MODアトマイザースターターキット

RIPTIDE CRIOSをレビュー|クラウドスタイルでキめる爆炎セミメカ

こんにちは、ガリゲーです。

さて、本日レビューしますのはINNOKINのRIPTIDE CRIOS(リップタイド・クリオス) スターターキットでございます。

前回のEndura T20-Sからのイノキン連投です。それではベプログショップさんの提供でレビューさせていただきます。

 

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INNOKIN RIPTIDE CRIOSとは?

ペンタイプというかもはやチューブといったサイズ。高さは14cmくらい。太さは24mm。150グラム。威圧感は結構ありますね。

最近勢いのある老舗INNOKIN(イノキン)が出してきた爆煙チューブタイプVAPE

名前はRIPTIDE CRIOS。CRIOSはアトマイザー単体でも出てますね。

RIPTIDEは激浪(激しい波)という意味らしいです。CRIOSは調べても全然出てきません。

たぶん中国人が大好きなギリシャ神話とか星の名前かな・・CRIUSはOBSに取られちゃってるし。

さて、どう見てもクラウドチェイサーが好きそうなナリしてます。MOD下部にはRIPTIDE(激浪)マーク。

CRIOSアトマイザーもかなりデカイコイル積んでるもよう。

それではそんな爆煙小僧に贈るこの「RIPTIDE CRIOS」を探検していきましょうか。

 

パッケージとスペック

Innokin RipTide Criosスターターキット
3000mAh内部充電式バッテリー
2ml / 4ml容量
一定の固定ワット数の出力
ゴム引き仕上げ、柔らかいタッチ
直射日光(DTL)蘇生、私たちは
0.25オームのコイルのみを使用することを強く推奨します

1x RipTideバッテリー
1x Crios Tank 2ML / 4ML(0.25オームのコイルがプリインストールされています)
1x Extra Coil 0.25Ohm
1xマイクロUSB充電ケーブル
1xクイックスタートガイド
カラー:ブラック、グリーン、パープル、レッド、イエロー、ブルー

>INNOKIN公式からの引用直訳

直訳なので日本語が少しおかしいですが、だいたい把握できるかと思います。

バッテリーは3000mAhの大容量、出力調整不可(抵抗値で変更)

クリオスは24mmクリアロマイザー。0.25Ωコイルが2つ同梱(内1個はインストール済み)。

このスターターの場合は0.25Ωなので約62W相当の出力が常時発動。もちろん低電圧保護、短絡保護もついてます。

しかし過信は禁物ですのでMODが熱くなるようでしたら使用を中止しましょう。

中箱を取り出すとアクセサリーと本体でケースが分かれてます。はい?なんかサインがある・・。誰?またARES RTAみたいな他力本願くさいな。

どうやらRyan Michaelsという方がデザインしたみたいですね。誰だろ・・。

ググったらryan michaels clothingというのが怪しいので服飾デザイナーでしょうか。プロダクトデザインのほうじゃないみたい。スルーで。

箱を開けると本体が鎮座。それに予備コイルと予備ガラスチューブ。MODとアトマはちゃんと外してパッケージングされてますね。

アクセサリー類のケースにはUSBケーブル(1m)やカード類。そしてスタンドにもできるクイックスタートガイド。シャレてます。

INNOKINは図解してくれるから日本語じゃなくても理解しやすい。

もはやクイックスタートガイドだけでほぼ分かっちゃうくらい簡単な操作方法

しかし気をつけたいことはRIPTIDEをMODとして使用する場合です。

65W MAXとなっていますので0.15Ω(出力91W)のアトマイザーとかは電池に負荷がかかりますので使用しないでください。

でも65Wでもどうかと思うよ。3000mAhでしょ。アンペア低くなるんじゃない?

どのみち0.25Ωがデフォルトらしいので、運用もスパンを空けながら楽しみたいものです。

カードケースにはワランティやらワーニング、イノキンステッカーも入ってますよ。キレイにあつらえてあり、イノキンの丁寧な仕事っぷりが伺えます。

私が小学生だったらINNOKINステッカーは間違いなく缶ペンケースに貼ってましたね。

 

RIPTIDE CRIOSの構造と使い方

MODとアトマイザー(CRIOS)はそれぞれ単品で使用可能。それぞれ24mm径です。

付属コイルは0.25Ω×2。うち1個はインストール済み。それではCRIOS TANKアトマイザーから見ていきます。

 

CRIOS TANK アトマイザーの特徴や注意点

クリアロマイザーCRIOSはバラでも販売されてますが、そちらは0.65Ωもあります。しかしRIPTIDE CRIOSでは0.25Ωしか入ってません。

タンク容量にはTPD版の2mlもありますが、こちらは4ml版です。

このキットは出力調整の効かないセミメカでありますから0.65Ωだと21Wくらいしか出ない。

そもそもテクニカルのような煩わしい機能を排除したのがこういうペンタイプスターターなのです。

ゆえにこのKITを考慮する方に満足してもらうには必然的に低抵抗コイルでないと十分なミストすら出ません。

 

全バラするとこんな感じ。ほんと申し訳ないですがガラスタンクが外せませんでした。メチャクチャ硬いんだもん。

Oリングで留まってるだけなので外せるハズ。だけど無理だと思ったらそのままで。

トップリフィルでボトムエアフロー(3ホール無段回)。注意したいのは510ドリップチップではなく810のOリング付きでしか交換できないこと。

しかも810のOリング付きはあまり見ないです。普通はトップキャップ側の接合部にカマしてあるタイプが多い。

510変換アダプタがあれば良かったのに・・。惜しいぞイノキン。

そしてよく見るとトップキャップ裏(中央下)にシリコンゴムがカマしてあります。コイルチムニーの熱対策でしょうか。

毎回60Wあたりで吸ってても熱くなりにくいのはこのシリコンゴムのおかげかも。

ベースのAFCリングは下に引っ張れば外せます。洗浄に優しい設計。

CRIOS専用コイル(0.25Ω)。かなりデカイですね。ワイヤー素材はカンタルで推奨30-50Wみたいです。

コイル内部。クラプトンワイヤーというか途中からフューズドにしてるような巻き方みたい。当然ミスト量と味を両立させるためですね。

ボトムエアなのでコイル下からエアが取り込まれます。思ってたよりホールが小さかったです。スカスカではないので私は好き。

 

さて、組み立て方は左側のベースにコイルを回して固定。そしてガラスタンクを挟んだ状態で上からトップパーツとコイルをジョイントさせます。


あとはリキッドを入れてトップキャップをしめるだけ。このコイルはジュースホールが大きいので先に湿らせておく必要はないです。

ただし15分以上置いてから使用しましょう

ボトムフローは全開でも中々どうしてスカスカじゃありませんでした。ライバル機種はありすぎて戸惑いますが、キット的にはASPIRE K4でしょうか。

K4も古い機種なのに未だに人気なのは「手軽で爆煙&美味し」からだと思います。

あれは22mmサイズなのでCleito単体でもiStickPicoにも乗りますから汎用性もある。

ただRIPTIDEのように24mm径もジワジワ浸透してきてますからK4も危うい立場にあるかも。それでは相棒のMODのほうを見ていきましょう。

 

RIPTIDE MODのデザインや特徴

RIPTIDE MODは大容量(3000mAh)なのでどうしても径や長さが出てしまいます。だけどエライカッコイイんですよ。

そのマイケルなんとかさんのデザインのおかげかは知らないですが、イラストロゴもうるさくないです。RIPTIDE(激浪)らしく葛飾ってて良い。

背面にもドヤマイケルのサイン。見た目は明るく見えますがグレーなのでマッチはしてます。

ボディはラバーコーティングで滑りにくいし肌触りもナイス。マット素材にありがちなホコリも付きにくい。

MOD下部には充電用USBケーブルコネクタを装備。そして私が一番気に入ったコレ↓見てくださいよ。

メチャクチャ綺麗な仕上げでとても直に置けないくらいな鏡面仕様(笑)。何かこう・・保護キャップが欲しくなりますね。しかも・・

510スレッド部分にもRIPTIDEのロゴが!。コチラは凹んでますので擦れることもないでしょう。

プロダクトでこういう見えないオサレ大好き。INNOKIN魂の表れです。

操作方法はMOD上部のパフボタンを3クリックでON/OFF。パフ時には電池残量のステータスランプが点灯します。

3つ/OK、2つ/そろそろ、1つ/もう無理!。たったこれだけなので潔くて好き。

ラバーボタンですがクリック感は良いです。音がカチカチしないとこもナイス。

もちろん、MOD単体としても使用可能。24mm径のアトマイザーなら違和感は全然ありません。

標準的な保護回路も付いてますし、チューブタイプが好きなんだけどメカニカルは嫌い!って方にもおすすめ。

このRIPTIDE MODはホント好きだな私。スポーティーだし、男子なら間違いなく好きになりそう

 

総評

まず、CRIOSアトマイザーですが、これは必要十分な味を出してくれます

0.25Ω(約60W)という抵抗値なのでデザート系リキッドでないと味トビするかもしれませんけどね。

CRIOSで吸いまくってたのはKoiKoi 三光。高温で焚いても美味しくいただけました。

供給が良すぎるのか4mlでもすぐにカラッカラに。相当チェーンしなければイガることもないです。

2秒間隔、10回連続パフでようやくイガったかな?と思うレベル。

エアフローは肺活量が少ない私でも半開で吸えました。全然スカスカじゃありません。

MODもカッコイイので全体としてみればバランスは良い製品です。品質も申し分ない。

ただ、要点は「誰がこのRIPTIDEを使いたいと思うか」です。INNOKINにはこれより小さくて性能がいいペンタイプ「Endura T20-S」もラインアップされてる。

となると、やはり爆煙スタイルが大好きで、且つテクニカルのような煩わしい機能など要らないという方かな。

爆煙!単純!美味い!

というキーワードはAspire K4の特権でもありました。ただパワーや味的にRIPTIDE CRIOSのほうが上なんですよ(私個人の意見)。だってK4なんて1年以上前の製品ですよ。

当然にVAPEの進化が早いだけなのでK4が良くないわけではなく、「今購入するなら」という観点でいえばRIPTIDEのほうが断然良い。

MTL全盛の時期なだけに爆煙野郎はとかく敬遠されがちかもしれない。

そこにロマンを求める漢だけが知りえる世界なので、中途半端なVAPERは手を出さないほうが無難です。

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