安くて良いVAPEを探求しづけることに余念がない男。そう、やりくりキッツー!のガリゲーです、こんにちは。
夏も終盤に差し掛かろうとしている季節。だが今が本番の如くお天道様はその熱視線を背けるそぶりもみせないではありませんか。リキッドに優しい秋が早く来て欲しいと願う今日この頃。
はい、そんな中私はOUMIER WASP NANO RDTA(リビルダブル・ドリッピング・タンク・アトイマイザー・長ッ!)を買いました。※安いから
WASP NANOは今年の春くらいから出てましたよね。もちろん謳い文句は「安くて美味い!」。割と底辺でウケてた印象があるのでご存知でない方もみえると思います。
本日はそのRDTA版バージョンの私的レビュー。RDTAはいちいちリキチャする手間が大いに省けるタイプだから好き。
前作もスコンカー(BF)対応だったのでRDAでもそんなに苦労は無かったと思う。しかし今回のブツはBF持ってない方でもWASP NANOを有意義に堪能できる作りとなっています。
結論から言います・・「買って良かった」。
BF対応RDTAのまとめはコチラ↓
WASP NANO RDTAって何なの?
WASP NANO MINI RDAは以前から気になってたんです。NANOとMINIって一緒じゃん!みたいな。所謂、底のタンクが無いヤツね。背も低くてシングル、そしてボトムフィーダー対応だったらRDAでも使い勝手は良い。
だけど、このRDTAはさらに「使い勝手が良い」と思いますの。
製作メーカーOUMIERはよく知りません。About Usは一応読みましたけど、中華ってことくらいと健康に気を使ってる!としか書いていませんでした。WASP(スズメバチ)で人気が出た感あり。
購入は3AVAPEで約2,500円くらい。今月中旬くらい出たばっかです。現時点、日本ではまだ販売してないかな。
WASP NANO RDTAの中身を開けてみます
スンゲー小さい箱。さすがNANO。オーソドックスな22mmということは聞いていたが・・・。
ダーンッ!
アトマイザーとクリアガラスのスペアが目に飛び込む。心配せずとも、ちゃんと下敷きの中には付属品が入ってます。
黄色・・あまり好きではないカラーですが、いつもステンかブラックばかりなので正直飽きました。もっとこう、明るさが欲しいと思った次第。ですので今回はWASP(スズメバチ)らしく黄色を選択。中も僅かに見えるしね。
ウルテム(耐熱樹脂)なんですかね。素材は明記してなかったから断定はできないですがたぶんウルテムかと。ブラックはたぶんデルリンで唯一中が見えない。
写真には無いですが半切れのコットンも付属しています。撮影前に我慢できなくてコイルとコットンを使っちゃったの。
コットンは普通のオーガニックで、コイルはフラットタイプの0.5オームクラプトンが1個。ちなみに色によってはクリアガラスのみの場合あり。たしかブラック。タンク容量は公式では2mlらしい。
今思えばホワイトも良いな・・。ホワイトが一番安いんですよ。
手に持つと非常に小さい。タンク有りでこれだけ小さいとi stick picoに載せても違和感ありません。22mmね。高さは約3cm。そして気になるであろうドリップチップは・・・
なんと!通常の510が装着可能。でもOリングが1個だとスカスカかな。2個だとガッチリハマります。でも無くても何故か吸いやすい部類に入る。よくあるハーフインチなんかよりも吸いやすい。
外見同様に内側も絞られてる。全体的な加工はキレイですよ。これから使っていくうちに変形しないか心配ではありますけど。
裏はこうです。ハチのみ。シリアルとかは無し。このくらいの安さでクローンなんてありえません。ポジピンの出具合はどうでもいいです。ちなみにデッキ固定。
WASP NANO RDTAのデッキを見てみましょう
一見、前作のRDAとほぼ変わらない構造をしています。シングルコイル前提でサイドエアフロー。両サイドが壁のようになってますからミスト圧縮には長けているとみた。でも・・なんかシルバーのポールが立ってる・・
なるほど!ってことでもないのかもしれないけど、このポールをスライドさせるとジュースホールが閉じます。え?何故?と焦りましたが、たぶん適当に挿入したコットンを纏める役割なのかな。
それかRDTAなのでリキチャ時にコットンに隙間を作るとか?どちらにせよこの機能のおかげで
リキチャしやすい!リーク防止!RDAでも使える!
みたい。特にリーク(漏れ)防止にはかなり役立つ。試しにタンク満タンで180度寝かせても漏れなかったです。※コットンワークによる。そしてリキチャもしやすい!やぱ公式でも謳ってた。
コレは使い勝手が非常によろしい!
だが、パッキンが安っぽいし、外れやすいので注意が必要。でもFodiクソ2よりは全然マシレベル。
レッツビルド!特に何も考えずやってみた
最近は極力付属のコットンとコイルを使うように努力しています。何故って?ゴミが溜まるから。すぐに捨てる勇気もないし貧乏性なので「とりあえずとっておくことが多い」。でも結局使わないから断捨離ってヤツ。
メーカー推しに敢えて乗ってみるのもアリかと。少なからず自分らよりはテイスティングに時間かけてるだろうからね。まさかトリッカー向けってことは無さそうだし。
最近コレばっかだな。フラットで3本を合わせたもの。通常のクラプトンよりスピットバックが起こり難いが個人的には「味が出難い」と感じる。付属のものは焼き入れで0,5Ωでした。
ビルドは見た目でご理解いただけると存じますが「非常に楽チン」。ただ両サイドのネジ留に距離があるので割りと長巻が強要されます。単線なら24Gがやり易いかも。
テキトーにコットンをブッ込んでシャキーンと閉める。リキチャの際にはジュースホールをレバーで戻して隙間を作る。
やり易ッ!
しかもね、タンクの底も浅いから(2mlなのか?)コットン足を長くする必要が無いの。だからそこそこ供給が良い→すぐ無くなる→レバーギミックでリキチャが楽しい。結果使い勝手が非常に良い楽しいアトマイザーですよ、こりゃ。
うん、ところでエアフローと味の出方はどうかね?
こんくらいの対角サイドホール。※もっと小さくてもよい・・
前作を堪能していた方はご存知でしょうが、コレが最絞りギリです。これ以上絞るとトップキャップ側のホールがポストの壁から外れます。つまり全閉にできない。
でも結果、コレで心地よいMTLドローにはなります。半分で速効爆煙。全開だとよほどの肺活量でないと無理。幅が結構あるからかえって飽きがこない。
付属コットンが割りとコットン臭がしたのでマイブームのクレドポーに変えてみました。リキッドはこれまたコスパが良い「ANNNA&JANE」
ドリチは低いほうがバランスは良いけど、やっぱ黄色はMODを選びますな・・。ホワイトにしておけば・・いや多少汚れても目立たない黄色が無難でいい!
そしてサイドエアフローが非常にスムーズでして、コイル位置を若干上げたほうが濃くなるかな~程度。
スンゲー美味くはないが、使い勝手が最高!
これでお察しください。
ほどよいタンク容量でながらベイペンが可能。漏れない、ジュずらない、供給良い(コットン足は底漬けしなくてもOK)。コレだけでも私の中ではココ最近の中で一番のRDAである。
味は濃いリキッドでなんとでもなる。要は使い勝手が肝。そういう点に重きを置いてるVAPERならお手ごろ価格だし、前作仕様のようなBF持ってない方にはウケるかと思います。
個人的には非常に気に入ったRDTA。