お疲れ様です、ガリゲーです。最近の話題といえばパクチーを食べられることに気づいたことくらいですかね。何故かって、単なる食わず嫌いだったから。
・・・え?うそ、イケるやん・・みたいな。
そんなDESIRE DESIGN RAGE(レイジ) SQUONK MODを今回はご紹介させていただきます。
あまり見ないデュアルバッテリーテクスコなので興味津々。
提供 / GEARBEST
RAGE SQUONK MODの特徴やスペック
DesireDesign公式より
YURI RDAやMADDOGシリーズで有名なデザイア。ロゴも刷新して最近は独特なセンスで攻めてきています。
このRAGE SQUONK MODは18650×2を使用するデュアルバッテリーBF MOD。最高出力は155Wです。
最近は以前レビューしたMAD MODや他にもシングルバッテリー専用のCUT SQUONKというテクスコも出てます。
いわゆる今回のRAGE SQUONK MODはシングル運用では厳しい方向けの製品。
熱容量の多いクラプトンやハイワッテージを多く使用する場合、シングルでは電池に負荷がかかりますからね。
しかもテクニカルスコンカーでデュアルはあまり多く出ていないんです。記憶にあるとすればGeekのGBOXくらいかな。他はセミメカだったりハイエンドだったり。
Brand: Desire
Battery Cover Type: Magnetic
Battery Form Factor: 18650
Material: Zinc Alloy
Mod: Temperature Control ModPackage size (L x W x H):12x10x5.8cm
Package weight: 0.4250 kg
Product size (L x W x H):8.1×4.9x4cm
Product weight: 0.2430 kg
あと、テクニカルスコンカーなので基本的な保護回路やワッテージ調整、TCモードは標準装備。
7mlボトルをセンターに配したユニークなデザインと操作性を考慮した側面ボタンが特徴的。価格は海外で約7,800円前後で国内だと1万以上はします。割と高い。
それではそんなRAGE SQUONK MODを触っていきましょう。
RAGE SQUONK MODのパッケージとインプレッション
本体上部やケースにも「OHM BOY」のロゴ。どうやらDESIREとOHM BOYとのコラボらしいです。RECOIL RDAのブランドなのかな。
フタを開けると本体は薄いビニールに包まれています。これ大好き。
レビューサンプルのカラーはブロンズ。GEABESTさんではSilver表記。他に黒、白、赤、紫が有り。どれも素材は亜鉛合金です。
あと薄いスペーサーが入ってました。MOD保護の役目かと思われます。このブラッシュド(ヘアライン)シルバーだけかと思いますが割とスリキズが付きやすい。
なんか燻してあるような色なんで、そのコーティングが禿げてるのかもしれません。まあ、それがかっこいいんだけどね。
それではフォルムやレイアウトを把握するためのフォトギャラリーを宜しければ御覧ください。
RAGE SQUONK MOD フォトギャラリー
印象を一言で言い表すならば「鉄塊」でしょうか。もしくは鈍器ともいえる。
ファースト インプレッション
どちらの手に持っても操作性は申し分なし。指にそってレイアウトされてる感じ。エルゴノミックデザインってやつ?。
ただやっぱり重いね・・。電池2本で約340グラム。アトマ込みで約370グラムくらい。
あと表示にクリアパネルが付いてないから指で触れちゃいそう。こういうの最近多い。指紋付いたら取れ無さそうなので私は好きじゃない。
スコンクボトルはやや固いけど押しにくいことはありません。しかしこのくらいの固さのほうが設置するときに漏れにくいかと。
ただ長時間片手で運用するには正直厳しい。前述したようにゴリゴリなクラプトンで高温専用機といったところ。
それでは少し使い方や操作方法などについて記していきます。
RAGE SQUONK MODの使い方・操作方法
本体裏のバッテリーカバーはマグネット式。挿入は直列です。電池挿入時に電源が入ることはありませんでした。
特に入れにくいこともないです。ただしストラップが付いてないので外しにくいかもしれません。サイドが大きく開いてるので少し回しながら抜き取れます。
それとご存知な方ばかりだと思われますが、デュアルバッテリー時は同じスペックものをセットで使用しましょう。別にアンペアが違っても動かないことはないですが、電池のどちらかに負荷がかかるので。
ただ昨今のデュアルバッテリーにしては最高155W。普通200W超えがあたりまえなのに少し大人しいRAGE(憤怒)。21700シングルで100Wも可能なことから若干中途半端さは否めない。
さて、ボトムにはベントホールとボトル脱着式の取っ手。外す際はここを引き上げてそのまま引っこ抜く。ロック式ではないです。
ボトルは7ml。少し価格が高い部類のMODだけにスペア1本くらいは用意してほしかった。素材はシリコンかと思われますが、コレを無くしたらどうすればいいの・・
探したらFTで1個 10ドルで販売されてました。※アダプタのステンレス込み。
ボトル側の接合部はOリングのみ。
それをMOD内部のBFコンタクトに差し込むのみ。絶縁体で処理はされてるようですがなんか中途半端ですね。
ボトルを外した状態だとこんな感じ。メチャクチャ洗浄しにくかった。ウェットティッシュでグルグルやるしかないです。なんか、何故にそういう後先を考えて作らないのかな・・。
こういう加工処理にコストをかけてるから高いんでしょうね。合金だし。プラならもっとセパレートに設計できるから安く済むのになと素人ながらに考えてしまう。
ただカッコ悪いかそうでないかに重点をおいているRAGE SQUONK MOD。そういう姿勢は嫌いじゃないですがDESIREのユーザー層を考えると厳しいのかもしれません。
パネル設定・ファームウェアについて
パネル操作、モードはすごいシンプル。基本はワッテージとTCモードだけです。バッテリー残量はデュアルでも1本として内部処理されてる感じ。直列だと思いますし電池持ちもシングルと同じかと。
- 5クリック / 電源ON:OFF
- 3クリック / モード画面(Work : Hands)
- Workモード / Power、Ni、Ti、SS、TCR、Bypass
- TCモード選択時にワッテージ選択(抵抗値ロックはなし)
- Bypassモードは直列仕様(約8V>)なので注意
- Handsモード / 表示パネル反転のみに使用
- 各モードを選択したらプラスマイナスボタンで調整
うーん・・。MADMODではPMGというカーブモードがあったんですよ。ワッテージだけ選択すればそれのパーセンテージで増減する機能ね。
それがですね、公式読むとファームウェアのバージョンアップすれば使えるらしいのですが・・認識せず。
どう抜き差ししても無理みたい。解説動画もあったんだけど私の場合は出来なかった。個体認識すれば可能みたいです。
それとDESIREのサイトはスマホに最適化されてるのでPCだとレイアウトが崩れます。
基本的にはワッテージとSS TCが可能なら私は十分ですがカーブはあればもっと嬉しかった。しつこいけど結構するのにね。
それに小数点以下の表示があっても1W刻みでしか調整できません。極めつけに最小5W以下にすると155Wへとループします。これはMADMODも一緒でしたが普通に怖い。
シングルテクスコのCUT SQUONKはどうか不明。
とにかく最低限の機能は付いているテクニカルスコンカー。それもデュアルバッテリーでハイパワー仕様。カリスマ()「OHM BOY」とのコラボ製品。
早い話、それがRAGE SQUONKなのであります。
RAGE SQUONK MDOにアトマイザーを合わせてみる
RAGE MODは俺が俺がデザインなのでアトマイザーの存在を殺します。おそらくどんなアトマを付けてもMODとのバランスは取りづらいでしょう。
510は前方に配置されてるので25mmがギリ。運用的に爆煙デュアルが多いでしょうから24mmのやや背が低いアトマとの相性が良さげ。それも極力シンプルなやつがいい。
しかし、どちらにせよMODの兵器感は際立つのでいっそのこと遊んでいいのかもしれません。はい。
意味もなく光らせてみたり、車輪付けたり、レーザーサイト付けたり、連装砲付けたりするのもまたVAPEの楽しさのひとつ。
もはや「VAPE=リキッドを嗜むツール」という概念など古いのかもしれません。奥はまだまだ深い。
RAGE SQUONK MODを使ってみた感想
まずボトル挿入時が怖い。グっと押し込み、圧入で留まってるだけなのでいつ外れるかが心配。
実際は振っても叩いても外れません。だけど精神衛生上なにかロックが欲しいところ。
あとはカラーの問題かもしれませんが数回アトマを抜き差ししただけでもトップにスリキズができます。台座が無いということもありますが気になる方は気になる。
透明なスペーサーも付属していたのでそれを付ければ改善されるかもしれません。ですけどいちいちつけるのがめんどう。
重いけど操作性は良いです。サイドパネルも明るくて見やすい。クリック感もナイス。このあたりは何もいうことはございません。重いけど。
デュアル仕様の場合、シングルと同じワッテージでもかかり方が違います。コイルにかかる電流は強くなるのでシングルMODで慣れてると思いの外ハイパワーで驚くと思う。当然単線なら立ち上がりも早い。
ただ強みはやっぱりクラプトン運用。たまにゴツイ系で組んだ場合、シングルテクスコでは力不足なところがあります。
そう思えば、その点を余裕で補うRAGE SQUONK MODの需要はあると思う。特に欧米では。
つまるところ最終的にはデザインの良し悪しで選択する部分が大きいでしょう。私は個人的にDESIREは好きなメーカーですけどね。