お疲れ様です、ガリガリです。ちょっと連投でJoyetechいかせていただきます。
さて、アトマイザーの歴史においてはRBAが先であり、進化したのがクリアロマイザー。これは誰もが楽したいからであり、もっと幅広くVAPEを普及せんがためのメーカー側の努力の賜物だと思われます。
そんな進化の先にあるのはこういったコイルレスアトマイザーではないでしょうか。そして今現在は過渡期・いや黎明期かもしれない。
そこに矛先を絞ってるのがJoyeであり、界隈を見渡してもコイルレスを開発してるとこはJoyeが中心のように感じます。
他にはメッシュやノッチなどもありますがこのヒーターやフィルムだけはどうしても譲れないらしい。当たればイッキにシェアを勝ち取れるからだろう。
前作RIFT CORE DUOはRFCヒーターを2枚使用してましたが、今回は下に置く形で1枚となりました。
果たしてその効果はどんな体験をもたらしてくれるのでしょうか。それでは引き続きVapesourcingさん提供でお送りいたします。Thank you for your offer!
ヒーターが1枚になるとどうなるか?NCフィルムじゃダメなんですか?
サイバー感漂うJoyetechのパッケージ。シンセンに一度は行ってみたいなー。まさかこんなに中華萌えしてるとは10年前の私では想像すらできまい。
このRIFTCORE SOLOは約30ドル。PayPal換算で約3,500円くらいでしょうか。DUOはもっと高かったのでRFCヒーターが高価なんだと思います。素材はシリコン結晶(珪素)かなんかみたい。知らんけど。
また同じ色でした。外見は少しシンプルになったもよう。しかもソロなのにMTLとかじゃありません。MTL派はNOTCH COREが良いらしいです。
汚いなぁ・・。私よく袋に入れたまま写真撮りますが、勘弁してください。これ全部出して綺麗に並べてると腰がヤバくなるんです。下参照ください。
Parameters
Size: Φ26.0*46.5mm
Capacity: 3.5ml
Applicable with Joyetech RFCTM heater only
Resistance: 0.5ohm
Wattage: 25-35w (best at 30w)Joyetech RIFTCORE Solo RTA comes with
1 * RIFTCORE Solo atomizer
1 * Cotton pack
1 * Manual
1 * Warranty Card
1 * Warning Card
Spare Parts
おや・・前作のDUOは40WあたりがベストでしたがSOLOは25Wからイけるみたい。推奨ワット数から判断するに熱伝導率が上がったのかね。
うーん・・そしてやはりデカい。26mm径。タンク容量は3.5mlで同じ。だとすればDUOとの違いは単純に1枚になったという観点で受け止めます。
リキッドチャージはスライドキャップから。カラーで違いますが「ココ押せ!」マークは地味にありがたい。なんか牙狼みたいな・・
では、早速デッキを見てみましょう。
コットンワークが肝だなと感じるRIFTCORE SOLOのデッキ
チャンバーを外すと同時にコットンが飛び出してきます。どこに収まってたか一瞬迷ったがそこは冷静に対処。このカット済みコットンは予備でたくさん入ってますよ。
手持ちのコットン形成もプレートが付属しますので、それに合わせてカットすれば大丈夫みたい。
なるへそ。前作のDUOはヒーターの間でギッチギチでしたが、今作のSOLOは上からスプリングで抑える仕組みだった。DUOよりは設置しやすそう。
そして、抑えているパーツの間をミストが通るんですね。ちなみにドリップチップは510。前作はハニカムの特製だったのになんか端折られてる。
これですか・・。なんともシンプルな構造である。コットンはジュースホール出口へ垂直になるように乗せます。
これを見るとボトムエアですね。ヒーターはコットンで隠れちゃうからその両ワキをミストが通る感じ。※DUOはサイドエア。
そして中央のRFCヒーターはネジで留まってるもよう。前作のDUOは複雑な留め方だったので導線が折れることはなさそう。
こちらがDUOです。最初普通のコイルに換装できるのかと脱着してたら見事に破損しちゃったんですよ。予備もないしね。なのでSOLOのほうも出来れば分解しないほうが賢明です。
ここまで見てきて難点を言うなら、やはりコットンを抑えつつチャンバーを締めることがやっかい。
当然、リキッドで濡らしてから装着しますけど、なんかズレちゃいそうな気がして怖い。では案ずるより産むが易しで実際に吸ってみます。
立ち上がりが早く十分実用的だが味の追求まではまだ遠いか
コットンを湿らせるときや形成に注意したいのはジュースホールへの処理ですね。ここがガラス側へ飛び出てたりスレッドを噛んじゃたりするとうまくチャンバーが締まりません。
それと、ゆっくりやってるつもりでしたがスレッド精度が良くないかも。個体差なのか分かりませんが凄いジャリジャリする。
抵抗値はMOD読みで0.48Ω。スペックでは0.5Ωなのでだいたい表記通り。
AFCは3つのホールで調整します。全開でも結構抵抗がある。ヒーター下にガッツリ穴が開いてたので冷却効果は十分あると思いますよ。
肝心な味の出ですが、これはまだまだかな・・。ある程度予想してたことなんでそれほどショックではありません。
30Wくらいですがミストがえらい出ます。味のない爆煙といえばご理解いただけるかと。絞っても変わりません。ドロー音はゴオオオッ!ていう感じ。
構造をみるに、上からコットンを抑えてヒーターと圧着させてます。で、ミスト化するのは下方向。そこをエアが拾ってチムニーに運ぶわけです。
DUOは吸う前にヒーターが折れたので上手く吸えてませんが、想像するにDUOのほうがダイレクト感はあったでしょうね。
似たようなCUBIS MAXの場合は上にフィルムが来てたのでまだ味は出てたほうです。そう考えると、下側に入っちゃうのは難しいかもしれません。
あと、割とチェーンし続けてもイガらない。コットンを確認してもコゲ跡などはなく、供給バランスは良いとみた。漏れもなし。
クリアロやペンタイプからの移行と考えるなら、無くはないですが26mmの大きさはちょっと許容できるのか難しいところ。
それにコスパはありますが、このヒーター単品はまだどこも販売されてません。洗浄の際に落として割れることも考えられるので後先のことを考えろよと。
ただ、一つの実験的作品としては意義があるかと。それに、このRFCヒーターは自浄作用があり、寿命も長いと謳ってます。
しかし、そうであっても今の現状ではとてもお勧めできる代物ではないと私は感じます。もし、コイルレスが良いのならNC FilmのCUBIS MAXを推したい。※Filim単体販売有り(5枚/約600円)
さて、VAPEアトマイザーの進化は著しいですがコイルレス分野はまだ伸びしろがあるように思えます。
Joyetechがいつぞやの栄光を取り戻すにはコイルレスしかありません。そして実用レベルまで行けたなら・・或いは業界が引っくり返る日も近いかもしれない。