「VAPE」「VAPORIZER」「電子タバコ」「水タバコ」「シーシャ」数ある呼び名はあるが当ブログでは「VAPE」で統一します。
とういうのも巷でよくいわれる「電子タバコ」という響きがまず嫌いだし、タバコという表現がイッキに悪者グループに入ってしまいそうだからだ。
喫煙者の自分は十分「喫煙は社会悪」という認識はいやがおうにも植えつけられていて、ここらでシャレオツなゾーンに入りたい。そう「VAPE」に入りたいのである。
たとえVAPEが悪者であっても個人的に響きが好きなのでコレでいきたい。何も考えず口から煙吐くヤツらはみんな喫煙者という、個人の慎ましやかな嗜好にダメ出しくらわせる奴らにはもうウンザリなのだ。
なぜVAPEを始めたんだ?
vapeを始めるきっかけは間違いなく「アイコス」でしょうね。
だって水蒸気でしょ?プルームテックも水蒸気、グローも水蒸気である。云わば「たばこベイパー」ってヤツ。
vape界隈ではミストと呼ぶらしい。ミスト(霧)?ここがまずシャレオツ。
一番、ああコレvapeのほうがいいかも・・と確信したのはプルームテックを吸ったときでした。
コレってAIOでよくね?Emiliでよくないっすか?である。それに一度vapeリキッドの豊富さに触れるとアイコスにも飽きが来るんです。だったらもうvapeで行こうよ!お邪魔しまーっす!
なんじゃコリャー!これがVAPERかよ!
当初感じていたオサレクリーンはどこいったのでしょうか・・これじゃ紙巻タバコ勢のほうが健全じゃねーかよ!
たぶん、イベントかなんかでしょうね。こういうスミ入ったヤンキーばかりが集うイベントなんでしょうね。
USAでしょ、たぶん。アチラのほうはかなりvapeが盛んなようですし、よくニュースで聞く「電子タバコ爆発事故」なんかも海外勢が多いです。
そもそもvapeが流行りだしたのはアメリカやイギリス、東南アジア。欧米では紙巻タバコが激高いし、世間的にもNGだろうからこういう輩を生んでるんでしょう。
そして、巷に出回っているほとんどのVAPE製品は中国製です。工場が中国じゃなくてメーカーが中国ね。どうやら特許の問題だとか。
ここで中国に偏見持ってる古い方々はアウトですが、その作り込みは精巧です。アトマイザーやコイルなんかをマジマジ見てると、これどうやって作るんだろ・・キレイだな~って関心しますよ。
たまにキズとかシュリンクしてても中が汚れてるとかありますけどね。作れるけどツメが甘いっていう・・。まだまだ管理体制が発展途上なんでしょう。これについてはやはり日本が上。
日本ではいつから流行りだしたのよ?
たぶん2014年くらいからじゃないでしょうか。約2年前?そもそも電子タバコというカテゴリーは禁煙補助がまず先にあってですね。
そのような「電子パイポ」みたいなカトマイザー(カートリッジ交換タイプ)が流行り、そこから現在主流のテクニカルMOD(電子制御回路付きバッテリー)スタイルが定番化したのではないだろうか。
実は電子タバコってものすごく若いジャンルなんです。メカニカルMODのような単純機構はもっと古いと思いますけど、私の半年間ではそこまでの知識がまだ身についていません。
JAPAN VAPERの主流は?
現在は通販サイトやカリスマyoutuber、ブロガーをみる限り、テクニカルMOD&RDA,RTAスタイルですかね。
後に記事にしますが、こういう分かりにくい単語がいっぱい出てくるの。でもナゼか「どうなの?」って探っちゃう自分がいます。
別にネタ探しじゃありませんからね。純粋に(曇りなき眼)VAPEセッティングやリキッド選びが超楽しいんです。
VAPE用語では「沼」とよくいわれます。一度足を踏み入れたが最後、後は沈んでいくのみ。
まさかね、この俺が?スターターキット止まりでハイハイこんな感じね、次イコー!って予測してたのに!悔しいわ!。今じゃ毎日、「何か」を物色してます。
別に美味しいリキッドをたらふく吸いたいわけではないのです(ココ重要)。いくつもある要素が組み合わさって最終的にミストに消化され、答えがハジキ出されるっつーのがVAPEなのであります。
VAPEってどんな種類があるの?
アトマイザーと呼ばれるミスト発生装置でカテゴライズするならば、大きく分けて3種類です。カトマイザー、クリアロマイザー、RBAです。この3つ。
プルームテックなんかはカトマイザーですね。カートリッジ交換タイプの小型軽量で禁煙補助効果の趣が強い。
クリアロマイザーはクリア(可視)なタンクにリキッドを入れ、プリビルドコイル(ウィック付きの既製品)主流のもの。多くがこのタイプだと思います。
RBA(Rebuildable Atomizer)はリビルダブルアトマイザーの略。自分でビルド(コイルを手巻きして抵抗値を計り、コットン(ウィック)をセットしてリキッドを注入)するアトマイザーです。
そのRBAの中にRDA(リビダブル・ドリッピング・アトマイザー)通称「リキッドを飲むが如く、直ドリ・ドリッパー」と、
RTA(リビルダブル・タンク・アトマイザー)通称「コイル代がもったいないし、ドリッパーだとめんどくさいし、クリアロみたいに吸いたい!」です。
これらは全部アトマイザー(噴霧機)でして、それを制御するのがMODと呼ばれるリチウム充電池入りのVAPE専用バッテリー。
電池出力そのままで吸うのがメカニカルMOD。電子回路で出力調整や温度管理できるのがテクニカルMOD。
人気のeGoAIOやEmili、Arcus、MalleなどのようなペンタイプVAPEのほとんどはワット出力できないのでMODとは言いません。ペンタイプがお好きな方はそれはそれで大いに結構なのですが、ペンタイプ吸ってるとふと思うのです・・
このリキッド、
あのVAPEで吸ったらどうなんのやろ・・・
これが、例のVAPE沼の入り口になります。私ももちろんペンタイプで入った初心者は「必ずテクニカルMOD付きVAPEが欲しくなる!」んです。
まず、MODタイプは電池交換ができますので(ペン型は故障したら終了)、基盤が生きている限り使い続けられます。
そして何より出力ワット数を変更できたり、温度管理などで味の幅が広がる。
つまりテクニカルMODタイプVAPEこそがベイピングワールドオープン!の鍵となるのです。
お次はそのMODで使用する電池についてのお話です。
MODで使用するリチウムイオン充電池について
MODにはもちろん電池を入れます。使い続けていくにはリチウムイオン充電池(二次電池)が必須。
この充電池は主に18650タイプと呼ばれる電池が主流です。単に直径18mm、高さ650mmという型から名前を付けていて非常に潔し。あと、26650というドデカイ電池もありますよ。
このVAPE用電池は昔っから「怖い!危険!爆発!」と言われていて、何がそんなに怖いんだ?っていう話なんですが・・。
VAPE MODというのはそもそも18650の間違った使い方をしているので注意が必要だということです。
普通は一定した消費電力製品(携帯ライト等)で使われる場合がほとんど。なので、可変出力&低抵抗なんてのはもってのほかであり、それをテクニカルMODで無理やり制御しているわけであります。
逆に言えばテクニカルMODだから安全というわけではなく、知識の長けたVAPERならメカニカルのほうが安全という方もいらっしゃることでしょう。
この「リチウムイオン充電池」に関してはあまりに専門的すぎて私じゃ手に負えません。
怖いと思った方は触らぬ神にたたり無し!普通に有名ショップで購入したものでテクニカルMOD(電池保護回路付き)運用してれば問題ないかと思います。
それに偽物を疑えばキリがないので、疑うべきは電池単体じゃなくお店で考慮すべきかと。
ちなみにVAPE用途のリチウムイオン充電池は電池単体の保護回路無し(ノンプロテクト)でないと使えません。
保護回路有りだと出力調整は出来ませんし、長さも変わりMODにも入りません。
種類は主にIMR※保護回路なし(正極材:マンガン),INR(正極材:ニッケル),ICR(正極材:コバルト)とかありますが、IMR(リチウムイオン・マンガン・リチャージャジブル)のフラットップを選んでおけばいいです。
フラットトップとは普通の乾電池のように正極が突出していないモノ。アチラはニップルトップといいます。それにマンガンは比較的安全らしい(あくまでVAPE用途運用で統合的な観点からね)。
ICRはよく怖い!止めとけ!という都市伝説並みにいわれてますが、ICR(コバルト)の保護回路なしだとそもそもVAPE運用での実績がなく不安定ということと、熱発火した際にマンガンよりも爆発するまでの時間が短いとか色々錯綜しています。※車載用のバッテリーもほとんどマンガンらしいです。
なので積極的にICRを購入するのは危険かと。私はVAPEメーカーが販売しているICRを使用していましたが既に破棄しました。
よく目に付くサムスン電子のINRも信用のおけるショップで販売されてたりするので問題はないかと・・。
要するに電池は不安だという背景には統計的な実績がないだけです。VAPE人口を考えればデータが少なすぎるのはあたりまえ。
それから表示が2500mAhなどの「mAh」は簡単にいえば容量と捉えてください。多いほど長持ちします(運用による)。
20A(アンペア)とかのAは連続放電の目安でして、オームの法則っていうのに従えば、VTC5のような2500mAhの連続放電20Aのものは0.2オームで75wまでが限界らしいです。
このアンペアが大きいほど運用マージンが取れるのでVTC4のような30アンペアのほうがVTC5より安全性が保たれやすいということになります。
参考サイト>SAKURA VAPORさんのブログ ※ショップのトップページにある「リキッド漏れの原因」は読んでおいて損はないです。
特にコイル抵抗値と出力アンペアの運用バランスが大事なので、よく分からなければ口コミやSNSを活用するといいでしょう。
本当はVAPEに詳しい人より電気屋さんのほうが遥かに信頼できると思いますが・・。
後は、普通の乾電池並みに取り扱うのも問題あり。電圧3,7vという通常乾電池の約3倍で電池界のキングといわれております。
過充電・過放電・皮膜破れなんかには特に注意が必要。実績があるお店からの購入と保護回路付きの充電器は知名度のあるメーカーのモノを選びましょう。
よく爆発した!といわれるのはメカニカルMODでの短絡が原因ですね。それによる電池への過剰負荷。
あれは電池パワーとコイルの抵抗値を自分で制御できないと指が吹っ飛ぶらしいです。かなり玄人向け。
私個人の意見ではメカそのものが怖いというより、基本知識を勉強せずに「メカニカル=かっこいいから欲しい!」と思う方が怖い。
関連記事です↓
悩みどころのリキッドのお話
なんだか、簡単に羅列してますが、おおよその話をしてるので今後の記事で詳しく追っていくつもりです。
あと、VaperなのかVaporなのかは意見が分かれるところがありますけど、Vaperで統一します。たぶん文法的にVaporなんだろうけど。
さてリキッド・・
もうクッソ種類あります
甘いの、スースーするもの、スモーキーなもの、洋酒なもの、ニコリキ、プレミアもの、高いの、安いの・・数百種類はメーカーがひしめきあってる状態ですね。
ここは流石にUSA組が幅利かせてます。有名なHalo,Nicoticket,RIPE VAPES,Rastavapors,などよく分かりませんが有名らしい。
そしてウィスキーのように熟成されるFivePawns Castle Long Reserveなんて30ml,4,450円ですよ奥さん。
かえって、上海のHiLIQ レッドブルなら30ml,約400円ですよお爺ちゃん!
このようにVAPEリキッドはピンキリなのであります。国産はナゼか統一されていて15mlで1,080円くらい。
横の繋がりが深いのでしょうか。トビ抜けてプレミア感出そうとするメーカーも今のところ確認できず。この辺のジャパンVAPE界隈も謎が多いんですよね・・。
日本VAPE界隈の謎
VAPEはまだまだ若いカテゴリーですので、国産リキッドやパーツメーカーは今後増えていくと予測します。
この半年間VAPE界隈を眺めてみたんですが、この世界は「古い人間」ほど尊重されやすい。特にメカMODを操る人は尊敬の眼差しですね。
まだほとんど巷には知れ渡っていない「VAPEの楽しさを伝える」にはブロガーさんやYoutuberの方々の尽力が非常に役立ってます。
そういう方々がいてくれるので、こちらも余計な回り道をしなくて済むこともあります。
ただ、その情報はあくまで「その方」の意見です。全てを鵜呑みにするのは情報提供者も本意ではない。
たとえ回り道をしたとしても、以外に新たな発見があるかもしれません。VAPEの楽しさって試行錯誤の連続なんですよね。
なので、個人的には、いろいろな情報が錯綜してても「不用意に飛びつかない」という心構えが大事だと思うのです。