懲りずにフレーバーDL機をお探しの皆さんこんにちは、ガリゲーです。
本日ご紹介させていただきたいのはHellvapeの新作である「REBIRTH(リバース) RDA」でございます。再生とかそんな感じ。
このリバースRDAはご存知マイクVAPESさんとのコラボ。マイクといえば「オー、イアッ!サイコホォー!」で有名ですがコレもまた最高なのでしょうか。
それでは早速イジっていきたいと思います。宜しくお願いします。
Thank you offer / Vapesourcing
ICONIC RDAのリベンジか?
発表されたのは昨年の秋頃で発売は年末あたりでした。どこのメーカーもそうですが、スパンが結構ありますね。
さて、このREBIRTH RDAの特徴といえば何でしょう。
それはサイドから迫り出したエグいエアホールではないでしょうか。普通に見れば単にサイド煽り当てのデュアルDL機。
さて、話は変わりますが、コチラはVandyのICONIC RDA。
これもまたマイクVAPESさんとのコラボですがREBIRTHと構造がよく似ています。外見もソックリ。通称クリソツ。
つまり、リバース(再生)なだけにマイク氏のリベンジモデルなんじゃないかと思うわけ。
何故ならICONICはあまり評価が良くなさそうだったから・・。※下記Youtubeコメ抜粋
- このrdaを象徴する唯一のものは独創性の欠如です。(Youtubeコメ)
- 私は何も言うことがないので、私はまったく何も言わない(Youtubeコメ)
- よくできたマイク単に値段を除いて、まったくまったく革新のないもう一つの一般的な中国のドリッパー。これのための40ドル?本当に?(Youtubeコメ)
- あなたが本当に正直なレビューをしたいなら、Jai Hazeにそれを送ってください!(Youtubeコメ)
もう、やめたれや!
これらは私の推測ですので本来の制作意図とは違うかもしれません。でもちょっと似てるので敢えて突っ込ませていただきました。
それにご存知、wotofo Recurveは日本でヒットしましたし、Re繋がりでRebirthしたかったのかもしれません。
リバースの構造や特徴などを探る
とりあえず全部ブチまけました。※510スタンドは付属しません。
ワイヤー調節用のトリミングツール有り。他は510アダプタ(ステン)、BFピン、予備など。※プリメイドコイルは付属しません。
810ドリチは2個付属。ハニカムレジン(底テーパー)とアクリルっぽいの。この右のヤツはワイドボア中間が凹んでる珍しいタイプ。
分かりにくくてすいません。内側がくり抜いてあるような感じ。ミストの感じ方は少しタイトな印象。タイトって何だよ。絞まる感じ。
デドラビのようにカラーによってレジンドリチ色が変わります。このアクリルっぽいのかPEIなのか不明なやつも然り。
・・・しかし、E-Phoenixから何か言われそうなフェニックスっぽいロゴ。このロゴは他カラーだとマスキングされてないので目立ちません。
ポジピンの出シロはあまり無いですがインシュレーターが突き出してる分まだマシかと。
では詳しく中身を見ていきます。
独特なエアホールがリバースの顔
言い忘れましたが24mm サイドエアフローのシングル・デュアルコイルデッキです。キャップAFCでハニカムホール。素材はSS。
全閉可能。全開でもやや抵抗があります。中間あたりはほとんどドロー変わりませんでした。
パーツはデッキとキャップのみ。これぞRDAって趣ですが特徴的なのはもちろんデッキ。
異様なデッキ形状とキャップ裏。ストッパーは付いてます。全開・全閉で止まる仕組み。
それにより全閉方向は一通なので絞って使いたい方はコイル位置に注意したい。
公式ではウェルが6mm!とか謳ってますがそれほど深いわけじゃないです。いや、きょうび全然深くない。
メンドくさいけどワクワクするデッキ
ちょっとサイバーっぽいっていうか宇宙船のようなナリ。構造的にはよくあるけどサイドが中央まで伸びてます。
ホールの大きさからしてDLなのは間違いないかと。いやDLです。
ワイヤーホールは予め調整して突っ込むタイプ。前述したようにトリミングツールが付属してますので大丈夫。
一見、シングルどう組むんだよ!ってノリですが、そこはわーべ浦安店さんのように「パワー」でなんとかなります。
総じてメンドイっちゃメンドイ部類なのは間違いない。
エアフローは大口径なサイドインから約45度でコイルにブチ込むスタイル。
デッキサイドとキャップには若干スペースが出来てるのでチマチマ吸うよりも漢らしく頂きたい。オー!イア!
デッキの全パラ。ネガポストが干渉しそうですが特に問題はありませんでした。
デザイン的にベースと一体化させるのはキツイからだと思われます。
それに、よく見るとポスト位置がズレてます。ワイヤーの足に配慮してるあたりユーザー視点でありがたい。イモネジも中で詰まってて単線でも逃げにくい。
ただし、ポスト間が広め(約9mm)なのでフューズドクラプトン前提か、もしくはパラレルでないとコイル足の処理が厳しいかと思われます。
では、早速いくつかビルドしていきましょう。
Rebirth RDAのビルドセッティング
とりあえずサイズに合いそうなプリメイド使って試します。するとやはり俺が俺がしますよね。
なので1個入れて仮止めしてレイアウトするか予め足を曲げておかないと非常に留めにくい。
猛者なら関係ないっス。こういうの人気なAxial RDAもそうだね。
後日試した単線でのデュアル。コチラは1個仮留めしてから少しネジ緩めてもう1個を突っ込みました。今思いましたが両方の足をネジって入れればやり易いと思う。
エアホールも大きい為、速攻で大量のミストを出さないと味ノリが悪かったです。個人的にはさらに外側へ振ってあげるのがベスト。
位置によってはボトムフロー的なセッティングでも可能。問題はシングルコイルとウィキング。
制作側が意図していないと思われるシングルコイル設置。何故なら通常のシングルデッキとは違い、ポストが邪魔してコットン足を落とせないの。
ウィックをネジればいいけどポストに並行して組むとエア当たらないそうだしね。
あと、デュアル時の片側だけならアンバランスでも設置しやすいかと。でも、キャップAFCは対角2箇所だしリデューサーもない。
ですので、少し斜めに曲げてレイアウトしたほうがいいかな。それに見てお分かりの通り、小さいコイルだとエアが当たりづらい。
デュアル相当のミストを出すシングルコイルが望ましいかと思われますが、だったらデュアルでイケよっつー話でもあります。オーイア!
コイツ、どうやったら・・っていうワクワク感がたまりません。悩んだ結果、パラレルはメンドイのでN80 3コアフューズドのスペースドで対処しました。
これでも0.25Ωなので抵抗値、長さ、高さ、径などを考えて組まねばなりません。
そして、グル専の最終結果はやはりクラプトンでは冷えず、パラレルスペースドがベストでした。
3.5mm径でブっかけスタイルが良いかも。つーか、あたりまえにシングルに敢えてしなくていい感じ。
それと、惜しいというか、トレードオフといいますか、降下サイドホールの突き出しによるウィックの干渉で割と伝い漏れしやすい。
なので、BF使わないならリキチャは真ん中から底までノズル突っ込んだほうがいいかと。
コイル周辺にかけてると知らない間にMODがビタビタになることもありました。ちょ、待てよ!みたいな。
あと、ただでさえウェル入口の形状がチグハグなのでウィッキングは慎重にならざるをえない。足は減らしたほうがいいっスね。
総じてリバースのビルドは「コイル設置を大胆に、ウィック処理は慎重に」でした。
ヘビーなミストをガッツり喰らうREBIRTH RDA
初回でテキトーに試したジャガーノート 60W。スピットバックは物凄かったですがやはりデュアルコイルだと味ノリが良い。リキッドはマレーシアのフルーツ系。
それと、自分のようにショボイ吸引力の方はサイドホールをコイルで覆ってあげれば冷えるしなんとかなる。うん、美味い。
どこか焚きまくってごまかす感は否めませんがこの手のDL機としてはDROP DEAD以来珍しく満足でした。突き出しエアホールが効いてるかも。
それとシングルでも810ストレートなら意外にイケましたがやっぱり冷えません。まず間違いなくモクモクデュアル推奨。
漏れに関しては予め自分で防ぐことが可能なので難点に入るのか疑問です。
ただ、ワイヤー留めにコツがいるので、もしもアナタ様がRBAビギナーでしたらお勧めできません。
製品の位置付けとしてはフレーバーDLですが、及第点は有に超えてるかと思われます。※悪く言える部分が少ない。
もちろん、似たようなモノならたくさんありますがデザインが気に入っても中身が伴わないのも多い。
そんな中でこのREBIRTH RDAは安定したフレーバーと暴力的なミストをあなたにもたらしてくれるはず。と、個人的に思いました。