ピアニッシモと聞くと半ば反射的に女性向けというイメージが湧きます。
大昔、ある喫煙所でかなり細長い口紅つきの吸い殻をみたときの淡い感情は今でも忘れられません。
あれから約20年・・。この令和の世にあって「女性だから男性だから」という概念はもはや禁句。
ピンクが好きでもいいんです。なんならワンピース着てもいいんです。
つまり、おっさんがピアニッシモ吸ってもいいんですよ。大丈夫。
つーわけで、今回はプルームテックの新たなフレーバー2種類を吸ってみたいと思います。
1つ目はフレッシュで華やかな朝に最適な「ピアニッシモ・モーニング・ローズ・クーラー」。
2つ目はリラックスして過ごす夜にオススメな「ピアニッシモ・ミッドナイト・ジャスミン・クーラー」であります。
どちらも値上げ開始直後の10月5日に全国販売。数量限定品なのでオンライン通販かプルームショップですね。コンビニでは購入できませんのでごめんなさいね。
気になる価格は現在値の490円から50円アップして540円になります。・・・マジでどうしようか。
薔薇香る贅沢な朝を再現!「モーニング・ローズ・クーラー」
はい。まずは朝用からイってみます。朝テックですかね。朝とバラっていうのがピンと来ませんがどうなんでしょう。
おそらく、実際の朝というのは「目覚まし音がうるせーテック」からの「スヌーズがウザいテック」からの「働きたくない!まだ寝てたいテック!」ではないでしょうか。
たばこで生活改善ってのも怒られそうですが、日々のルーティンに薔薇一服を添えることでまた違った朝を迎えることも可能なのでは?
そうした期待を込めて吸ってみたいと思います。ローズフレーバーね。
どこか季節限定の「さくらフレーバー」を連想させるパッケージ。中身のデザインは完全に女子ウケ狙ってます。
香りはまさにローズ。いつものように再現度は高い。
特にまったりとモアっとした薔薇の香りは朝のローテンションを回復させてくれるかのようだ。
味はイメージからなのか先述した「さくらフレーバー」に少し似ています。桜の塩漬けっぽい。だけど香りは紛れもなくローズ。
クーラー(メンソール仕様)ですけどプラスほど特化されてないのであまり強くはありません。
しかし、そうすることでフレーバーの芯を把握しやすく、薔薇っぽい桜梅みたいな味わいが楽しめます。
うん。文句なしでローズフレーバー。無難に美味しい部類です。けど540円はマジで高い。もうアカン。
一方、目覚まし強メンソが欲しい方には合いません。そちらをお望みでしたらプルームエス2.0を試してみてください。
※画像ではカッコつけるためブラックのカートリッジですが実際は純正(白)で吸ってます。
喧騒を離れ落ち着いた夜をお望みならコレ!「ミッドナイト・ジャスミン・クーラー」
ジャスミンの香りはガチで落ち着きます。私ごとでアレですけど、寝付けない時とかジャスミンアロマ嗅いでますもん。
そんな「分かってんじゃん!」なドストライクフレーバーがコチラ。夜用ミッドナイト・ジャスミン・クーラーであります。
PS5で盛り上がってる現代人は何かと寝不足な方ばかり。しかも、いざ寝ようと思っても中々寝付けないことも多いでしょう。ええ、分かりますとも。
これは当たる気がしてなりません。では開封して吸っていきましょう。
ちなみに写真のQRコードとか読み取れたら使ってもらって全然OKなんで宜しければどうぞ。
コレも中ジャケがシャレオツよの~。さすがピアニッシモ。
さて、香りを確かめてみます。
・・・・・ん?んんん~?・・・ジャスミンなのかコレは?。少し青臭い雑草みたいな匂いがする。
奥の方に居ることは居ますけど、ガッツリジャスミン!ではないです。しかも、何でカプセルカラーがパープルじゃないんだろ・・・
人工的なジャスミンに慣れてるせいか、はたまたコレが本来のジャスミンなのかは不明。とりあえず吸ってみます。
あー・・なんだろコレ。薄いジャスミン?。ほぼグリセリンの味しかしませんけど製品版に間違いないと思います。
えー、なんだろコレ。草?。何かの草。ローズ同様にもったりしてますがフレーバーを捉えられない。
メンソもキツくないですし、バカ舌なりにがんばってるつもりです。しかし、味がしないのは何故。※コ●ナじゃありません。
なんか期待大だったので意気消沈。どうしても気になる方は他レビュアーを参考にしてみてください。※投げやり
聞いたこともない草のような花のような味。とだけお伝えしておきます。
落ち着くか?と問われれば落ち着くフレーバーではあります。まったり感はある。
ただ、吸ってて「ん?何味だこりゃ?」的な未知との遭遇が割り込んできて、せっかくの夜を邪魔するかも。
ちょっとコレは他評価が気になりますね。私の力不足をお詫びいたします。
ながらテックワールド
来月のたばこ値上げはおろか来年も値上げは続きます。延々と。それが我らスモーカーが背負った業というわけです。
常にこの岐路に立たされ、その都度選択を迫られる。しかし、気づけば何事も無かったかのようにライターで火を付けるでしょう。
メーカーはポップなノリで垣根を下げ、デバイスはタダ同然で投げ売りされていく。各社たばこ離れを食い止めようと必死だからである。
だが私個人、今のタバコ文化というのは実におもしろく、今後も旺盛にプロモーションしていただきたいと思っております。
不健康の代名詞であるタバコというものがある種サブカルのような趣になっていき、その世界でしか作れないコミュニティを構築する。
もちろん喫煙マナーを守ることが大前提ですが、人それぞれの楽しみの幅はあって然るべき。当然の権利だ。
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