こんにちは、ガリゲーです。本日は既にみなさんがテイスティングされてるかと思われるバクスリキッドラボの新作、「VEGAS (ベガス)」をレビューさせていただきます。
なんていうか初っ端から言いますが私はとても気に入りました。タバコ系リキッドがお好きな方にはぜひお勧めしたい逸品ですね。
これまでに「おまえ買えよ・・」っていうくらいベプログショップさんから提供をうけさせて頂いてますが、問題なく一番でした。※当然他のも美味しいですが。
とにかく全てに於いてありがとうございます。それでは始めます。
バーレータバコと桃のミックスという仕様
【商品詳細】
ブランド名: BaksLiquidLab.(バクス リキッド ラボ)
商品名: VEGAS(ベガス)
容量: 60 mL
主成分: 植物性グリセリン/プロピレングリコール/香料
ニコチン: 0 ㎎
生産国: 日本【味の説明】
独特なタバコ(バーレー)フレーバーに『桃』を加えたピーチタバコリキッド【価格】
2,500円(税込)
桃とバーレータバコ。人気のScrewBaccoのように苺とタバコもありますからフルーツとタバコは相性が良いのかもしれない。
バクスリキッドラボの前作「ELK」も苺タバコでした。そして今作であるVEGASは「桃」。はたしてフレーバーにどういった影響を及ぼすのか楽しみです。
他にバーレー葉タバコや灰の香料というのも新鮮な響き。よく耳にするバージニア葉は酸味や甘みを持ち、こちらのバーレー葉は甘みが少なくドライな味わいなのだとか。
灰の香料というのはどういったものかは分かりませんが、確かshirafu shirazu STOUTにも含まれてませんでしたっけ。とにかく味わうのが楽しみでしょうがありません。
それではGalaxies RDTA 28g 1.1Ω 17Wあたりでいただきます。ありがとうございます。
VEGASとは匠の業を体験するリキッドである
まず、吸い込むと同時に乾いたヤニ感とその奥からやってくる桃の芯。そして口に余すことなく取り込んで吐き出きだせば、燻された煙が現れた。
糖蜜というか確かに桃の甘みが見え隠れするのだが舌を絡め取るのは灰に似た乾いた煙。そう、ミストではなく「煙」だ。
そしてチェーンをするごとにその表情はタバコと桃をすり替えてくる。なんとも、こちらの力量をまるで嘲笑うかのようにフレーバーのもののけが悪戯してくるではないか。
タバコフレーバーと一概にいっても色々ある中、このVEGASの持つ海練のようなバーレータバコは今までに味わったことがなく、なんとも形容し難い。
例えるならタバコというより原子。太古から普遍的な自然の摂理に抗わないソウルとでもいおうか。それは時に優しく時に無表情な荒神。
客観的に視れば桃とタバコが高次元でミックスされており、万人受けはしやすい。非常に吸いやすい類だとも思われる。個人的にはELKのようなエグさは感じられなかった。
しかし、それは何も感じずに吸えばの話だ。
出来るならば少しだけ目を閉じて舌に全神経を集中させてほしい。するとトリップするかのように床が抜けて足がすくわれるだろう。もちろん床下の先は桃源郷である。
言っておくが私は決してラリってはいないしシラフだ。正直にVEGASの体験を文字に起こしているだけである。
もちろん、感じ方やセッティングは人それぞれなので私の言ってることはおそらく稚拙だろう。ただし、現実としてこの私が「VEGASの上手さ」を感じ取れたことには幸せを感じる。
全くもって味の説明でもレビューでもないメンヘラの独り言だと思っていただいて結構。ただ、この味を表現する言葉は容易ではない。
いったいどうやってこんなリキッドが作れるのか・・・
少し調べたところ、バリキラボの中の方はTwitter上ではとてもトリッキーな印象をうけます。まともにツイートを読んでるとリキッドの購買意欲も失せるとかなんとか・・。
そういった人となりは私は気にしない。最終的に作るもので十分推し量れるからだ。吸えば理解できる。
とてもVAPEに愛情やリスペクトがあり、己に信を持ち、且つ研鑽を惜しまない方だと想う。そんな方はそうそう居るものではないし、このVEGASを生んでくれたことに私は只々感謝したい。
VAPEは人が作るものだということを改めて感じさせられた。まだ続けられそうだ。