プルームテック

プルームXがダメだったらガチでJT終わるのでみんな俺のレビュー読んでみてくれ

カバーを外したプルームX
はい、きたこれ、やってまいりましたよ、プルームエックス。3,980円で只今オンライン販売中。※公式2000円オフ

しかし、今更だけど「エックス」て。

まあ、どうとでもとれる意味合いからして、何かこう・・未知なる畏怖などが感じられますな。

ぶっちゃけ、中ニ的発想の延長ですが中身を伴っている中ニは逆に尊敬の念を抱かせるもの。

男子たるもの、常にそう有りたい!と思ふのは果たして私だけであろうか。

のっけから何言ってるか意味不明ですが今回は絶対にヘタを打てないJTさん。私ら場末のレビュアー共の声にも少しは耳を傾けてくれるはず。

それでは、僭越ながら私なりにこのプルームXのレビューを始めさせていただきたいと思います。よろしくどうぞ!

 

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このままじゃアイコスに追いつく前に死ぬ

アイコス3
この度のPloom プロジェクトXにはJT 寺畠社長、自らがたばこ事業本部長を兼任。

それだけ気合の入れ方が従来のプルーム某(なにがし)とは次元が違うのだ。

否、そうでなければ九州工場&リストラ社員の魂が浮かばれないし、丸投げパートラウンダー激減の責任もある。

しかも、最近ニュースになってた「わかば500円」どころか年々たばこ増税は決まっているこの現状。

ましてや、天下のJTが加熱式たばこ国内シェア3割以下という屈辱。凌辱。恥辱っぷりを財務大臣に披露。

これでは辛酸舐め舐めアカ舐め水木しげるという負のロイヤルストレートフラッシュをキめ続ける顛末ではないか!

※水木先生関係ありません、すいません。

きゃつ(アイコス)さえ
居なければ。。

何度もそう思ってたことでしょう。

だがしかし、ここ新たにメシアとしてご誕生あそばされたのが本日ご紹介いたします「プルームX’」というわけです。(長いわ

 

ヴィジュアル系プルーム「X」

プレス用キットを手にとる
どうですか、この箱。グローのプレスキット並に気合ブリバリ入っております。お中元かよ。

開けたらソーメンとか、それはそれでありがたいのだが。

プレス用キットの外見
そして、なにやら型番のような数字があちこちに散見。デザインもかっこいいし、これは期待大。※プレス用キットです。

キットの蓋を開けた瞬間
パカっ・・。ほぉぅ・・・。MEVIUSのロゴが整列していないのが少し気になります。自分のはスレートグレイですね。※他にシルバー有り

全12種類のフレーバー
キットと見比べてみるとフレーバーが4つ足りません。どうやら、現在12種類が販売中みたいです。※MEVIUS/Camel

マスカットとイエローが一番気になってたので少し残念ではありますが、ありがたく試喫させていただきます。

プルームXのパンフレット
今回の新作「プルームX」は当初からヴィジュアルに力を入れてました。エックスだし。

なんか知らんけどスゴそう・・」っていうイメージで押し切り、我々スモーカーを逐一翻弄してくるエックス。

それでは、いよいよ御開帳と参りましょう。

 

プルームXの全貌

プルームXの化粧箱
第一印象はアイアンマン。光沢がものごっつい。化粧箱自体はプルームエスに似てますね。

付属品
付属品にACアダプタ(5v/1.5A)はありません。。その代わりクロスと綿棒付き。USBタイプCケーブルは約75cm。

他、マニュアル、スターターガイド、登録カードなど有り。

本体を手に取る
どうよ?。20年前、かっこつけてDEATHやゴールデンバット吸ってた時代からはとても想像できなかったであろう「未来のたばこ」がここにある。イエッス!

パネルが手に吸い付くので意外に滑らないのが良い。ステータスランプの視認も悪くないです。

本体の裏面
裏面からサイドは継ぎ目なしのアルミ。ロゴは掘られてます。底部に充電用コネクタ(USBタイプC)を装備。

従来の給気口が無くなったので、どうやって吸引するかが気になります。

本体の上面
トップ、電源スイッチ兼スティックカバーはプルームエスのデザインを踏襲。

何より全体的にスリムになっているので、とても持ちやすい。

本体カバーをスライド
ただ、ボディパーツが樹脂から金属へ変更となり、やや重め。実測94グラム。似たデザインのグローハイパーは106グラムでした。

プルームXとグローハイパーのサイズ比較
加熱式デバイスというのは毎日肌見放さないもの。つまり、「握りやすさ」という点は非常に重要です。

アイコスはほぼペンタイプなので無視しますが、グローと比較した場合、プルームXはスリムだが厚みがある

本体を手に取る
どちらもバッテリー設置部以外を極力薄めに作っていてるので握りやすい。

しかし、Xのパネルが流線型のため、少し大きく感じられる。あくまでグローハイパーと比べての私的評価ですけど。

プルームXとプルームSのサイズ比較
それ以外の外見は好みにもよりますが、前機プルームエスからみれば「凄まじい進歩」と言っていいでしょう。

とても同じシリーズとは思えません。ありがとうプルームエス。そしてさようなら。

 

Sと似たような機能だが中身が違うX

スティックを本体に差し込む
さて、今回のプルームX。Sと何が違うの?っていう話なんですが、機能的にはそれほど変わってません。

スティック入れてボタンで加熱。1回で5分吸えて満充電で約20本。※吸引回数の制限なし。

自分の場合、平均的に約14回吸引。ながら吸いだと10~12回くらいでした。

そこだけ見れば大した進化はしてませんが、XはSと比べて加熱温度が高くなってます。それに伴いバッテリーも2800mAhと大容量。

HEATFLOWの説明書
ただし、単純に熱を上れば良いというわけではなく、緻密な気流調整と温度コントロール技術が採用されているもよう。

その名も「HEAT FLOW(ヒートフロー)」。

2.0の「テイストアクセル」もそうですが、やたらと必殺技系のネーミングで押してきます。そういうとこ好き。

HEATFLOWの概要
上は公式画像。よく見るとスティック挿入部分が楕円になってます。

これにより、密着性を高め効率よく熱を伝える工夫がなされているかもしれませんね。

 

パネルに隠された技

本体の光るLEDランプ
主な操作は、パネル中央ボタンを長押しして加熱スタート。同時にバイブレーションも作動。

中止はスティックを抜いてカバーを閉じるだけ。加熱中にもう1回押すとランプの明るさが少しだけ変わる仕様。

ただ、初見では何処にボタンがあるのか全然分かりません。一箇所だけカチカチ凹むので慣れてしまえば問題ありませんが説明書読まない方は戸惑うはず。

全面パネルを外した本体
吸う前にちょっとパネルを剥がしてみます。マグネットでの脱着でカタつきはなし。関係者の話だとこのあたりのR加工が非常に難しいのだとか。

個人的には剥がしたデザインのほうがミリタリーっぽくて好きですけど。

リセットボタンをつまようじで押す
さて、中央の小さなボタンが作動スイッチなのですが、それを長押しすると設定がリセットされます。同じ加熱ボタンなのに凄くないですか?

パネル裏側の突起物
パネル裏面。小さな突起で押されることでスイッチのストロークを制限しているもよう。

それにより、リセットボタンが別で機能するというわけです。逆にパネル付けないと加熱ボタンとして機能しない。


こう、改めて見るとユーザーにとってデバイスデザインの占める割合は意外に大きく、どこかプラシーボ的な役割もあるんじゃないかと。

光沢のあるパネル
はい。いよいよ吸っていきます。

かーらーの、もう一つのウリであるブルートゥース機能を使ってみます!

 

国内二番目のフルートゥース対応デバイス

スマートフォンとのブルートゥース接続
アイコスでは既に存在する機能なのでそれほど目新しさはありません。

お手持ちの端末とデバイスをブルートゥース無線でペアリングし、様々な機能が使えるってわけです。

LINE POINTをGETした画面
そのメリットなんですが、LINE POINTもらえることが一番かもしれません。※要 Ploom X CLUB加入。

ブルートゥース機能の説明
使い方はClub JTのIDでログイン。そしてペアリングページへ移り、本体を4回クリック。

その4回目で長押しさせてバイブ→認識というかなり高難易度でした。※次回からはカバー開閉のみ。

機能は現在、バッテリー残量確認や現在位置、チャイルドロックの3つ。微妙に要らないが無いよりはいいかと。

PloomX CLUBのメニュー画面
ただ、毎回繋がなきゃいけないし、Club JTアプリからブラウザ行かなきゃいけないのも不便。

おそらく今後、LEDのカラーを変えられたり、吸った本数でAIが注意してくれるとか便利な機能が追加されていくと思われます。

では、いよいよプルームXの実力を試していきましょう!

 

たいしたことないじゃん!?からの実はヤバイかもしれないX

プルームX専用スティックのMEVIUSを手に持つ
プルームX専用スティックは従来のものより少し長いです。プルームエスでも吸えますがどこか生煮えな印象。

スティックを分解
フィルター構造自体はエスとほとんど変わりません。口元の紙質を滑らかにして唇にくっつきにくいようにしたのだとか。

ただ、問題はその味わいと満足度。自分でも書いてて「能書きより早く吸えよ」って感じです。はい。

スティックが差し込まれた本体
予熱時間はエスの30秒よりも早く、体感ではアイコス並。エス同様に少し蒸らしてからいただきます。

※初回はMEVIUS RICH

個人的評価

  • 口元が慣れるまで熱い
  • 加熱中の立ち上がる匂いが割と強い
  • プルームエス2.0の約1.5倍の吸いごたえ
  • 全体的に棘がなくマイルド(キャメルも)
  • 紙質の割に口にくっついて抜けやすい
  • やはりデバイスが少し重く感じる
  • 5分は長いがアイコスと比べると短い
  • レギュラー系の満足感が強い

スティックを本体から抜く
まず驚いたのは最後まで味と吸いごたえが持続したこと。ミスト量も多く失速感は皆無

これがヒートフロー効果なのかは分かりませんが、吸ってて安心感のようなものがありました。

加熱でキツネ色になったスティック
また、口元はグローやアイコスに比べて熱い。匂いはプルームエスより少し強いですが他社よりはかなりマシ。

それと、吸い殻を観察すると異様に固い。グリセリンなどをカラッカラになるまで加熱しきったもよう。

Sでかろうじて可能だった二度吸いとかマジで無理レベル。カッチカチです。
加熱で黒くなったスティック
葉っぱ(たばこ成分が噴射された紙)はかなり黒く燃焼寸前にもみえます。吸い殻や呼気の匂いは・・

アイコス>>>>>>>グロー>>>プルームX>>プルームS

個人的にメンソール系のほうが匂いは少ない気がしましたね。

本体に刻印されたロゴと専用スティックの箱
そして肝心な満足感。関係者いわく、加熱式たばこは紙巻きよりもニコチン吸収率が高いという話なのだが、吸いごたえとはまた別の話。

グローハイパーが登場したとき、こぞって皆が「アイコス超え?」的な風潮だったが、それは吸いごたえの意味合いかと。

アイコスは何が強いかというと、ニコチンの量である。それが他が追いつけない理由でもあるし、その量は尋常じゃない。

個人的にはその部分で今回プルームXは勝負してきたと推測する。

タバコがタバコとして在り続ける唯一のアイデンティティ、「ニコチン」。

それが実質、かなり入ってくる。※個人談

暗闇で光る本体のLEDランプ
だが、おそらくパンチに欠ける吸いごたえからして巷での初評は「JT無念!会心のPloomX、アイコスに勝てず」というヤフーニュースばりのヘッドラインかと思われる。

だとしても、JTI主導になったこともあり、どちらかといえば海外評価のほうが気になるといったところか。

しかし、自分が吸ってみた限り、「プルームXの上辺では見えないもの」がスモーカーを虜にしていく予感はした。

それがニコチン吸収率なのか喫煙所で見せびらかしたいほどのルックスの良さなのかは分かりません。

ただ、もう1本、もう1本と「何故か吸いたくなる」のはエスでもグローでも無かっただけに非常に怖い。(怖いって・・

「日本たばこ産業株式会社」なんていう会社名、他にあります? そりゃ怖いでしょうよ。全部知ってると思われ。

直立するプルームX本体の裏側
ちなみに、このプルームXは微妙に自立します。そのアンバランスさがどこか美しくもあり、繊細で怪しいのだ。

なんか知らんけど、なんかあるかも。っていうのが個人的プルームXの評価でした。

当初はあまり期待してなかったので予想以上。ただ、少なくとも1箱は使ってみないと体感では分かりにくいかもしれません。

全国発売は8月17日から。PloomShopは8月3日。Club JT 公式オンラインショップでは既に販売中です。

気が向いたらフレーバーレビューでも書こうと思います。最後までお付き合いありがとうございました。※ブログはやめてません。

プルームエックス(PloomX)スターターキット
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GariGari-Studio

コメント

  1. いつも訪問してくださり、ありがとうございます^^
    モクログさんは自分ら世代の最後の希望(笑)なんで出来る限り続けてほしい・・
    誰やねん?みたいなのが蔓延ってる現状の中、いつも応援してますよ!
    つーか、予想を裏切ってプルームXにハマってますw

  2. ご無沙汰しておりますー!
    さすがですねー、めっちゃ面白おかしく読ませて頂きました!
    最近あまり更新されてなかったので勝手に心配しておりました(※ブログはやめてません笑)
    フレーバーレビューも楽しみにしております!
    コロナ全然収まりませんし、お身体には十分にお気をつけください!