ハデ好みな皆さんこんにちは、ガリゲーです。
本日は前回製品レビューをさせていただいたVAPTIOさんからFUSION 3.8mlというコンパクトタイプVAPEをご紹介いたします。
ねぇ~。こういうのいっぱいありますよね。最近はどこのメーカーもコンパクト推しな傾向があります。理由としては「それが売れている」からでしょう。
それではいかなる潜在能力を秘めているのか探っていきたいと思います。
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VAPEメーカー「VAPTIO」とは?
Vaptioは、2014年にシアトルに設立されて以来、革新とより良いオプションを継続的にもたらすことによって、世界の変革に専念している米国の企業です。フォーチュン500のバックグラウンドを持つ強力な管理チームと切削技術、 Vaptioは超高品質のVapeギアをユーザーに提供し、世界各地の販売代理店との成功を共有することにそのリソースを費やしています。
米国オフィス:1055 ARGONIA PLACE、WALNUT、CA 91789
私たちの戦略的製造パートナー:ファーストユニオングループ
ファーストユニオングループは、2004年に設立され、中国深センに拠点を置く世界最大の電子タバコメーカーです。5,000人以上の従業員を雇用しており、ほこりのない条件を満たすLEAN生産ラインを備えた3つの製造工場を運営しています。その高度な品質プログラムと品質管理研究所は、ISO 9001、ISO13485、GMP、HACCP、ISO14001、OHSAS18001、QC080000、CE、RoHSのすべての国際規格と資格を満たすことができます。First Unionは、Vaptioの安定した生産性、製品品質、そして世界の変化する要求を満たす能力を保証します。
はい。こんな感じです。要約するとVAPTIOは米国のVAPEメーカーであり、その製造を一手に担っているのが深センのファーストユニオングループっていうわけです。
5000人以上の従業員ってスゴイですね。言ったもん勝ちなノリですが、製品をみる限り品質クオリティは高いと思います。ここ最近になって販促に力を入れているようですね。
当然日本では知名度が無いので、こうして場末の私にもおよびがかかったのでしょう。
そして、サンプルの到着が年末あたりだったので担当者さんからデブネコの招財お守りまでいただきました。Thank you VAPTIO!!!!。金持ちになりたい!次行きます。
VAPTIO FUSION 3.8mlのスペックと特徴
すごい派手なカラーラインアップ。レジンを意識したのでしょうか。
サンプルと照らすと微妙にズラしてプリントしてある気がします。ほぼ宣材と一緒とみていいでしょう。
製品名に入れちゃうほどのタンク容量は謎の3.8ml。電池は1500mAhで出力が三段階まで調整可能。
大きさは手のひらにスッポリ収まるサイズです(成人男性!)。
うーむ・・・。見た感じどこにでもあるようなコンパクトタイプとお見受けいたしますが実際どうなんでしょうか。では触っていきます。
非常に質感が良いFUSION
お馴染みのTPD(電子タバコEU規制)警告には慣れました。
しかしな・・こういう傾向ってレイアウト命のデザイナーさんにとっては非常に辛いところだろう。とにかくTPDはウザい。
6つのカラーの中では写真映えする柄で良かった。撮影では黒が一番キツイから。何故ってホコリが目立つから。
ほぉう!VAPTIOスタンダードなQCカードが眩い。品質チェックの証明書みたいなものだと思います。説明書に日本語はなし。でも一応読みます。
本体を取り出すと同梱物がこんにちは。充電用USBケーブルと予備コイル(0.25Ω)。
インストールされてるものは0.8Ωでどちらも単線カンタルでした。
本体は心地よい重さでおそらく亜鉛合金かな。ホワイト塗装は鈍い光で細かくラメってます。
模様部分はプリント焼付けっぽく処理はツルツルで綺麗。
重さは約160gとコンパクトタイプの中では重い。
しかしプラスチッキーな安っぽさがないので私個人は好感が持てました。
エアフローはドリップチップの下にあり、タンク内は完全密閉されてます。
いわゆる漏れない構造ではあるが、漏れないVAPEは総じてジュルる傾向にある。
それでは分解してみましょう。
構造はいたってシンプルなFUSION
トップのネジを回してガボ!っと外す。するとコイルが付いてきました。
こういうタイプはタンク内のリキッドが過剰供給気味になるので、ウィックとジュースホールのバランスが要なんですよ。
そしてチムニーが割りと長い。ジュースホールは対角2箇所と底に2箇所でした。
0.25Ωの場合はサイドのジュースホールが大きい仕様。
このFUSIONは3段階(30W/40W/50W)までパワー調整が可能。
コイルがコンパクトVAPEの割りに大きいのは最高出力に耐える設計からでしょうか。
上は0.25Ω(30W-60W)、下が0.8Ω(10W-30W)。
0.8Ωのほうはウィックが多そう。0,25Ωはこれの2分の1くらい。
スピットバック防止のメッシュとかが無いのでチムニーがそこそこあるんですかね。
そのくせトップエアフローなのでミストが少ない場合はスカスカ確定かと思われる。
これはもしかしたら低抵抗で50Wかけたほうが良いかもしれない。
コンパクト=高抵抗で電池持ちが良いという頭があるが、このFUSIONには0.25Ωのコイルも同梱されてる。
ちなみにコイルとチムニー部分はOリングでカマしてあるだけ。
トップキャップで上から押さえるのでリキッドが外部進入することはありません。
そして、トップエアフロー構造のFUSION。対角2箇所にホールがあり無段回調整タイプ。
全閉吸える精度。このAFCパーツを分解できなかったので流入経路を把握できませんでした。
見た感じ、平行でチムニーに入ってるわけじゃなく少し内部で下がってから当ててるように見えました。
ドリップチップはクリアな510タイプ。0リング1個なので若干緩い。
ではMODのほうを見ましょうか。
FUSION MODの操作と使い勝手
スペック的になんら記載がないのでリチウムイオン充電池なのかどうか不明です。
1500mAhなので連続放電は30Aくらいでしょうか。
パフボタンを5クリックでON/OFF。3クリックづつで出力切り替え。
その際にランプ表示が変わります。1回押しでバッテリー残量ステータス。
出力調整がどのみち三段階あっても0.8Ωでは30Wまで。
50Wを使用するなら0.25Ωを使用したほうがバランスのとれた運用ができるかと。
ですのでレビューとしては二種類のコイルを使用することになります。
つまり気に入っても日本じゃ販売されてないからVAPTIO公式で買わざるおえないということ。ここネック。
タンク容量はこの格子上の隙間から確認可能。MAXラインはリキッドチャージ時の目安になります。
しかし残量が見にくい!そして何故3.8mlを誇示しているのか謎。4mlじゃダメ?
しかもタンク内部がパフ時にeGoAIOみたいに光ります。
ランダムで7色なのでパリピウケがいいかもしれない。ステルス設定は無し。
吸ってると反対側になるので全く気がつきませんでした。
充電時のみレッドランプで満充電で消灯します。5v1A 約2時半で充電完了。
リキッドチャージしてFUSIONを吸ってみます!
最初は0.8Ωコイルで「BISO-ハイボール」をテイスティング。中ワットくらいが美味しいリキッドを選びました。
リキチャはタンク開口部が広いので非常に入れやすい。
しつこいけど何故3.8mlなんだろ。MAXラインで止めないとパーツ挿入した際に溢れますからご注意を・・って。
このFUSION持ってる日本人なんかレビュアーに限られてるから意味ないよね(笑)。
正直、誰に対してレビューしてるのか?っていうところが全く見えないので後半につれてテンション下がってきたぞ。
品質クオリティは非常に高いのでコンセプト次第では大化けしそうなんだが・・。USA謳ってるなら高級路線が良いと思いますよ。
0.8Ωコイルは味出ない!しかし0.25Ωなら十分イケる!
最初に0.8Ω-30W(ランプ1個)だと薄さが際立った。それ以上のパワーだとイガる。
そして暫くして吸ってみると軽くではあるがジュルりが目立ちます。
これ、どうしような~、と思ってて0.25Ωで別の高出力に合うリキッド(anna&jane)で試したところ割とイケた。RDAで吸ってたときより美味い。
50Wだと熱々でキビしいので30Wがちょうど良く、何かこう、ミストが心地よく口腔内を支配される感じ?。少し安心したわ。
・・・と、思いきや、これって気化しきれてないリキッドが口に入ってるだけじゃないの?・・・たぶんそうだね( ゚ェ゚)。
はい。VAPTIO FSIONさん。問題はコイルの入手。しかもこのコイル公式に無いし!(笑)
代理店を調べるとUKのECIGWIZARDで販売されてるもよう。約1,800円!
このFUSION KITは43USドル(約4,800円)なので対比すると結構取る。
やっぱりクリアロって最終的にコイルの価格差を判断材料にしちゃうので高いとどうにも手が出ません。
しかも次回紹介する「VAPTIO THRONE TANK」が非常に良い出来なだけに悩みどころだ。
あのコイルだけはマジで欲しい。調べたら公式で20ドルってオイ!
VAPEは楽しい。非常に楽しいが「持続」していくには金がかかります。
RBAなら金がかからないのは大間違い。そんな現実を見せ付けられたVAPTIO FUSIONでした。