日本語有りのユーザーマニュアル 他。※スペアガラス無し。
IStick Pico Xの主な特徴
- 18650バッテリー1本仕様!(は?)
- 最大出力75W!(は?)
- 22mmまでのアトマイザーが乗る!(ちょ、おまw)
- ボディはラバーコーティングで軽量!
- 人間工学に基づいたX形状グリップ!
- コイル抵抗値を認識し自動でワット数調整(は?)
うん・・ほとんど無印ピコじゃないですか・・・
Size: 50mm*31mm*112mm
E-liquid capacity: 2ml
Battery type: single 18650 (without cell)
Output wattage: 75W max
Output voltage: 0.5V-9V
Resistance range: 0.1Ω-3.0Ω (VW/Bypass mode)
0.05Ω-1.0Ω (TC-Ni/Ti/SS/M1/M2/M3 mode)
Colors: black, red, blue, silver, green
Thread: 510Eleaf iStick Pico X Kit comes with
1× iStick Pico X mod(without cell)
1× MELO 4 Atomizer (D22)
2× EC-M 0.15ohm Heads
1× QC USB Cable
2× User Manuals
Spare Parts
それでは無印と少し比べてみましょう。
左が無印で右がX。見た目がやや大きくてどうする・・・。しかし重量だけは軽く、電池込で112グラム。無印は約134グラム。
ボディは爪で叩くと高い音が鳴るのでプラかもしれません。たぶん。
体感としても明らかに軽く感じます。ラバー素材はマットで濃い色なら汚れが目立ちそう。アイコスネイビーとほぼ一緒な触り心地。
22mmしか乗りませんが長いアトマだとやはり重量バランスが悪いかも。
正面から比べてみます。これまた太いやんけ。何がしたいんだよEleaf。ただ、パフボタンは大きくて良さげ。
この名前の由来となっているX形状のボディは中央でシェイプされてるので持ちやすいようにみえて持ちにくかったです。
うん、パフボタンは大きくて押しやすい。クリック感もナイス。印象としては悪くはないんですが、何故今コレを出す!のかが解せん。
また、横にするとX効果でうまく寝かすことができない・・。あ、操作方法も全て一緒です。しかし抵抗値で初回ワット数が変わるのがいちいちウザい。※自動で推奨ワットになっちゃいますw
新しいアトマに付け替えると「NewCoil?」と出るのでYesを選択するとワット数が変更。Noなら変更なし。Noでも抵抗値は読み取ります。
自動ワット数は単にバイパスっていうわけじゃなく、プラスアルファしてくれる感じとでもいいましょうか。例えば0.3Ω 40Wで吸ってて、1.85Ωのアトマに付け替えると15Wあたりになります。
これを知らずに低抵抗などをカマすと「熱っチぇ!」ってなるので注意。例)付属クリアロ0.15Ωの場合なら55Wに自動変更。1.85ΩのNICOLASだと15W。
試したところではそんなアホな数値を叩き出すことはないので、慣れれば案外楽かもしれません。
スレッド周り。同じアトマを乗せてみてもキャップまでの隙間は全く一緒でした。キャップ高は10mmほど。無印は6.5mmくらいなので少し高い。径は20.3mm。
もしかして24mm乗るかもー!と薄っすらと期待しましたが無理。キャップから前方キワまで22.9mmほど。
つまり二人はボディ形状と重量だけ違うのみ。あとはほとんど一緒です。
・・・・
なにゆえ・・?
差別化を図るにしてもこれほど特徴がないのは書きにくい。おそらくはiPicoのリニューアル版とみていいのだろうか。
気を取り直してMELO 4 D22だ。ソッチ行こう!
MELO4の22mm版はiKuuに付属されてました
22mmの付属クリアロマイザーMELO4 D22。iKuuの付属アトマとして25mmと一緒にラインアップされてました。たぶんTPDバージョンかと思われる。
そのコイルがメッシュ仕様になったというのが今回のMELO 4 D22というわけです。そう、つまりコレといって言いたいことはなし。
スライド式トップキャップ。ドリチは510。
コイルのジュースホールがベースに近くギリギリまで吸ってくれそうだ。
抵抗値は0.15Ωのメッシュタイプコイル。推奨は30-75W。つまりiJust ECMと同じ!
ちなみにMELO3やAspire EVO、昔のVaporesso CCELLコイルとは互換性有り。
このMELO4は40Wくらいが調子良く、コットンがこなれてくると普通に美味い。全然悪くない。デザインも良いし。けど、リキッドキャパは2ml。
爆煙メッシュの類ですが、デカいコイルよりは味のりが良さそう。面積広いので必然的に抵抗値は下がりますが気にしません。
エアは対角2ホールで無断階調整。スカスカではない。
【総評】 iStick Picoは素晴らしいMODなのは間違いない
もちろん個人的嗜好も左右されますが、性能や外見はほとんど変わらず、無印と比べて軽いということだけが唯一の取り柄なXでございました。
ですので無印を既にお持ちの方なら敢えて選ぶ必要性は皆無かと存じます。
MELO4 メッシュに関してはMELO3からのステップアップには良い部類かと。余ってるコイルを無駄にしたくない方にはお勧め。
総じて、しつこいようですが、何故Eleafが今コレを出すのかが全くもって疑問が残るところではありますが、マスプロ全般似たような方向性なのでEleafだけを責めるわけにもいきません。
「Pico」と付くだけでビクン!となる世代の方はどうか落ち着いて吟味していただければと願っております。
以前のGeekvape Lucid然り、やはりPicoと似せてきてもPicoが勝つのは明白。あれほど完成度が高いMODは他に知りません。それを今回のMODレビューで強く感じた次第。
価格はキットで約4,500円ほど。MOD単品で約3,500円くらい。どちらも送料無料となっております。参考に掲載しておきますね。以上、お付き合いの程ありがとうございました。