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SAROME VAPE-2が新登場!パワーアップしたその全貌を紹介する

time 2017/12/24

日本の老舗喫煙具メーカー「SAROME TOKYO」。古い型に捕らわれず、躍進しつづけるその矛先はVAPEを見据えているようだ。

以前にプルームテック対応機として発売された「SAROME(サロメ) VAPE-1」。これはジャパンプライドがそのまま形となったかのようなスモーキングデバイスであり、手にした者を圧倒したことだろう。

しかしサロメのマイスター達はそれに腰をすえることを許さなかった。そう、新作「SAROME VAPE-2」の誕生である。

こちらもまたプルームテックのたばこカプセルが使用可能だが従来のようなペンタイプではない。はたして名機SAROME VAPE-1を超えることはできるのだろうか?

ここではSAROME VAPE-2のオリジナルパッケージを販売している「ベプログショップ」さんの提供で詳しくレビューしていきたいと思う。

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SAROME VAPE-2のパッケージ


SAROME TOKYO VAPE-2>

前作同様に漆黒の化粧ケースがその存在感を誇示している。外箱は厚紙で中のハードケースを取り出す


ケースカバーはマグネットで容易に脱着が可能。そしてVAPE-2のハードウェアが露になる。

VAPE機器に詳しい方は一見すれば分かるが、これはEleaf i Stick TrimのOEM品かと推測する。なので、そちらの製品レビューも合わせて読んでいただければより詳しい性能を理解できると思う。

ただ、OEMとはいえSAROMEの名を冠しているという意味を汲み取ってほしい。

同梱物は以下

  • SAROME VAPE-2 バッテリー(電池内蔵型 / 容量1800mAh)
  • SAROME VAPE-2 アトマイザー (コイル1つが装着済み)
  • SAROME オリジナルドリップチップ(たばこカプセル対応)
  • ドリップチップ・シリコンカバー
  • 充電用USBケーブル
  • 予備コイル×1 (0.75Ω)
  • SAROME オリジナルリキッド(ダブルグレープ 10ml)
  • 取り扱い説明書兼3ヶ月保証書


箱を開けて驚くのはバッテリーだろうか。どこかライターのようなサイズ感であり、それでいて手に持つと心地よい重量感を感じる。

全体的に美しく整理されたツール郡。魅せるレイアウトに強いこだわりがあるという点もまた老舗ゆえのものか。

 

SAROME VAPE-2 ベプログセットでのみダブルグレープ・付属品の追加がある


通常のSAROME TOKYO VAPE-2のパッケージングにはメンソールリキッドがセット。だが今回提供していただいた「ベプログショップ」ではVAPE-2のオリジナルパッケージとなる。

ダブルグレープはプルームテック・フレーバーライン「パープル」との相性が良く、そちらを好んで使用する方にとっては嬉しい仕様。


そしてVAPE-2やたばこカプセルなどが入るVAPEポーチ。ACアダプタ、ユニコーンボトル、オリジナルVAPEバンドなども付属する。

それでは具体的な使用法について書いていこう。

 

SAROME VAPE-2のスペックと使用方法

まずは全体像を把握してもらったほうがいいだろう。出力調整を三段階まで変更できるバッテリー。そこにアトマイザーと呼ばれるリキッドを霧化するタンクが聳え立つ。

先端にはSAROME オリジナルドリップチップが装着され、お好みのたばこカプセルを楽しむというアプローチ。

それでは各機能の詳細をまとめてみよう。

 

三段階まで出力調整可能なバッテリー

縦は7.5cm,横3.5cm,奥行きは1.5cmという非常にコンパクトな設計。電池は内臓していて新たに購入する必要はない。そして上部のスイッチ一つだけで全てを操作する

パフスイッチ、ファイヤーボタンなどと言い、このボタンを押しながら吸うというのがVAPEの基本だ。電源のON/OFFもこのボタンを5回素早くクリックする。


上を除くとアトマイザーを装着する接合部分があり、何やら「L.M.H」と並ぶイニシャルが目に飛び込んできた。L(低出力)、M(中出力)、H(高出力)と覚えておこう。

 


まず電源を5回クリックで立ち上げるとバッテリーインジケーターが点滅する。この数が減ってくると電池残量が少なくなっているということ。

そしてパフボタンを3クリックする度にL,M,Hにそれぞれランプが点灯する。上記画像のLはLowで一番出力が小さい。


M(中出力)


H(高出力)

写真が下手で申し訳ないが、このように3段階に出力を調整できるのでミストや味を自分好みにカスタマイズできるというのがVAPE-2の新たな利点だろう。

ただ難点もある。このランプはバッテリーの消耗を減らすため、点灯し続けず2,3秒で消灯してしまうのだ。潔いといえばそれまでだが、もう少し使い勝手を望みたいところ。


バッテリーインジケーターが1つあたりになれば早めの充電を心がけよう。低電圧でのVAPE運用はバッテリーに負荷がかかり、あまり望ましい運用とはいえない。

通常のセットならばUSBケーブルのみだが、ベプログオリジナルセットではACアダプタも付属している。特に初めてVAPEを触る方には推奨したい。

容量は1800mAhあるので、低電圧運用ならば有に1日は持つと思われる。充電目安は約2時間。5本のインジケーターが点滅から消灯すれば満充電。

 

アトマイザーの使い方(コイル装着やリキッドチャージ)


VAPEアトマイザーには様々な種類があり、このSAROME VAPE-2のものはクリアロマイザーという。ベースパーツに既製品コイルを装着し、リキッド入れて霧化する。


まず、黒いゴムリングがある箇所を掴みネジでタンクを外す。するとアトマイザーの心臓部である「コイル」が露出。このコイルは消耗品なので味やミストの出が悪くなれば交換することになる。

隣のガラスタンク部分には逆さにしてリキッドを入れる。よくあるプラ素材ではないのでメンソールや柑橘系でも大丈夫だ。

 


そしてベースパーツにはエアフローコントロールリング(AFC)と呼ばれる黒いゴムと、ドロー調整をするエアホールが開いている。ここで「吸い具合」を調整していく。


反対側にも違った形状のエアホールが開いている。どちらを使用しても構わないのだが、大きい穴を調整すればよりドローが軽くなり、小さい穴を塞いでいけば逆に重くなる

たばこカプセルをメインに使用するならばドローは重いほうがいいだろう。軽くするとミストは増えるので、場合によってはカプセルの底にリキッドが溜まりやすくなるかもしれない。

VAPE主体としての運用ならばバッテリー調整やAFCを回しながら自分の好みを探してもらいたい。何故ならばそれがVAPEの醍醐味だからだ。

 

アトマイザーのコイルについて(抵抗値や交換目安)


前述したが、このコイルはEleaf iStick TrimやGSタンクとの互換性がある。内部の電熱線にコットンが巻かれており、それをバッテリーの電流で霧化するという構造。

表記は抵抗値(Ω)と推奨ワット数。抵抗値が低いほど多く電流を流せるのでミストは多くなる。推奨ワット数は主にテクニカルMODと呼ばれるワット調整が効くバッテリーでの目安となる。


このVAPE-2では低、中、高、どれにしても許容できるコイルなので心配はいらない。他にもミスト量や熱量が減る高抵抗タイプ(1.5Ω)のバリエーションもある。

プルームテックだけをメインで使用するならば1.5Ωを視野に入れてもいいのかもしれない。高抵抗コイルならばバッテリーの持ちもよくなるだろう。


そして、コイルの交換目安だが、これは運用により大きく違いが出てくる。たとえば出力を「H(高)」ばかりで毎日吸うならば2週間くらいが限界と思われる。返って低出力であまり頻繁に使用しないのであれば1ヶ月ほどは持つだろう。

それにリキッドによってもコイル寿命は変わる。特に透明でないリキッドは添加物が多く、ガンクの原因や供給不足に陥りやすい。ガンクとはリキッド成分の有機物がコイルに付着することをいう。それにより味やミストの出が悪くなる。

こういった比較的小さいタイプのコイルではメンソール系やフルーツ系が合うのではないかと経験上感じている。

 

アトマイザーにリキッドをチャージする


ベースパーツを外した状態で逆さにしてリキッドを入れる。中央のチムニーに入れてはいけない。外側を這わせるように注入するのがコツである。MAXはちょうどSAROMEのロゴが隠れるくらいがちょうどよい。

タンク容量は1,8mlとさほど入れられない。だが、高出力(H)を頻繁に使用しない限りはさほど苦にするほど減りは早くない。


チャージが終わればベースパーツと組み合わせてセッティング完了となる。コイルのコットンにリキッドを浸透させる為、少なくとも20分くらいは放置しておこう

あとはドリップチップを装着して楽しむだけ。

 

プルームテック・たばこカプセルを使用する


このSAROME VAPE-2ではプルームテック・たばこカプセルに最適化されており、ドリップチップにしっかりとフィットして、内部に溜まるミスト熱を逃がす構造である。

筆者はプルームテック黎明期から数多の互換品を触ってきたが、やはりカプセル単体の味を楽しみたいのであれば敢えてVAPEで吸う必要はない。


あくまでこのVAPE-2は「VAPE」であり、SAROMEはそこに情熱をもって世に贈り出しているということ。故にプルームテックを吸う為だけにVAPE-2を選ぶということは愚の骨頂であり、SAROMEに対する侮辱でもある。

前作の記事でも書いたように「プルームテックが吸えるVAPE」ではなく「プルームテックも吸えるVAPE」

それがSAROMEクオリティの意味するところであり、長年私たちスモーカーを支えてきた愛情でもあるのだから。

 

総評:男の新たな嗜みとしてのSAROME VAPE-2

創業70年近くにもなる喫煙具メーカーSAROME。ガスライターなどの革新的な技術を世に贈りだし、もはや工芸品とまで呼ばれるビンデージサロメなどは未だに高値で取引されている。

「Design Your Flame。創造的精神を胸にお客様の心に火をつける製品を提供し続ける」

上記はサロメの骨格を形成する企業理念。いや生き様そのものだ。

私は色々なVAPEデバイスを触ってきたが、ここ1年以内くらいのものならば性能に大差はなく。SAROME VAPE-2然り、特筆すべくものはない

普通に良い製品で機構も仕上げも綺麗である。VAPEとして長く付き合える相棒であることに間違いはないだろう。

つまり、私が何を言いたいかといえば、心意気を買って欲しいということだけ

ジャパンブランドの名を冠した数少ないVAPEであり、長年愛煙家を支えてきた職人たち。そういった何かこう、男が持つべき物に相応しいステータスをひしひしと感じるのだ。

もはやこれはVAPEなどではなく男たちの魂そのものである

SAROME TOKYO VAPE-2>

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