コラム

ポケモンを知らないオッサンが一人で名探偵ピカチュウを見に行った話

ポケモンファンの皆様こんにちは、ガリガリっす。つーかポケモンファンの方っていらっしゃいます?いったい何歳の人までポケモンって有効なんだろ・・30代前半?

自分は現在42のオッサンで巷に溢れてる程度の知識しかなく、最近だとポケモンGOですか?あっちこっちの公園とか名所旧跡回るやつ。それはさすがに知ってますよ。

あとは普通にアニメでやってましたよね。たしか、サトシ、女の子、目が細いデカイやつ、あとドロンジョ様みたいな敵くらいしか知りません。

は?サトシ知ってるやんって?知ってるよ。

それとカミさんがピカピカしかいわない「ピカチュウのうた」にハマっててYoutubeから音源とってCD作ってあげた覚えがあります。

だいたい予備知識としてはそんくらい。


で、なんで私がいきなりハリウッド映画「名探偵ピカチュウ」を見るに至ったかといいますと単なる気まぐれです。

GWはほぼ仕事でしたが今日だけ空いてたのでなんとなく映画でも見てマッタリしてーなと。そんでいろいろ見たいの探してたんだけど、まー無いの。

アベンジャーズやグリーンブック、キングダムなんかが話題でしたが全く興味がないし、ましてや「名探偵ピカチュウ」なんて100%アウトオブ眼中でした。

けれど歳くうと色んなことにチャレンジしてみたくなるんです。

100%クソつまらんけどあえて見てやろうと

そう思ったわけです(長いわ)。今日はそんなお話をさせてもらいやす。

注意!
ここの読者さんはたぶん興味ないと思うけどネタバレがあります。見に行く予定の方はご注意を!



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アウェーなオッサン、ピカチュウに会いにいく


ピカチュウ自体は嫌いじゃないです。むしろ個体そのものは好きなほう。わんわん動物園には年2回行くし。

しかも朝イチから並んでてビビった。全員「名探偵ピカチュウ勢」だったらどうしようかと・・・。後で気づいたんですが5月3日に公開されたばかりらしい。


ちなみにここの映画館「ミッドランドシネマ名古屋空港」はすぐ脇に滑走路があって近くの公園には飛行機オタク共がたむろしてます。

※名古屋空港(小牧空港)はセントレアとは違うよ!


そして開館と同時に入り込むと、入り口にピカチュウがお出迎え。しかも帽子カブってます。

そこは名探偵だからシャーロックホームズに寄せてきたんでしょう。しかしオッサンなら吉田 類みたいにハンチング一択やぞ。そういや名探偵コナンもやってたな。


ちょっとココでいいですか?・・・ついてこれます?

主にVAPEやアイコス扱ってるブログで何故いきなりピカチュウなんだと。どうしたガリゲーよと。

もう一度言いますがただの気まぐれです。GariGari-Studioはテキトーにいきます。

ではザックリとしたあらすじと感想を述べていきますね。



ピカチュウは西島秀俊!主人公は竹内涼真!


名探偵ピカチュウはロブ・レターマンなる全く知らん監督と全く知らん俳優ばかりで最初B級映画かと思った。※Fu/ck’e MON Goの続編じゃありません。

しかし吹替版がオッサンの憧れ、我らが西島秀俊と聞いて字幕じゃなく吹替を見てみることに。あと渡辺謙も出演してます。以下あらすじをwikipediaより引用。

かつてポケモンのことが大好きな少年だったティム・グッドマンは、ポケモンに関わる事件の捜査へ向かったきり、家に戻らなかった父親・ハリーとポケモンを、遠ざけるようになってしまった。それから年月が経ち、大人になったティムのもとにある日、ハリーと同僚だったというヨシダ警部補から電話がかかってくる。「お父さんが事故で亡くなった―」。

複雑な思いを胸に残したまま、ティムは人間とポケモンが共存する街・ライムシティへと向かう。荷物を整理するため、ハリーの部屋へと向かったティムが出会ったのは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す、名探偵ピカチュウだった。かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、事故の衝撃で記憶を失っていたが、一つだけ確信をもっていることがあった……。「ハリーはまだ生きている」。

ハリーは何故、姿を消したのか? ライムシティで起こる事件の謎とは? ふたりの新コンビが今、大事件に立ち向かう!

簡単にいえばストーリーはクソどうでもいい話です。寝ててもなんとなく分かるレベル。それよりもリアルなポケモンがウリな映画かと思いますね。

でも最終的にホロ泣きしてしまったので(爆)、もしかしたら名作かもしれません・・

 

ポケモンって何?ジョジョでいうスタンドみたいなもんか?


まず主人公の青年とツレがポケモンを見つけてお馴染みのボール?みたいなのを投げつけるとこから物語はスタート。

このボールはよく見るんだけどコレをポケモンに当てて捕まえるスタイルなのかな。のっけから結構可哀想な気がした。

おまえポケモンいねーんだろ?アイツゲットしちゃいなよ!とか言ってるので一人一匹は侍らしておくみたいなのがポケモンワールドだと知る。いや間違ってるのかも。


で、青年のオヤジの訃報が届き、青年はポケモンと人間が普通に生活しているライムシティなる町へと向かうのであった。

そして、そこで登場するのが謙さんこと世界の渡辺謙。警官役ね。オマエのオヤジとは親友だった、残念だ!みたいな。

青年のオヤジは探偵。何やら事件に関わって死んだらしい。


それからオヤジの部屋を訪れるとピカチュウにばったり遭遇。しかもオッサンの声で喋るピカチュウだったから青年はキョドる。


ここで私はポケモンは喋らないのが普通だと知る。ピカチュウは探偵くさい行動をとるのでやむなく二人でオヤジの死因究明に立ち上がったのであった。

 

オヤジは生きてるかもしれない


ほどなくして事件を追ってる新米ニュースキャスターの女子と出会う青年とピカピカ。女子のスタンド(アヒル)もいるのでやはりポケモン=スタンド説でいいと解釈。


あと弱そうなポケモンが意外に強かったりするのもカタルシスを得やすい。覚醒シーンとかあって意外におもしろいかもしれない。


そして、いろいろガチャガチャ捜査していくと「R」なる毒ガスを吸ったポケモンは凶暴化することが判明。


それを悪用してポケモンシティの市長みたいな爺さんはミュウツーをのっとり世界征服を企む。

このときそういえば「ミュウツー」って聞いたことあるなと。ガンダムでいうところのフォウ・ムラサメっぽい。たぶん。知らんけど。

カンタンにいえばこのジジイがラスボスでオヤジはその真相を知って葬られたらしい。

 

がんばるおっさんピカチュウ


別にヘタウマっぽく狙って描いてるわけではない。ピカチュウを想像して真面目に描いてたら普通にこうなる。


さて、捜査中に闘技場に入った二人。以前はドラゴンなんとかに勝ったくさいが現状は鳴かず飛ばず。どうにも口先ばかりでクソ弱いピカチュウ。

この映画限定かは知らんがコーヒーが大好物で時折ギャグをいうが全然おもしろくない。

青年がローリングサンダーアタックで倒せ!みたいなことを言ってるが覚醒シーンもなく普通に弱いピカピカ。むしろあのナリで強いとか反則でしょ。


とりあえず逃げるピカ丸。

 

ミュウツーって実はイイやつなのか?

とりま女子と青年とピカ丸でミュウツー復活研究所みたいなところに事件のカギがあると目星をつける。


で、ワチャワチャしてそこから脱出。ついでにピカ丸負傷。しかも瀕死。


背中にタマネギ背負ったポケモンに誘導されていくとミュウツーが登場。みんな震え上がる。


息子は預かる!異論は認めん。ミュウツーは・・

ちょっと待って!今最初から読んでる人居ます?ちょっと今日の記事はさすがにヤバイかもしれない。


カンタンにいうとオヤジが死んだ時、ミュウツーはオヤジを保護した。で、オヤジのスタンドであるピカチュウの記憶を無くしオヤジの魂を入れたってわけです。

ちょっと内容忘れましたが(笑) ピカチュウがおっさん語をしゃべる背景には色々ミュウツーの優しさがあったようなノリかな。忘れたけど(笑)。しっかりしろよ!

で、息子も保護しようとするミュウツーはジジイ一味に捕獲されてしまうのであった。

 

ジジイがミュウツーをのっとりポケモンも暴れだすカオス状態に


ライムシティでのお祭りの最中、ポケモンを凶暴化させる毒ガスが街中に流れてデビルマンでいうところのアルマゲドン状態に突入。


念願だったミュウツーの体を手に入れたジジイはすこぶる調子こく。このジジイはポケモン研究家で自分の病をポケモンから完全治癒させたのだそうな。

つまりポケモンになれば不老不死になれると画策してたんだろう。


そんで、ボロボロだったピカチュウは青年の励ましによりミュウツージジイに必殺技を炸裂させる。

どさくさに紛れて青年はジジイのヘッドギア(乗っ取り装置)を外しジジイの策略は失敗に終わる。これでだいたいストーリーは終わり。

 

従順に侍るポケモンをみて亡くなった愛犬を思い出した


そうなんですよねー。今までポケモンっていうのは悪者モンスターを倒していくだけのよくある勧善懲悪なノリだと思ってたんです。映画しか見てないから分かんないけど。

でもテキトーに見ててもピカチュウの表情や仕草が愛くるしすぎるし、オヤジやその息子の傍らにいる姿を見てしまうとどうにもガキの頃に逝っちゃった愛犬を思いだしてしまう。

私はそのころからペットは飼いたいがマンション的にNGだったりどこか愛情が湧くほど最後の辛さを考えてしまうようになりました。


そんな記憶のクロスオーバーが起こり、不覚にもついついホロっとしてしまいましたよね。ホントにクソつまらない映画だったらここまで記事書かないし。

人間でなくても友と呼べる者とのかけがえのない時間がそうさせたのかわかりませんし、そんな自分に酔ってるだけかもしれません。

難しいことはメンドイので書きなぐってしまってますが正直ポケモンなんぞ知らなくても心には残った映画でございました。アクションも豊富。

ただ欲言えばオッサンらしさが全然足りない。最後にオヤジの顔が映るけどこれまたナイスガイでオッサンというより叔父様的なスタイル。

まあ、子供も見るだろうしカッコイイおっさん像を植え付けさせるのも悪くないと思いましたよ。がんばろうぜオッサン!な!






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