MODアトマイザースターターキット

VAPTIO N1 PRO KIT レビュー!ゴツイけど使いやすい240Wなオレどうよ?

先日のVAPTIO C-FLATレビューから引き続きお送りしています、ガリゲーですこんにちは。皆さん師走ってますか?

さて、本日はVAPTIOさん渾身のスターターキット「N1 PRO 240W KIT」をご紹介させて頂きたい。

もうね、バカかよと。240Wってプレデターの228Wより上ですよね。そういやSMOKのクアッド仕様で400Wもありました。そんなに電池いっぱい詰め込んで何を吸うというのでしょうか。

しかし、N1 PROのように節度を弁えたバカは嫌いじゃありません。ではどうぞ。

Product Offering by VAPTIO

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VAPTIO N1 PROの箱の中身を見てみます

VAPTIOさんについては前回の記事を参照してください。そして玉手箱のようなN1 BOX。カラーは黒金、黒赤、白金、白赤がラインアップ。金好っきやなー。

VAPERもゴールド好きが多くないですか。原色とか。私は黒かシルバーが好きなんですが最近ゴールド色が好みになってきました。これヤバイ前兆です。


箱にはSMOOTH TECHと表記されてますね。FLAVOR OPTIMAZATION?はーん・・。イニシャルDみたいな感じで各性能の頭文字でSMOOTHを表現。

シルキーで、マッシブアタックで、オレオレ、オーガニックコットン、的な技術!みたいな。


出ました。クオリティカード(たぶん)。この製品は10月18日に審査通りました。VAPTIO製品にはどうやら全て入っている模様。手間だけど安心感はありますね。こういうの日本人好きだと思う。


お・・。フィルムに包まれてる。あまり他じゃ見ない仕様です。液晶保護フィルムはよく見ますけどMOD全体を覆ってるとは・・さすがVAPTIO。製品に対する愛を感じさせますね。

そして何やらイラストがついたクリアロが同梱。ほう、これが噂のFROGMAN()ですか。意味は潜水工作隊員だとか。ではイジってみます。

 

N1 PRO MODとFROGMAN TANK

N1 PRO MODは最高出力240W(18650×3使用時)のテクニカル。機能はオーソドックにバイパス、ワッテージ(レギュレーテッド)、温度管理(Ni,Ti,SS,NiCr!)、カスタムカーブ。

カーブモードは3パターン記憶できます。しかし温度管理でニクロム表記がされてましたけどNi80は確かできなかった気が・・。カンタルはアルミクロムだし。私のVAPE歴では確認とれません。


2mlのクリアロマイザー「FROGMAN」。特に特徴らしい機能もない普通のクリアロかと。トップキャップはスレッドじゃなくジョイント方式でメチャ楽。ボトムエアフローは3箇所でドリップチップは510。

 

N1 PRO KITの付属品


説明書(日本語なし)は省きます。そして威圧感バリバリバッテリーアダプターの存在感と充電用USBケーブル。クリアロの予備OリングにこれまたTFV12みたいなコイルが1個(シングルコア0.4Ω)。あとスペアガラスも。

N1 PRO MODはデュアルバッテリー(200W迄)とトリプルバッテリー(240W迄)の両方が使用できます。MODの材質は亜鉛合金なのでもちろん重い。


デュアルで約300g、トリプルで約390gほど。アトマ載せれば各60gほど増えますのでトリプルに至ってはもはや筋トレに使用したほうがよろしいかと存じます。

それでは詳しく追っていくことにしましょう。

 

NI1 MODのスペック・概要


こう見るとやはりVAPEとモータースポーツはどことなく似ていることが分かります。バイク好きが多いのも納得。数字入れたりするのが良いですね。GSX-1300Rみたいな。

N1 PRO MODは標準的なワッテージ、バイパス、TC、カーブなどを備え、保護回路は短絡、10s押しっぱ、低電圧、オーバーヒートを防止してくれる。

液晶はカラー仕様。いつも無色ばかりなので新鮮さがハンパない。画面は小さいですが解像度が高いため非常に見やすい。ではガタイを見てみます。

うん、デカイっちゃデカイけど手に持つとフィット感はありますね。重いけど。レイアウトはどこかMINIKIN2に似てるかも。全面下部のベントホールはガス抜けじゃなくヒートシンクっぽいです。

裏にはVAPTIOのロゴが付いたバッテリーカバー。ここがRってるので握り心地が良いんです。しかし重い。

510スレッド。25mmでツラかと思います。同梱されてるFROGMAN TANKは23.5mmですのでやや小さく感じる。なんなら30mmのIRONMAIDEN載せてもいいかも。

ボトムにはバッテリーカバーを外すボタン。ヒートシンクがエグれてるんで安定感悪いと思ってたけど重さでカバーしてます。MOD全体を通してほぼ鉄塊な印象。

 

バッテリーカバーを変えてトリプル仕様に変更可能


240W出す方はクリアロだとコイルが追いつかないと思います。何せプリインストールされてるコイルはクアッドコアの0.15Ω。付属品は0.4Ω。

まずイガりますし、5秒も行く前にミストと熱で吸ってられないかと。なので割と抵抗値高めなRDAのブっといクラプトンデュアルとかでないと安定しません。比例して電池に負荷もかかりますし大変危険です。


トリプルで普通(30W-60W程度)に使用する分にはパワーと容量があるのでまだ使い道はある。ありますけど私はデュアルで十分。

電池はシリアル(直列)で入れますが基盤で制御してるので困ることもないです。逆挿し保護も付いてますが100%テクMODを信用しないでください。

それに安全面を考慮して同一メーカー、同ロットの電池をお勧めします。


一つ気になった点はトリプルで装着する際にうまくジョイントしてくれない。電池の被膜厚っぽい気がする。かなりシビアに整えて設置しないとうまく「カチッ!」といきませんでした。

まあ、トリプルはアマケ程度と捉えたほうがいいかと思います。あと質感も仕上げも非常にキレイですし、ボタンのクリック感やテンションも申し分なし。

 

N1 PRO MODの設定・操作方法


基本的には5クリックでLOCK/UNLOCKと決定ボタン。3クリックでMODE選択画面に入り、あとは上下ボタンで設定していく。リターン表示もあるので分かりやすい。



OUT MODE<レギュレーテッド(W)、バイパス、TC、カスタム(カーブ)、ステルス。


System<華氏摂氏、TCR、カーブ調整、リミッター、スリープ。


カーブモードは任意で3パターン記録できる。


縦がワッテージ。上限値が240Wなので30Wあたりの設定にすると振り幅が把握しにくい。横は秒数。10秒0.5秒幅で20箇所の調整可能。記憶は3パターン。

触ってれば自然と身につくインターフェースです。変なクセもない。温度管理はしていませんがカーブは普通に効きますね。やはりカラーだから小さくても見やすいのが利点。

 

FROGMAN TANK 2mlのスペックと特徴

なんでもこのN1 PRO KIT LITEというバージョンもございまして、そちらのFROGMANは26.5mm径で5ml入るそう。その代わりトリプルバッテリーカバーは入っていない仕様。ソッチがいいわ。


前述しましたが、特にコレといった特徴もないです。コイルがデカイので必然的にキャパも少なくなります。爆煙仕様で2mlは少なすぎる・・。


コイルはW8というクアッドコアの0.15Ωカンタルがインストールされてます。普通は0.4Ωのほうを付けておいて欲しい。


パラレル4つかな。「SMOOTH」を謳っているだけに爆煙でもフレーバー重視なのだとか。どう見てもそうは思えないのだが・・。ジュースホールも6箇所空いてる。


エアはガバガバ仕様だがコイルの数に合わせるとそうでもないです。BEST WATTAGEは60-80W。Cleito同様に30Wくらいじゃミスト出ません。

トップキャプはジョイント方式(チャイルドプルーフ)で押しながら取り外しするタイプ。エアフローは3箇所でドローはスムーズでした。変な笛鳴りも皆無。

では記事が長くなりすぎたので早速吸っていきます!

 

N1 PRO MODはピカイチ!FROGMAN TANKは出力に対して容量が少なすぎ


リキチャホールはガラススポイトが楽に入る大きさ。煩わしさもない。ただ少ししか入らないのですぐに空になるっていうのが難点。W2(0.4Ω)のシングルコアでも試しましたが同様にタンクキャパに悩む。


もし仮に万が一、N1 PRO MOD KITを購入したい方がおられましたら「LITE」をお勧めしたい。そちらは26.5mm径というおもしろさも有り、5ml入る。相当デカイと思うけど。

クリアロマイザー自体の作りも悪くないし機構もしっかりしているため、何かFROGMANならではの特徴があればVAPTIOさんも販促しやすいのにな。


味はなんというか普通。0.4Ωのほうが断然出ます。MODがデュアルだけにクラプトンにしてほしい。あとはコイルの入手ですね。公式通販だと5個入りで約2,700円。

例え日本で流通したとしても3,500円はするだろう。そういえばKIT自体の価格は約12,000円。現在はクリスマスキャンペーン中で約4,500円。

N1 PROは品質はあるが需要が問題。似たような値段と性能でもバカみたいに売れていくMODもありますからね。そこはやはりブランディングでしょうか。

だが、触ってみて「良いもの」ということだけは間違いない。前回のC-FLATとはえらい違い。


それでは皆さん、冬休みまでがんばりましょう!

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