GariGari-Studio

蕭白!蕭白!曾我蕭白!が名古屋に結集展へ行ってきた

time 2021/10/18


正直、いきなり曾我蕭白って誰よ?な話なんですが、それは作品を見て感化される人だけが興味を持てばよろしいかと存じます。

私はフツーにカッコいい的なニワカで、深堀りせずとも「ナマで一度見てみたい」派でありました。


それがやつとこ、名古屋で見れる。前回のボストン美術館展(雲龍図)を逃したので今回は早々に赴いてきましたよ。

また、それらを見て単純に感じたことをテキトーに綴ってまいります。

愛知県美術館で絶賛開催中。11/21まで。巡回なし。名古屋飛ばしならぬ名古屋オンリーとか気合入ってる。

 

ショボいと思ったらメッチャ作品集結してるやん?


部屋に入るやいなや、有名な群仙図屏風が初っ端からお披露目。マジマジ見るチャンスなど一生に一度くらいでしょう。

もう、這いずり舐めるように血眼で見て参りました。


極彩な色が載ってる部分とモノクロの差異。え!?そこに居たの?みたいな発見に次ぐ発見。これは名作中の名作かと。

特に蕭白の描くおどろしい形相をした人物。かなり仙人が居るのでバランスを取るために彩色に制限を設けたみたいなデザイン力さえ感じる。

状態がめっちゃ良いので修復技術も合わせて堪能したいところ。


こちらは雪山童子図。赤と青の捕色に目を奪われる。鬼の足と上半身とのコントラストが全体の惹きを締めてます。

先の群仙図屏風や雲龍図の龍然り、完全に漫画ライクなのが現代人にとって親しみやすい所以でしょう。


今回の展覧会で一番目を奪われたのは鷲図屏風でした。これがメチャクチャかっこいい!


孔雀や鶴など、よくモチーフとして使われますが、蕭白のは完全にグリフォンですね、読んで字の如く猛禽。

目玉の絵ではないですが、今回の全作品中、個人的に一番最高に目を奪われました、単純にスンゲーカッコいい。


屏風や襖におけるバランス間隔が凄まじく、レイアウトが完璧。

晩年の若冲の水墨鶏もヤバいですが、蕭白もゾクゾクするほど余白の使い方が自然で的当たり。


絵画の世界って一枚のキャンパスオンリーなので、現代のPCタブレットやプロジェクションマッピング、サイネージに至るまで何百年前と現在まで表現媒体としてはほとんど変わらないですよね。

つまりはゴッホ、ピカソ、蕭白や応挙、等伯、大観、ライゾマ、ダムタイプなど全部引っくるめて対等に勝負されてる場が常にあるということが次元を超えて公平なのが絵画の素晴らしいところ。

いや、今は三次元だろ。っていうかもしれませんが、優に屏風や天井画は3Dだっつーの。気持ち悪いとか思われそうですがクソどうでもいいです、自分のブログなので。※気持ち悪い。


これは初めて見る作品、メトロポリタンから借りてきました、唐獅子がめっちゃ犇めいてる構図がおもしろい。遠近の走り。


目玉作品。三重県 朝田寺、重文の唐獅子は思ってるよりかなりデカく迫力がハンパない。

俺でも描けそうな勢いですが、実際描けるかと思います()。それほどヘタクソな域。ただ、マネできないのがバランス間隔

なぜ、そこに足を置くのか。顔の向き、背景の入れ方など。本人は絶対テキトーに描いてると思いますが、長年の例によりデフォルトで体得してるんんだと思われます。

フツーやん?と思われる方はどうでもいいです。アートだ何だのなんて所詮自慰なので、投資目的で診たほうが健全かもしれません、。


いつかは絶対見たい雲龍図。これが今回の展覧会にあれば完璧でした。


江戸後期から昭和まで、全く眼中に無かった蕭白や若冲。それも、著名な美術史研究家やメディアが取り上げなければ我々は興味すら湧くことがなかった。

アーティストはそれだけで稀有な存在かもしれませんが、発掘する、または十分なレスポンスを獲得するほどの「コール」が作り手側に求められる現代。

黙って書いてりゃそのうち何とかならないのが現実であって、この腐るほどコンテンツで溢れてる中で本物を見極める目だけは鍛錬したいものである。

その、練習法のひとつが本物を見ることだと荒川豊蔵 氏が仰ってました。終わり。

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